賞味期限が切れたみりん、使っても大丈夫?絶対NGなサインと開封後の賞味期限とは?

みりんはいろいろな料理やお菓子作りに使用できる、なくてはならない調味料の一種です。しかし、お酒や醤油ほどの頻度で使用しないという家庭は、賞味期限や劣化サインが気になりますよね。今回は、未使用のものと開封後の賞味期限の違いや、みりんの劣化サインについてまとめました。賞味期限が切れていても大丈夫なのかも、ご紹介します。

みりんの賞味期限の目安

みりん 味醂

みりんは、毎日の料理に欠かせない調味料です。毎日使うものだからこそ気になるのが、開封前と開封後の賞味期限。

  • 開封前の賞味期限…常温で540日ほど
  • 開封後の賞味期限…常温で90日ほど

上記のみりんは、本みりんのものです。みりん風調味料の場合は、未開封の場合常温で360~540日ほど、開封後の場合は本みりんと同じ賞味期限となります。

みりんを使用してはいけないNGサイン

禁止する女性

みりんを使用してはいけないサインは、以下のものが挙げられます。

1.変色する

みりんが劣化する原因は、酸化が主な原因です。酸化が進んだみりんは、以下のような外見の特徴が見られやすくなります。

  • 色が濃くなる
  • 白っぽい色に変色する

本来のみりんの色ではなくなってしまっている場合は、使用するのは危険です。加熱調理するから大丈夫と思い込んで使用すると、思いがけない健康被害を起こしてしまうかもしれません。

2.香りが変わる

みりんが腐ると、酸味が強い香りに変わります。普段のみりんは酸っぱさを感じない香りではないので、酸味を感じるような香り、鼻をツンと突くような香りがするときは劣化が進んでいる可能性が高いです。

また、ウッと顔をそむけたくなるようなニオイ、大丈夫なのか不安に感じるニオイになっているときも、使用しない方が無難。開封後のみりんの香りを知っておけば、劣化しているときのニオイをかぎ分けやすくなりますよ。

3.酸味の強い味になる

みりんは、本来ほんのり甘い味がすることが多いです。しかし、みりんをなめてみたときに酸っぱさを感じる味になっているときは劣化しているサイン!このような変化があるときは、みりんに限らず幅広い食材で劣化が進んでいる可能性が高いです。

舌がピリピリする、生ごみのようなニオイがしているという場合も、劣化していることが大半です。そのまま使用するのは、非常に危険!

賞味期限が切れたみりん、使っても大丈夫?

きれいなみりん

賞味期限が切れた状態のみりんは、そのまま使用しても問題ないのでしょうか?

  • 見た目や香り、味に変化が無ければ使用しても問題ないことが多い
  • 記載しているのは、あくまで賞味期限であり、消費期限ではない

賞味期限とは、美味しく食べられる期限のことです。消費期限のように、期限を厳守して使い切らなければならないわけではありません。そのため、賞味期限を過ぎていても品質に問題が無ければ使用は可能なのです。

賞味期限内であっても、劣化サインが出ているものは使用不可!保存環境やみりんの状態をよく観察し、使用するかを見極めましょう。

まとめ

みりんは、料理だけでなくお菓子作りにも使用駅る、幅広い場面で使用可能な調味料です。開封して時間が経っているもの、開封せずにある程度長期間保存していたものは、劣化サインが出ていないかを確認して使用するかを見極めましょう。

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