「すぐに騙せそうな人」の特徴5選!詐欺などに遭わないための対策は?

スマホを見て動揺する女性

最近、日本国内でもさまざまな詐欺が横行しています。近年はネット犯罪が広まっているため、特に注意が必要です。そんな犯罪を行う詐欺師たちは、日頃から「騙せそうな人」を探しています。騙されないためには、騙せそうだと思わせないことを意識しましょう。

詐欺師は日頃から「騙せそうな人」を探している

仮面とビジネスマン

街中を歩いていると、アンケート調査や営業など、さまざまな人から声をかけられることはありませんか。このような人たちは「話しかけやすそう」「話を聞いてくれそう」と印象を受ける人を狙って声をかけています。

そして、このように印象を抱かれる人は、詐欺などの犯罪を行為をする人から見ても「騙せそうな人」という印象を与えてしまう恐れがあるので要注意です。

詐欺師は日頃から「騙せそうな人」をさまざまな角度から探しています。近年、巧妙化している詐欺犯罪の被害に遭わないためにも、普段から意識的に対策を行いましょう。

あなたは大丈夫?「すぐに騙せそうな人」の特徴5選

では、どのような人が「すぐに騙せそう」と思われてしまうのでしょうか。ここでは詐欺などを働く人から見て「すぐに騙せそう」と思われてしまう人の特徴を紹介します。当てはまる特徴が1つでもある人は要注意です。

1.人の言葉に流されがち

素直な人や自分の意志が弱い人は、つい人の言葉を鵜呑みにしてしまい、流されがちです。「こうなんだよ」と言われた言葉を自分で調べることもせず、「そうなんだ!」と受け入れてしまう姿勢を見て、「騙されそうだな」と思われてしまいます。

詐欺を働く犯罪者は、上手い口運びで詐欺犯罪へと巻き込んでいきます。人の言葉に流されがちな人は、こうした口車に乗せられてしまい、お金を搾取されてしまう可能性があるので注意しましょう。

2.虚栄心や自己承認欲求が強い

虚栄心や自己承認欲求が人よりも強いと自覚がある場合も注意しましょう。

虚栄心や自己承認欲求が強い人は、営業を受けている時なども持ち上げられたり褒められたりすることで、気分が良くなり、つい相手のことを信用しがちです。詐欺においても、相手を煽てて犯罪に乗せる手口は昔から絶えることなく続いています。

これらは人間の虚栄心や自己承認欲求を満たすという心理をついた巧妙な手口です。嬉しいことを言われてもすぐに信用せず、「お世辞かも」「上手いこと言うな」と話半分で聞くようにしましょう。

3.詐欺などに関する情報に無頓着

近年、巧妙な手口や新しい手口での詐欺被害が多発しています。こうした詐欺などの犯罪に関する情報を自ら収集しようとせず、無知でいることは、詐欺犯罪に加担している相手にとって「騙しやすそう」という印象を与えてしまいます。

情報や知識を持っていないということは、防衛のための対策を立てられないことを示しています。「この人は対策をとっていないから引っかかるだろう」と思わせてしまい、実際、知識がないために詐欺に遭っていることに気付けず被害を受けてしまう人が後を絶ちません。

4.気が弱く嫌なことにハッキリと断れない

営業や街頭アンケート調査など、声をかけられるとハッキリと断れないという人は、その姿をどこかで詐欺師に見られているかもしれません。

気が弱く、嫌なことを「嫌」「結構です」と断れないと、ズルズルと詐欺などの犯罪に巻き込まれてしまい、気付けば多額を支払っていた…なんてことになりかねません。

日頃から嫌なことはハッキリと断れるよう、気持ちを強く持つことを心がけてください。自分だけでなく、家族を守るためでもあると考えると、心持ちが強くなるでしょう。

5.誰にでもいい顔をしたがる八方美人

「嫌われたくない」「嫌な印象を抱かれたくない」と考える人は多くいます。誰にでもいい顔をしたがる八方美人タイプの人も、人が良いために犯罪の被害者になりやすいタイプです。

「ハッキリ断ると怒らせてしまうかも」「嫌な印象を与えたくないから、とりあえず受けてみようかな」など、軽い気持ちで口車に乗ってしまうと、あっという間に「騙せそう」という印象を与えてしまうので注意しましょう。

詐欺などに遭わないために普段からできる対策は?

訪問販売

詐欺などに遭わないためには、普段から詐欺に対する心構えをしっかりと持つことが大切です。しつこい勧誘など、嫌なことはハッキリと「NO」と突きつけたり、曖昧な態度を取らないようにすることを意識してください。

また、自分の考えを明確に持つことも詐欺被害に遭わないための予防策として効果的です。

買い物1つであっても「これは欲しい。でもこちらは必要ない」とハッキリ自分の中で明確化しておくことで、不必要なものに手を出さずに済みます。これは詐欺対策においても同じことが言えるでしょう。

他にも、近年はネット犯罪が増加していることから、クレジットカード記録などを媒体に保存したままにしない、セキュリティーを強化する、個人情報を無闇にネット上にあげない、IDやパスワードを複雑化、または二重化するなど、基本的なネット詐欺対策を実行しましょう。

詐欺師に目をつけられないよう日頃から意識して

いかがでしたか。詐欺師はあらゆるところから人々を監視しています。最近では、ネット情報から個人情報を盗み取るという巧妙な手口も横行しているため、あらゆる面で対策を取らなければいけません。

詐欺師に目をつけられないよう、現実でもネット上でも日頃から意識的に対策を行い、隙を与える油断を見せないようにしましょう。

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