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マイナポイント第2弾、開始 5日の申込みは338万件
総務省は6日、6月30日から本格展開開始した「マイナポイント第2弾」の開始後5日間の申込状況を発表した。
マイナポイントは、30日から「健康保険証利用の申込」と「公金受取口座の登録」でそれぞれ7,500ポイントを付与する「第2弾」がスタートした。これらのいずれか1つ以上に申し込んだ人の数(純計)が338万2,311件。
第2弾では、マイナンバーカードを取得すると5,000円相当、マイナンバーカードを健康保険証に登録すると7,500円相当、「公金受取口座」の登録を行なうとさらに7,500円相当のポイントを付与するもの。合計で2万ポイントが貰えるが、この制度について、主婦の声を聞いてみました。
「利用者が増えるなら良い」「申し込んで嬉しかった」、「第1段とのポイント差が不公平」
「マイナポイント第2段」について、賛成の声と、既に登録済みの方からはポイント差に不満の声も聞こえてきました。
【主婦の声】
40代・自営業(東京都)
「利用者が増えるなら悪くないと思う」
60代・会社員(契約・派遣社員)
「今日申し込みしましたが、とてもうれしかったです」
50代・専業主婦(兵庫県)
「是非申し込みたいと思う。ポイントは生活に必要なものの購入代金にあてます」
30代・パート・アルバイト(千葉県)
「第1弾は5000ポイントだった気がするので、第2弾でやればよかったと思う」
一方、個人情報管理への不安などで否定的な声も多く寄せられています。
「セキュリティーが心配」「個人情報を預けるには安い?」
賛成の声と同じくらい不安や反対の声も聞こえてきました。
【主婦の声】
50代・専業主婦(富山県)
「セキリュティに信用性が乏しく 保険証や口座などと結びつけるのに抵抗が強くある」
50代・専業主婦(新潟県)
「個人情報なので安易に作って良いものかまだ作りたいとは思えないです」
50代・パート・アルバイト(静岡県)
「金額ばかり独り歩きしている、大事な個人情報を国に預けるのには安すぎる」
まとめ
マイナポイント第1段の開始後5日の申込み件数(77万6,160件)に比べると、第2段は約4.3倍の申込みペースとなり、1人あたり2万円分のポイント付与への関心は高く、好調な滑り出しにも見えるが、マイナンバーカードの取得数は現在5685万枚で、国民の44.7%だという。
2023年3月までにほぼすべての国民に行き渡らせることを目標としているが、個人情報の管理について、不安を払拭できるよう、誰にでもわかりやすい説明をすることが先なのかもしれません。