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IHとガスコンロ、どっちの料金が高い?
IHとガスコンロの料金の比較は、使う時間帯や使うガスの種類など条件で変わりますが、平均的な料金比較ではIHよりガスコンロを使ったほうが節約できると言われています。
ガス代は使う時間帯や住んでいる地域だけでなく、都市ガスかプロパンガスか、でも大きく料金が変わります。また、契約しているプラン内容でも光熱費は違ってくるので、IHとガスコンロの料金の具体的な差を出すのは難しいと考えられます。
参考までにご紹介すると、電気メーカーの多くは、4人家族の場合の1ヶ月のIHの電気代を1,000円前後を目安として紹介しています。
一方、都市ガスの1時間当たりのガスコンロにかかる料金は、例えば中火で使った場合約21円とのこと。このことから、例えば中火の火力でガスコンロを1カ月使うと630円程度となります。
IHの節約のコツ
ここからはIHを使う際の節約のコツをご紹介します。
契約している料金プランを見直す
電気料金は夜間や休日の電気代がお得に使える契約プランなど多いです。生活スタイルによっては、今より安くなるプランに変更できることもありますので、まず料金プランを見直すことから始めましょう。
熱伝導率の高い鍋を使う
熱伝導率が高い鉄製・ステンレス製の鍋を使うと、加熱時間が短くなるため節約につながります。他にも、保温力が高い圧力鍋を使うのも節約のコツです。
節電機能を活用する
IHクッキングヒーターの種類によっては、「総消費電力」を抑え、電力を使いすぎないように自動的に調節をしてくれる機能が備わっているタイプもあります。調理方法ごとに効果的に加熱をする機能などもありますので、お使いのIHに搭載されていれば積極的に使い節約につなげましょう。
ガスコンロの節約のコツ
続いてカスコンロを使う際の節約のコツをご紹介します。
ガス会社を切り替える
ガス代も自分で契約を選べるので、今よりもガス代が安く設定されているガス会社に切り替えるのもおすすめです。契約するガス会社ごとにさまざまなプランがあり、ガスと電気をセットで契約をすると、より割引が適用されるプランなどもあります。
都市ガスに切り替える
都市ガスが使えるエリアでもプロパンガスを使っているご家庭は、節約のためにも都市ガスに切り替えるとよいでしょう。プロパンガスは地域や業者によって価格も変わり、都市ガスの倍以上するケースもあるため、切り替え時のコストはかかりますが、長期的に見ると節約につながります。
同じコンロを使うようにする
ガス代のコンロは複数ありますが、同時に違うコンロを使うより、同じコンロを連続して使ったほうがガスの節約につながると言われています。
火力は鍋のサイズに合わせる
早く加熱したときなど、強火にすると鍋底から火がはみ出すことがありますよね。はみ出した火は温めることに役だたず、ガスを無駄にすることになります。火力は鍋のサイズに合わせて鍋底からはみ出さないように使いましょう。
広いなべ底や熱伝導率の高い鍋を使う
鍋はなべ底が広い方がコンロの火があたる面積も広いため、効率よく加熱することができます。またIHの節約方法でもご紹介しましたが、熱伝導率や保温効果が高いステンレス製や圧力鍋を使うことで、調理の時短からガス代の節約につながります。
温める際は鍋に蓋をする
鍋でお湯を温めるときは蓋を使いましょう。それだけで、熱を逃しにくくなり早く加熱できます。また、なべ底が濡れたまま火にかけることも熱の伝わりが悪くなって、時間がかかってしまいますので、濡れている場合は水気を拭き取ってから使いましょう。
まとめ
IHとガスコンロの料金比較については、結局どちらが安いかというと、契約内容や住んでいる地域によって変わるため一概には言えませんが、一般的にはガスコンロのほうが少し安いといえるでしょう。
光熱費を抑えたい場合、まずは電気またはガス代の契約プランの見直しをして、ご紹介した節約のコツなどを日々取り入れてみて下さい!