食べてはいけない『みそ』3選!賞味期限切れでも大丈夫?腐っているサインとは?

樽の中の味噌

みそは腐らないという話を聞いたことがあるかもしれませんが、絶対にどんなみそも腐らないというわけではありません。みそが劣化して食べられなくなっているときのサインを、知っておきましょう。食べられない状態のみそを見極めることで、食中毒を遠ざけることができます。みその正しい保存方法も身に着け、長くみそを使いましょう!

みその賞味期限が切れている!食べても大丈夫?

基本の調味料 味噌

ふと気が付いたら、みその賞味期限が切れている!発酵食品のみそは、賞味期限が切れても食べられるのでしょうか?

  • 純粋なみそ…賞味期限が切れても、腐らないので食べられる
  • だし入り、減塩などの加工を施したみそ…腐る可能性がある

まずは、みその種類を確認しましょう。みその状態をチェックし、食べられるかを見極める必要があります。

食べてはいけない『みそ』3選!腐っているサインとは?

禁止する主婦 女性

食べるべきではないみその特徴は、以下のものがあげられます。

1.黒カビが生えている

みそは、カビが生えても周囲をくり取ったら食べられるという話があります。これは事実ですが、黒っぽいカビは当てはまりません。黒カビは毒素を出す、非常に質の悪いカビです。周囲をくりぬいても、カビの根がみその深部まで張り巡らされている可能性があります。

黒カビが生えてしまったみそは、食べずに破棄するのが無難です。少し舐めて味に異常がないと、もったいないと思うかもしれません。しかし、そのまま食べてしまうと食中毒を招く原因につながります。

2.いつものみそと、異なる味がする

みそといえば、口の中がいつも食べている慣れ親しんだみその味を思い出すものです。認識しているみその味と異なる味がするみそは、劣化が進んでいます。

  • 酸味がする
  • 渋みが強い

舌がピリピリするといった症状も、劣化したみそを口に入れたときに感じられる変化の一種です。味だけでなく、舌にみそを乗せたときの感触にも注意を払いましょう。

3.異臭がしている

みそには、独特の香りがついています。みその香りとは明らかに異なるニオイがするときは、劣化している可能性が高いので注意しましょう。

  • アルコールやシンナーのような臭い
  • 腐敗した食品の、つんとした異臭
  • 納豆にような臭いに変化する

異臭はみそを食べる前に察知できる、非常にわかりやすい変化です。腐ったものを食べてしまわないためにも、みそを使う前に臭いに変化がないか確かめる習慣を持つのがおすすめです。

みその正しい保存方法

2種類の味噌

みその正しい保存方法は、以下の通りです。

  • 開封後のみその表面に、できるだけ空気が入らないようにぴったりとラップを張り付ける
  • 冷蔵庫で保存する…すぐに使いきれない場合は、冷凍保存可能

開封前のみそであれば、常温保存可能です。とはいっても、涼しくて湿度が高くない場所を選んで保存する必要があります。使い切れないみそは、早めに冷凍保存するのがおすすめです。みそはカチコチに凍ることはないので、冷凍してもすぐに使用できますよ。

酸素に触れることで、みそは劣化しやすくなります。劣化を防ぐためにも、表面が空気に触れないようラップをぴっちり張り付けて保存するのがおすすめです。

まとめ

みそは、劣化しにくい食材です。しかし、絶対に劣化しないというわけではないので、劣化サインが把握しておきましょう。

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