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二度寝が良くないと言われる3つの理由
二度寝をすると、体にどのような影響が出るのでしょうか。
1．体内時計が乱れる
二度寝をすることで体内時計が乱れると、寝付きが悪くなり余計に朝起きるのが辛くなります。体内時計のリズムが乱れてしまうと、日中に眠気やだるさが続いたり、体に不調が現れる可能性も。
歳を重ねるごとに健康状態に影響を及ぼすので、早いうちから体内時計をリセットすることが必要です。
2．太りやすくなる
二度寝をすることで体内時計が狂い、それによって自律神経にも影響が出てしまいます。その結果、基礎代謝の低下や消化不良など太る原因となる症状が現れるのです。慢性化すると太りやすい体質になってしまうため、注意が必要です。
また、代謝が落ちると肌艶も悪くなってしまうので、老化にも繋がってしまいます。美容やダイエットに影響が出てしまうので、二度寝は控えた方がよさそうです。
3．ストレスになる
二度寝をしてしまうと、起きた時に体がだるかったり、二度寝をしてしまった自己嫌悪に陥ることはありませんか？体を休める為の睡眠で逆に疲れてしまい、心身共にストレスを感じやすくなってしまいます。
二度寝は習慣化しやすいので、仕事や約束事に影響が出てしまうと困りますよね。朝起きられなくなることで、寝る前に「起きられるだろうか」という不安を抱えてしまい、かえって眠れなくなってしまうこともあります。
その結果、就寝前や起床後に精神的なストレスを感じるようになるのです。
なぜ二度寝してしまうのか
二度寝してしまう原因は、睡眠不足やストレスが関係しています。適切な睡眠時間は人によって異なっており、日本人の睡眠時間は平均で約7.5時間と言われています。人によってこれより多かったり少なかったり違いがあるので、自身に合った睡眠時間をとるようにしましょう。
不足した睡眠時間は「睡眠負債」として蓄積していきます。睡眠負債を解消するためには、個人に合った睡眠時間をキッチリ守ることで解消することができるのです。
人間は寝だめが出来ないので、1日の睡眠で負債を無くすことはできません。生活リズムを整えてしっかりと睡眠時間を確保することで、二度寝をしなくても起きられるようになります。
二度寝をしないようにするコツ
二度寝の主な原因は睡眠不足です。二度寝をしないようにするには、睡眠時間と睡眠環境を整える必要があります。
短時間の「二度寝」をする
実は、同じ二度寝でも20分程度の短時間であれば、目覚めを良くする「コチゾール」が分泌されてスッキリ目覚めることができます。
その際、深い眠りに入ってしまわないようにカーテンや電気を付けて明るくしておきましょう。自動でカーテンを開閉できる商品も販売されているので、目覚ましとあわせて使用すると効果的です。
昼寝を取り入れる
睡眠時間が減ってしまうと、どうしても日中眠気に襲われてしまいますよね。そんなときは「昼寝」が効果的です。昼食後に10～20分程度、軽く昼寝をすることでスッキリと活動できるようになります。
しかし、長時間熟睡してしまうと逆にだるくなったり夜の寝付きが悪くなったりするので、短時間で済ますようにしましょう。また、横になってしまうと深い眠りに入ってしまうので、椅子に座ったり机に突っ伏した状態で仮眠をとるようにすると寝すぎ防止になります。
「起床・就寝」の時間を一定にする
体内リズムを一定にするには、寝る時間と起きる時間を一定にすることが効果的です。休日だからと夜更かしや昼間で寝てしまうといった不規則な睡眠時間はリズムを乱します。
平日も休日も変わらない時間に起床・就寝をすることで体内リズムを整えることができます。どうしても一定にするのが難しい場合は、起床時間だけでも一定にするようにしましょう。
就寝前の行動を見直す
寝る前の行動は、睡眠の質に大きく関わります。
- テレビやスマホを見る
- 飲酒や喫煙
- 42℃以上の熱いお風呂に入る
- カフェインを摂取する
- 寝る直前の食事や運動
- 明るすぎる室内
これらの行動は睡眠の質を下げ、寝起きを悪くする行動なのでやらないようにしましょう。
寝間着や寝具を変えるのも、質の良い睡眠に繋がります。眠る環境を整え、睡眠の質を高めるようにすると二度寝をする必要がなくなります。
最後に
朝の二度寝は気持ちいいですが、それによってさまざまなデメリットがあることがわかりました。
二度寝をするなら20分までの短い時間にすればOK。しかし、二度寝しないで済むように日頃から質の高い睡眠をとれるように環境を整えることが大切です。二度寝は繰り返しやすく、習慣化することで健康状態にも影響を及ぼします。
生活リズムを整えて、健康に過ごしましょう！
