割れてしまった卵、いつまで食べられる?冷蔵庫で保存した場合の賞味期限や食べるべき目安とは

白い台の上に置かれた複数の生卵

卵は、非常にデリケートな食材です。ちょっとした衝撃で殻にひびが入ってしまい、割れてしまったという経験をしたことがある人も、多いのではないでしょうか?卵は殻にひびが入ってしまったり、割れてしまった場合はどのような方法で冷蔵保存すべきなのかをまとめました。ひびが入った卵や割れた卵の賞味期限についても、紹介しています。

卵が割れてしまった!どうすべき?

生卵

卵は、非常にデリケートな食材です。ちょっとした衝撃で殻にひびが入ったり、割れてしまうことがあります。買い物帰りのちょっとした衝撃などで卵が割れてしまったら、どうすべきなのでしょうか?

割れてしまった卵の保存方法と、賞味期限の目安についてまとめました。

割れてしまった卵の保存方法と賞味期限の目安

殻の中に入っている卵

割れてしまった卵の保存方法と、賞味期限の目安は以下のようになります。

割れた卵の保存方法

割れた卵は、冷蔵保存必須です。冷蔵保存する場合の保存方法は、以下のようになります。

  • 卵の殻にひびが入っている場合…卵の卵白が漏れ出さないよう、パックなどに入れて慎重に保存
  • 完全に割れている場合…別の器に卵を割り入れ、ラップをかけて保存

卵になんらかの致命的なダメージが加わってしまうと、正しい方法で保存していたとしても卵がすぐに劣化してしまうことがあります。ただし保存方法を厳守したとしても、長期保存はできない状態になっているので、そのことは知っておきましょう。

割れた卵の賞味期限の目安

割れた卵を冷蔵庫で保存した場合の、賞味期限の目安は非常に短いです。

  • 卵の殻にひびが入っている場合…2~3日が限界
  • 完全に割れている場合…1日程度

卵は殻が割れて空気に触れてしまうと、急速に劣化が進みます。殻にひびが入っているものは、数日内に消費しきるのがベスト!割れてしまった卵には、殻に付着しているサルモネラ菌が混入してしまう恐れがあるので、できるのであれば割れたその日に消費しましょう。

また、割れてしまった卵を生のまま食べるのは非常に危険です。空気中の細菌が入り込んでしまう可能性が高いため、生の状態では殺菌できず食中毒を起こすリスクが高まってしまいます。

食べられなくなっている卵の特徴とは

キッチンでバツ印を作る女性

食べられなくなっている卵は、以下のような特徴がみられます。

  • 白身がサラサラになっている
  • 白身が変色している
  • 黄身が崩れている
  • 異臭がする
  • 乾燥して、表面が固くなってきているなど

本来であれば見ることがない卵の変化は、劣化サインであることが大半です。本能的に「いつもと違うかも」と思った段階で、割れた卵を使うのはやめましょう。ひび割れただけだからと数日冷蔵保存していた卵であっても、劣化する可能性は十分ありますよ。

卵の賞味期限はあくまでも目安なので、殻にひびが入った段階でその日の一番早い食事で火を通して食べるのがおすすめです。

まとめ

卵はデリケートであり、食中毒を起こしやす食材なので、殻のひびが入ったり割れてしまったものはできるだけ早く消費しましょう。卵が割れてしまった卵の保存方法などもチェックして、適切な方法で卵をおいしく消費してくださね。

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