目次
大切な服に、食べ物のシミがついてしまった!
大切にしている服に、うっかり食べ物のシミがついてしまった!服が真っ白だったり、普段着用しないような高いもの、お気に入りのものだと、つい焦って対処しがちになってしまいます。
食べ物のシミは、焦って対処すると悪化してしまう可能性があります。ついやってしまいがちな、NGな対処方法を把握しておきましょう。
服についた食べ物のシミを悪化してしまう絶対NG行為
服についた食べ物のシミを悪化させてしまう、NGな行動は以下の通りです。
1.強くこする
汚れができている個所を強くこすると、汚れが落ちにくくなってしまいます。
- 服の深部まで汚れが入り込んで、落ちにくくなってしまう
- 衣類にダメージが加わり、毛羽立ちなどの消えない痕跡が残ってしまう
衣類は、局所的な強い圧力に弱く、毛羽立ちなどが発生してしまうと元通りにならない可能性があるので要注意!爪先や指先で強く摩擦するような対処方法は、絶対に取らないようにしましょう。
2.おしぼりで汚れを拭く
おしぼりの水分は純粋な水だと思っている人が多くいますが、実はそうではありません。おしぼりは、塩素系漂白剤を含んでいます。そのため、服についた食べもの汚れの応急処置に使用するのは不向きなアイテムなのです。
- 洋服の色落ち
- 素材によっては、毛羽立ちなどのダメージを負う
上記のような変化が服に起きてしまうと、先ほどと同じように服に消えない痕跡を残してしまいます。デリケートな素材でできている服や、色落ちする可能性のある服は、食べ物汚れが付着したらおしぼりで応急処置を行うのはNG!
3.そのまま放置する
食べもの汚れが服に付着してしまっているにも関わらず、「洗えば落ちるだろう」と思い込んでしまいそのまま放置してしまうのはよくありません。
- 汚れが服に定着し、落ちなくなる
- うっすらと食べもの汚れの跡が残る
食べ物のシミは、応急処置を行わなければ消えないシミを作ってしまいます。そのまま放置してしまうと、汚れが全く落ちなくなってしまうこともあるので、応急処置はできるだけ早めに行ってください。
4.シミめがけて応急処置を行う
食べものでできた服のシミは、外側から対処していくのが鉄則!シミの中央にいきなりアタックしてしまうと、食べもの汚れが汚れていない部分にも広がってしまいます。
広がった部分の汚れに対処するると、また汚れが広がってしまう。というのを繰り返し、結果として汚れの面積が大きくなってしまう恐れがあります。
服についた食べ物のシミへの正しい対処法
服についた食べ物のシミへの、正しい応急処理の仕方をまとめました。
- 服の裏に、ティッシュやハンカチなどの柔らくて水分を吸収する素材を置く
- 湿らせたティッシュなど、汚れてもよく捨てられるものを用意する
- 汚れの外周を優しくトントンと押さえ、汚れを服の下に敷いた素材に移していく
汚れの中央は、最後に押さえるようにして、外側から汚れを除去していきましょう。あくまでも応急処置でしかないので、帰宅後は速やかに洗濯しましょう。洗濯できない素材のものは、できるだけ早くクリーニングに出してくださいね。
まとめ
服に食べ物のシミができてしまったときは、できるだけ早く正しい応急処置を行いましょう。間違った方法で汚れにアタックしてしまうと、服にシミを残してしまうかもしれません。