カラリ床の黒ずみの落とし方!おすすめのアイテムとは

カラリ床

カラリ床は浴室を使ったあとの床を素早く乾燥させるというメリットがありますが、カラリ床に黒ずみや汚れが固着すると速乾性がなくなり、カラリ床のせっかくのメリットが無くなってしまいます。そんなことにならないために、カラリ床についた黒ずみを落とす方法や具体的な手順、黒ずみを防ぐ方法などをまとめましたのでカラリ床の黒ずみ落としの参考にしてくださいね。

カラリ床の黒ずみの掃除方法

床の掃除

カラリ床の黒ずみは酸性汚れになりますので中性洗剤で落とすことができます。カラリ床の黒ずみを落とすやり方を具体的に説明します。

カラリ床の黒ずみの落とし方

用意するもの

  • 中性洗剤
  • マスク
  • ゴム手袋
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • 床ブラシ(プラスチック製でOK)

手順

  1. シャワーをかける
    カラリ床にシャワーをかけて表面のゴミを流し、床が乾くまで待ちましょう。
  2. 中性洗剤を吹きかける
    カラリ床に中性洗剤を吹きかけます。特に黒ずみや汚れが酷いところにはしっかりスプレーしましょう。
  3. パックする
    黒ずみが酷いところにキッチンペーパーを敷き、上からさらに中性洗剤を吹きかけます。その上にラップを貼りつけパックをします・
  4. 放置する
    中性洗剤が汚れに浸透し浮き上がらせるまで放置します。汚れ具合に応じて放置時間を調整しますが、だいたい10分~1時間です。
  5. ブラシで汚れをこする
    パックしたラップやキッチンペーパーを取り、床ブラシでカラリ床の汚れを擦り落とします。軽い汚れでしたらすぐ落とせますが、四隅はしっかり擦りましょう。
  6. 洗剤を洗い流す
    温度を熱めに設定したシャワーで洗剤をしっかり洗い流し、更に冷たい水をかけて洗いましょう。もし、黒ずみが残っていた場合、再度パックをして10分~15分後に床ブラシで擦り落としましょう。
  7. 乾燥したら完了
    汚れや洗剤をしっかり落としたら完了です。カラリ床は自然乾燥が早いので床を拭く必要はありませんが、軽く拭くと乾燥が早くなります。

中性洗剤でパックして擦っても落とせない頑固な黒ずみを落とす場合は、研磨剤入りのクリームクレンザーを使います。

中性洗剤で落ちなかった頑固な黒ずみの落とし方

  1. 黒ずみにクリームクレンザーを塗る
    中性洗剤で落ちなかった頑固な黒ずみの上に研磨剤入りのクリームクレンザーを塗ります。
  2. クリームクレンザーを広げる
    ヘッドの小さい床ブラシや歯ブラシでクリームクレンザーを塗り広げるよう擦ります。
  3. 擦り落とす
    クリームクレンザーの泡で、溝にそって黒ずみをこそげ落とすイメージで落とします。力をかける向きを考えながらブラシを動かしましょう。
  4. 洗い流す
    温度を熱めに設定したシャワーで洗剤をしっかり洗い流し、更に冷たい水をかけて洗いましょう。

