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自転車を買い替えるべき「5つのサイン」
自転車の寿命はスペックや走行距離、頻度によって異なりますが、一般的に10年と言われています。部品交換しながら丁寧に乗っている場合は、20年以上使えることもありますが、寿命となった自転車に乗り続けるのは思わぬ事故の危険があります。サインは見逃さず早めに対処しましょう。
1.タイヤの劣化ですぐに空気が抜ける
パンクでもないのにすぐにタイヤの空気が抜ける場合は、虫ゴムの劣化、またはタイヤそのものの劣化が原因と考えられます。虫ゴムとは、空気を入れる際に使うバルブ部分をふさいでいる金属棒の周りにあるゴムのことです。
虫ゴムの劣化が原因であれば、新しいゴムへ交換で対処できることがほとんどです。しかし、ゴムを交換してもすぐに空気が抜けてしまう場合は、タイヤそのものの劣化が疑われ、使い続けるのはリスクがあるため買い替えを検討するのがおすすめです。
自転車のタイヤの寿命は一般的に約3年と言われています。タイヤの劣化が進んでいると、パンクを繰り返すだけでなく、ゴム溝が無くなり雨の日などブレーキきかないこともあるため危険です。
2.走行すると異音がする
見た目はどこも悪くなさそうでも、走ると自転車から異音がする・・・このような場合は、どこかに異常があったり部品が寿命となっているケースが考えられます。
- キーキー
- キュッキュッ
- シュッシュッ
- バキバキ
- ギシギシ
上記のような音は異音となり、以下のことが原因と考えられます。
- ブレーキに異常がある
- ブレーキの部品が寿命である
- サドルが緩んでいる
- ギアに異常がある
- ペダルが傷んでいる
本体そのものを買い替えるまでいかなくても、パーツの買い替えや修理は必要になるでしょう。
3.サイズが合っていない
自転車のサイズ選びはとても重要です。例えばお子さん用の自転車を購入する際、すぐに成長するからと少し大きめのサイズを選んでしまったり、ロードバイクなどのスポーツ用自転車でサイズが適正でない場合は、買い替えをしたほうが安心です。
子どもが大きすぎる自転車に乗ると、上手にコントロールできずに転倒につながりやすく、 転ぶのではという恐怖心から、乗りたがらなくなる可能性も出てきます。
また、サイズが合わないロードバイクなどは、無理なポジションを作る要因となり、痛みなどトラブルを引き起こすこともあるので気を付けてくださいね。
4.フレームが変形している
衝撃などでフレームが変形してしまった自転車も買い替えをおすすめします。フレームの変形は自転車がまっすぐ進まなくなるため危険です。
交換できるパーツであればよいのですが、サイクルショップでは歪みそのものを修理してくれることは基本的に無いため、歪んだ場合は買い替えを検討しましょう。
5.錆が落ちない
自転車はスチールやアルミなどの金属でできていること、屋外で使用するため雨に濡れる機会も多いこと、注油が必要なチェーンやギアなどのパーツも多いなどの理由で錆びが発生しやすいです。
錆びをそのままにしておくと、ハンドル操作やブレーキにも影響が出る恐れがあるため、早めに錆び取りなどの対処が必要です。自宅で錆びを取るためのアイテムや市販の錆び取剤で対処できることもありますが、それでも落とせない場合は寿命として自転車を買い替えをするのが安心です。
自転車も安く購入できるタイミングがある!
自転車を買い替える際に少しでもお得に購入するには、タイミングを選びましょう。
- 次の年へのモデルチェンジする時期(10月~11月頃)
- 大手サイクルショップなどのセール時期(7月、12月)
決算時期の3月もセールとなることもありますが、この時期は子どもの進学に合わせて購入するケースが多く、需要が高まるため値段が大きく下がっていないこともあるそうです。
ぜひ、自転車を買い替える際は自転車がモデルチェンジするタイミングや、ボーナスのセール時期を狙って少しでもお安く購入してみて下さい!