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木綿豆腐と絹ごし豆腐、なにが違うの?
豆腐といえば、主に種類が二つあります。
- 木綿豆腐
- 絹ごし豆腐
食感が少し異なるのは分かるけれど、どれぞれ具体的にどのような違いがあるのかは把握していないという人は少なくありません。双方の違いを正しく把握し、料理の内容によって使い分けましょう。
「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」の違いを解説
木綿豆腐と絹ごし豆腐の具体的な違いは、以下の通りです。おすすめ調理方法も、併せてチェックしておきましょう。
豆腐を作る材料
豆腐を作る材料は、木綿豆腐と絹ごし豆腐双方ともに同じです。
- 豆乳
- 凝固剤
- 豆腐を固める型
- 木綿豆腐のみ、木綿の布
木綿の布を使う以外は、使うものは全く同じ!味はよく似ているのに食感が異なる理由は、木綿豆腐と絹ごし豆腐の作り方の違いが大きなポイントなのです。
木綿豆腐の作り方
木綿豆腐の作り方は、以下の通りです。
- 豆乳の中に凝固剤を入れて固める
- 固まった豆腐を崩し、木綿の布を敷いた型に敷き詰め、圧迫して豆腐の水分を絞る
- 水分が出て形が固まったらできあがり
木綿豆腐の表面に、型に敷き詰めた木綿の布のあとがついています。だから表面が少し凸凹しているのです。豆腐の上から圧をかけているので、絹ごし豆腐よりも食感がしっかりしています。また、一度豆腐を崩しているので、木綿豆腐の内側に空間ができていることがあるのです。
おすすめの料理方法
木綿豆腐は、しっかりとした食感が最大の特徴です。その部分を存分に活かした料理は、以下のものがあります。
- 豆腐ステーキ
- 炒り豆腐
- 揚げ出汁豆腐
- 肉豆腐など
炒める、焼くなどの調理方法との相性がよく、食べ応え十分!あと一品の料理はもちろん、メイン料理にもなる食材です。
絹ごし豆腐の作り方
絹ごし豆腐の作り方は、木綿豆腐よりもシンプルです。
- 豆乳の中に、木綿豆腐を作るときよりも多めの凝固剤を入れる
- 型に流し込んで、固まったらできあがり
豆腐が固まったらできあがりなので、木綿豆腐のようなしっかりとした食感ではなく、凹凸のない滑らかさが最大の特徴です。食感に癖がないので、幅広い年齢層の人から愛されています。
おすすめの料理方法
絹ごし豆腐は、なめらかでつるんとした食感が最大の特徴です。
- 冷ややっこ
- サラダ
- 味噌汁の具
- お菓子に混ぜ込んだヘルシースイーツ作りなど
すりつぶしたときに液体状になりやすいく、ふわふわの食感に仕上がりやすいので、その部分を有効活用するとレシピの幅が広がります。
そのままでも食べられるので、湯豆腐などにするのもよいですね。季節に応じたちょっとした調理方法を行い、ちょい足しレシピなどにも有効活用しましょう。
まとめ
木綿豆腐と絹ごし豆腐は、それぞれ特徴を持っています。その特徴をうまく活用して、レシピのレパートリーを増やしましょう。安価な食材なので、いろいろな料理に活用して、低コスト&大満足の食事を堪能してくださいね。