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冷蔵庫の”冷房効率”を下げてしまっているNG行為7選!
冷房効率を下げてしまうNG行為を知らないと日常生活の中で何気なくやってしまっていることが多いので確認しておきましょう。
1.詰め込み過ぎ
冷蔵庫は冷気の流れが良くなるほうが効率よく庫内全体を冷やすことができます。そのため、食品などで庫内の中がいっぱいになっていると、冷気の流れが悪くなり冷房効率は下がってしまいます。
- できるだけ庫内の中は、食品同士のあいだにゆとりをもって収納するようにしましょう。
2.温度が冷めないうちに入れる
粗熱が取れていない食品をそのまま冷蔵庫に入れるのは避けてください。庫内のスペースに余裕があってもNGです。熱いままの食品を庫内に入れると当然温度は上がってしまい、冷房効率は悪くなりますが、熱いまま入れた食品や周りの食品が腐りやすくなるなどのデメリットもあります。
- 食品は必ず粗熱が取れた状態で冷蔵庫に入れるようにします。
3.冷風口をふさいでいる
冷風口とは冷蔵庫内の奥に設置されている冷気を発する部分です。この冷風口から出る冷気が庫内を循環して冷やしているため、冷風口を塞いでしまう使い方はNGです。
冷風口をふさぐ使い方は、冷えにくくなることや 温度が上がってしまった庫内の温度を下げようと、余電な電力を使い気代がかかってしまいます。
- 冷風口は冷蔵庫によって設置場所が異なりますので、ご自宅の冷蔵庫の冷風口を確認して、ふさぐような収納は避けましょう。
4.扉の開け閉めの回数が多い・開けている時間が長い
冷蔵庫の扉の開け閉めの回数が多かったり、扉を開けている時間が長いと冷気が逃げてしまい冷房効率が悪くなります。冷気が下がると、フルパワーで稼働をして冷やそうとするため電力の消費も多くなります。
- 不必要に開け閉めをするのはやめて、食品が取り出しやすいような収納を心がけ、扉を開くときはできるだけ短く済ませましょう。
5.温度が上がりやすい場所に設置している
直射日光が当たる場所やガスコンロの近くはキッチンの中でも温度が上がりやすく熱気のある場所です。冷蔵庫は周囲の温度の影響を受けやすいため、熱気のある場所に冷蔵庫を置くと、冷房効率が悪くなり電力も消費することになるためおすすめできません。
- 直射日光が当たる場所から動かせない場合は、窓の遮熱対策をしましょう。
6.冷蔵庫の上に物を置く・背面や側面を掃除しない
製品によって異なりますが、冷蔵庫は背面や側面に放熱場所が設置されていることと、上面からもたまった熱を逃している構造が多いです。そのため、冷蔵庫の上に物を置いたり、背面や側面にホコリが溜まったままの状態だと、放熱がスムーズに行えず冷房効率も下がってしまいます。
- 冷蔵庫は壁から離して置くことや定期的にホコリがついていないかチェックしましょう。冷蔵庫の上に物を置くのも控えてください。
7.冷凍庫がスカスカの状態
冷蔵庫内はぎゅうぎゅうに食品を詰め込み過ぎてはNGと言われていますが、逆に冷凍庫は物を詰め込んだほうが冷房効率がよく、スカスカの状態がNGとされています。
冷凍庫では、食品が一度冷えると温度が上がりにくく、食品は溶けにくくなります。冷凍された食品が多いほどお互いを冷やし合えます。
- 冷凍庫はスカスカ状態より物を詰めておくほうが冷房効率は上がります。
温度設定は季節に合わせて見直すこと!
冷蔵庫は周囲の温度の影響を受けやすいため、季節に合わせて温度設定を見直すことをおすすめします。 気温が高くなる夏は、冷蔵庫内の温度も高くなるので設定温度を「強」にしておきます。
一方、冬は冷蔵庫も冷えやすくなっているので、設定は「弱」でもよいでしょう。季節に合わせた温度設定で冷房効率を適切に保ってくださいね。