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カラスは人間と敵対しているのか
カラスは非常に頭がよくて、賢い鳥として知られています。賢いからこそ危機管理能力が優れているため、危害を加える可能性がある対象には攻撃的になる一面も併せ持っているのです。
しかし、カラスは人間だけを敵対しているわけではありません。カラスが人間を攻撃する理由を知り、過度にカラスを刺激しないよう注意しましょう。
カラスが人を攻撃する「4つの理由」
カラスが人を攻撃する理由は、以下のものが考えられます。
1.カラスの巣に近付いたため
カラスの巣は、基本的に周囲を見渡せるよう電柱の上などの高い場所につくられることが多いです。しかし、人が居住する近くに巣をつくることもあります。巣を荒らすつもりはなかったとしても、ついうっかり巣に近付いてしまうと、巣を守ろうとカラスが攻撃してくるので要注意!
- せっかく作った巣を破壊されないため
- ひなや卵を守るため
上記の理由で、巣に近付くものに攻撃してきます。人間でなくても、巣に近付くものは容赦ありません。
2.昔カラスをいじめたことがあるため
カラスは非常に記憶する能力に長けており、嫌なことをされたりいじめてきた人間を何年もしっかりと覚えています。
- 石などものを投げられた
- 巣を壊された・ひなを駆除された
- 大きな音を立てて追い払われ続けた
- 執拗に追いかけられたなど
面白半分でカラスを追いかけたりいじめてしまうと、後々カラスから逆襲されてしまうかもしれません。カラスからの被害に遭っているときは、自分だけでなんとかしようとせず、専門業者に駆除を依頼するのはおすすめです。
3.繁殖期で神経がピリピリしているため
動物は繁殖期に入ると、子どもを守るため神経が研ぎ澄まされます。これはカラスに限ったことではないので、知っておいて損はありません。
カラスの繁殖期は2~8月で、カラスが繁殖可能になるのは3~4年の年月が必要になります。比較的時間がかかるので、ひなを必死に守ろうとするのです。
4.光っているものを身に着けているため
カラスは光っていたり光沢があるものが好きなのは、有名な話です。巣に持ち帰って巣の一部にしようと、人間が身に着けている光物に手を出してしまうこともあります。
これは人間を攻撃しようと思っているのではなく、光物を収集しようとしている行為です。カラスがいる場所では、光物や光沢があるものを身に着けないのが無難といえます。
カラスを見つけたときに心がけるべきこと
カラスを見つけたときに心がけるべきことは、以下の通りです。
- むやみに刺激しない…面白半分でいじめたり、追いかけたりしない
- 光物を身に着けない…カラスは光沢があるものを収集したがる
- 巣の駆除、カラスの駆除は、専門業者に任せる
カラスは非常に頭がいい生き物なので、下手に手出しすると敵だと認識されて攻撃され続けてしまいます。そうならないためにも、カラスの駆除は専門業者に依頼したほうが確実で被害を最小限にとどめられる可能性が高いのです。
まとめ
カラスは、とても頭がいい鳥類です。むやみに刺激せず、駆除したいと思っているときは専門業者に駆除依頼をしましょう。