トイレの暖房便座、1日つけっぱなしで電気代はどれくらい?節約する方法は?

洋式トイレ

トイレの「暖房便座」機能は、寒い冬に嬉しい機能です。しかし、トイレの暖房便座をつけっぱなしにしていると、電気代が気になる人も多いはず…。トイレの暖房便座を1日つけっぱなしにしていると、どのくらい電気代がかかっているのでしょうか。

冬場に嬉しいトイレの暖房便座機能…つけっぱなしで大丈夫?

観葉植物のあるトイレ

寒い冬場には、トイレの便座が冷たくなりがち…。座るたびにヒヤッとする感覚は、思わずビックリしてしまう人も多いでしょう。しかし、そんな時に嬉しい機能が「暖房便座」です。自動でトイレの便座を暖めてくれるため、冬場の嫌な冷たさをお尻に感じずに済みます。

しかし、トイレの暖房便座機能は、使用している最中に電気代が継続的に発生している状態です。今までは特に気にしていなかったという人も「どのくらい電気代がかかっているのだろう」と気になりますよね。

実際、ある調査結果によると、トイレの暖房便座機能をつけっぱなしにしているという人は過半数以上います。冬場に1日中つけっぱなしにしていると、どのくらい電気代がかかっているのでしょう。

トイレの暖房便座を1日つけっぱなしにすると電気代は?

洋式トイレ

トイレの暖房便座を1日つけっぱなしにした場合の電気代を計算するには、消費電力量が必要です。トイレの暖房便座の年間消費電力量は、平均で160kWhとされています。これに電力料金目安単価をかけると電気代を求めることができます。

したがって、トイレの暖房便座を1日中つけっぱなしにした場合の年間電気代は、「160kWh×27円/kWh(電力料金目安)=4,320円」です。1ヶ月でかかる電気代は360円、1日にかかる電気代は12円ほどとなります。

この電気代価格を見て、高いか安いか人によって捉え方が異なると思います。ただし、1日のトイレ回数が少ないご家庭であればあるほど、電気代が無駄になっていることは事実です。

暖房便座にかかる電気代を少しでも節約する方法4つ

冬場は暖房便座を有効に使いたいという方が多いでしょう。しかし、電気代が高騰している中、つけっぱなしにしていると暖房便座機能にかかる電気代が気になりますよね。そこで、ここでは暖房便座にかかる電気代を少しでも節約する方法を紹介します。

1.トイレを使わない時はOFFにする

暖房便座にかかる電気代を少しでも減らしたいという方は、トイレを使わない時に暖房便座機能をOFFにすることで、無駄に電気代がかからずに済みます。

また、最新のトイレの中には、人が使用する時間帯を学習し、自動的に頻繁に使う時間帯になるとONにしてくれる優秀な機能を搭載しているものもあるようです。

すでにトイレが古くなっている、不調を来たすことが増えているという場合は、新しいモデルへの買い替えを検討しても良いでしょう。

2.タイマー機能がある場合は時間帯によってOFFに設定

お使いのトイレにタイマー機能がある場合は、よく使う時間帯のみONに設定しておくことで、外出中は暖房便座にかかる電気代を節約することができます。

寒さを感じやすい早朝や、気温が下がり便座が冷たくなりやすい夕方〜就寝前までの時間帯だけ、暖房機能をつけておくことで、快適に使用しながら節約することができるでしょう。

3.設定温度を「弱」設定にする

意外と見落としがちな機能に、暖房便座の温度設定機能があります。多くの場合、「弱」「中」「強」などに分かれており、使う消費電力量が多い「強」は電気代がより高くかかりやすくなります。

そのため、あらかじめ「弱」に設定しておくことで、ヒヤッとする感覚を多少拭いながらも省エネにつなげることができます。温度を設定できる機能が搭載されている方は、ぜひ確認してみましょう。

4.使わない時は便座のフタを閉める

在宅している時間が多く、家族の人数が多いために使用頻度も高いという場合は、1日中付けっ放しにしていないと不快な冷たさを感じてしまう…というご家庭も多いでしょう。

その場合は、使わない時に必ず便座のフタを閉めるよう意識してください。便座のフタを閉めることで、暖房便座機能によって暖まった熱をそのまま便座にある程度溜めておくことができるため、余分な電力を消費せずに済みます。

使用時に新たに電力を消費する必要が減るため、多少は暖房便座にかかる電気代の節約につながるでしょう。

暖房便座は生活スタイルに合った節約方法を!

いかがでしたか。暖房便座は寒い冬に便利な機能ですが、つけっぱなしにしていると電気代がかかってしまいます。ご家庭の生活スタイルに合った節約方法を実践し、快適に、しかし少しでも節約できるよう努力してみましょう。

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