これで黒ずみをとれるはずですが…それでも落ちない場合は重症やクエン酸、オキシクリーンを使った方法があります。

この記事の「カラリ床の黒ずみを洗剤以外でキレイにする方法」にやり方が書いてありますので見てください。

カラリ床の黒ずみを取る方法を説明しましたが、黒ずみができてから掃除するのではなく黒ずみが付かないようにする方法を説明します。

カラリ床に黒ずみが付かない方法

カラリ床に黒ずみが付くのを防ぐため、入浴した後は、石鹸カスや湯垢などが残らないようシャワーで床をキレイに洗い流しましょう。

一見キレイに見えている床も、体から落ちた皮脂や垢、目に見えない汚れのさまざまな成分、石鹸カスなどが付着しています。

それらはカラリ床の凹凸の溝に溜りやすく、取り除かずに放置していると汚れが固着して黒ずみになります。入浴の後はシャワーで汚れを洗い流す習慣をつけましょう。

カラリ床の黒ずみを洗剤以外でキレイにする方法

重曹とクエン酸

カラリ床の黒ずみを重曹で落とす

重曹は弱アルカリ性ですので石鹸カスや皮脂汚れを落とすことができます。

カラリ床にシャワーをかけてぬらした後、重曹を床にふりかけ、床ブラシで汚れを擦り落とします。最後にシャワーで重曹をしっかり洗い流せばOKです。

カラリ床の黒ずみをクエン酸で落とす

水垢が原因の黒カビや皮脂汚れなどアルカリ性の汚れは、酸性のクエン酸で落とすことができます。クエン酸水(※)を汚れにたっぷりふりかけ、ラップをして1時間程放置した後、歯ブラシや小さな床ブラシで汚れを擦り落とします。最後にシャワーでクエン酸をしっかり洗い流せばOKです。

※クエン酸水: スプレーボトルに水400mlとクエン酸小さじ2杯を入れ、上下にシャカシャカ振ってクエン酸を溶かします。

オキシクリーン

オキシクリーンは酸素の力で汚れを落とす酸素系漂白剤です。オキシクリーンは漂白剤ですので黒ずみも落としてくれます。オキシ漬けという言葉があるくらいオキシクリーンに浸け置きするだけで汚れを落とすことができます。

お風呂の排水口を塞ぎ、オキシクリーンを振りかけ、お湯を床にためて2~6時間放置した後洗い流せばピカピカになります。黒ずみが残った時は、オキシクリーンとお湯をかけてこすれば落とすことができます。

《 ポイント 》

  • カラリ床の黒ずみを中性洗剤以外で「重曹」「クエン酸」「オキシクリーン」で落とすことができる。

カラリ床の黒ずみが取れない時におすすめの洗剤

お風呂

カラリ床の黒ずみが取れない時のおすすめの洗剤を紹介します。

ウルトラハードクリーナーバス用

プロが認めた「バス用」超強力洗剤です。汚れの分解力・洗浄力が高く、除菌や消臭効果もある優れものです。

ウルトラハードクリーナーバス用700ml 浴室 掃除 強力洗剤

ルックおふろのみがき洗い

頑固な水垢や黒ズミをスッキリ落としてくれます。超ミクロ粒子の研磨剤を使っていますのでキズが付きにくいです。

ルック おふろのみがき洗い 400g

カラリ床のメリット・デメリット

カラリ床

カラリ床は、床の表面の水を排水口に導く特殊な形状をしていますので何もしなくてもカラリと乾いています。カラリ床はメリットが多いですが、デメリットもあります。ここではカラリ床のメリットとデメリットを説明します。

カラリ床のメリット

自然乾燥が早い

カラリ床は水はけがよく、浴室を使ったあとの水分が残っていても素早く自然乾燥します。

浴室内を乾燥させる

カラリ床は水分が残らないので浴室内が湿気でジメジメすることがなく、カラリと乾燥した室内になります。

カビや雑菌の繁殖予防

カラリ床は乾燥しているため、カビや雑菌の繁殖を防いでくれます。カラリ床の一番のメリットはカビや雑菌の予防ができることでしょう。

カラリ床のデメリット

溝に汚れがたまる

カラリ床は凹凸している形状ですので、溝に石鹸カスや洗剤が残りやすく、石鹸カスや洗剤などの汚れが溜ってくると乾燥機能が低下します。

そのため、入浴後の水分が汚れに残って乾燥せず、雑菌やカビが生えることになります。それではせっかくのカラリ床のメリットが無くなってしまいますので定期的に掃除しましょう。

《 ポイント 》

  • カラリ床のメリットは、自然乾燥が早い、浴室内を乾燥させる、カビや雑菌の繁殖予防など。
  • カラリ床のデメリットは、溝に汚れが溜りやすい、溜ると掃除がしにくい。

最後に

泡のお風呂で身体を洗う女性

カラリ床はその名の通り床をカラリと乾燥してくれるのでカビや雑菌の繁殖を抑えて浴室を清潔な空間にしてくれます。

カラリ床にしたばかりの頃はその清潔感がうれしかったのですが、その自然乾燥力に甘えて掃除をさぼった結果、黒ずんでしまいました。

運よく中性洗剤で落とすことができましたが、それ以後、入浴の最後にはシャワーをジャージャー流す習慣をつけました。流すだけですので習慣にすることをおすすめします。

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