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老けて見えるのはなぜ?
年齢を重ねれば誰でも老けていくので、老け顔でない人であっても徐々に老けて見られるようになります。老け顔に悩むのは、実年齢よりもかなり老けて見られているなどと感じるからですよね?
老けて見られると聞けばあまり良いイメージは無いでしょうが、落ち着いた雰囲気であったり、大人っぽく見られたりするなどプラスのイメージもあるとは思いませんか。
人の見かけには生まれつきの容姿や年齢以外にも、内面が大きく影響します。極端な例ですが、身体的にも精神的にもプレッシャーやストレスがあまりにも多いと老けて見られる場合があります。
老けて見える理由は、生まれつきの顔立ちであったり、単純に細胞の老化であったりします。しかし、生き方や年齢を重ねることへの向き合い方でも老け方は違ってくるものなのです。
精神的に老けてしまえば、見かけも老けてしまうので、まずは気持ちの面で若くありたいですね。
老けて見える原因6つ
若い頃は少しでも痩せたいと思っていても、ある程度年齢を重ねると痩せすぎの体型が老けて見える原因となります。関節が目立って老人に見えてしまうケースもある程です。
顔で言えば頬骨が目立ち丸みを帯びていたほっぺたがこけてしまいます。お腹回りのぜい肉を落としたいからと言って過剰なダイエットをすると、ゴツゴツしたイメージの顔と体を作り出してしまうかもしれません。
加えて、血色が悪くなりやつれて見える可能性もあります。活き活きとして見えない人はやはり老けて見えてしまいますよね。女性らしい魅力のある体型やフェイスラインなど、老けて見える原因を探っていきましょう。
①姿勢が悪い
猫背は一見して老けて見えますし、前傾姿勢のために顔も暗く見えがちです。美人でも、若々しい顔立ちでも、お洒落でも、姿勢の悪さが老けたイメージを前面に押し出してしまいます。
②目の下にクマがある
ホラー映画に出てくる女性のお化けが、クマを強調したメイクをしているのを見た事はありませんか?目の下にクマが目立つと不健康でやつれて見えます。表情も怖く鋭い印象になるため、血行不足を改善したり睡眠不足を解消したりしてクマは消すようにしましょう。
③髪型が似合っていない
老け顔に見られる女性の多くで髪にも悩みがあると言われます。白髪がないとしてもボリュームのない髪やハリコシがないぺったりとした印象の髪は実年齢よりも老けて見える大きな特徴です。
また、年齢と共に髪も老けていきますが、ヘアケアを怠っていると老化が進みパサつく髪質になったり、抜け毛が多くなったりします。
反対に豊かな髪であっても髪型にこだわらず、ただ髪をまとめただけの状態ではおばさんに見られがちです。ショートでもロングでも流行のヘアスタイルを意識しましょう。
④スキンケアを怠っている
ドライスキンは目じりのシワやほうれい線を深くしてしまう原因となります。笑顔になるのが怖い人は、スキンケアをすぐにでも見直しましょう。シワだけでなくシミやたるみも老け顔に見えるため、若く見せたい人は肌年齢を若く保つ必要があります。
④流行遅れのファッション
若い頃は黒一色でもクールな印象に見えていても、ある程度年齢を重ねると暗色ばかりのコーデは華やかなイメージがなくなりお葬式の様な雰囲気になってしまいがちです。
どうしても暗いカラーリングをチョイスしたい人はコーデの質を上げて、老けて見えないようにしましょう。また、流行遅れのファッションはどうしてもおばさんに見られてしまいます。
トレンドを意識することで、オシャレを楽しめますし精神的にも若々しくいられるでしょう。
⑤若作りしすぎている
若い頃から童顔と言われ続けてきた人が老けたことに気付かないと、ファッションやメイクが浮いてしまいます。老け顔の人が若年層のコーデをチョイスするのは若く見せたいあまりに頑張っている感じが透けて見える原因です。年相応の格好を選択するためにも自分の見た目年齢を把握しましょう。
老けて見えるメイクと若く見えるメイクのポイント
メイクも若く見られるポイント。どうすれば老けずに若く見られるメイクができるかをご紹介しましょう。
ベースメイクが老け顔をつくる
シワやシミを隠したいあまりにベースメイクを厚塗りしてしまうケースがよく見られます。
ベースメイクは肌を美しく見せるための役割があるのですから、メイク崩れしやすい厚塗りをして夕方にはシワが目立っているなどの状態は避けるべきです。
加えてファンデーションのみで何もかも隠そうとすると、シワにメイクが入り込んで逆に目立たせてしまったり、シミの部分だけ色ムラになってしまったりして老けた印象になってしまいます。
アイメイクの強烈さが老け顔の原因にもなる
濃いアイシャドーは頑張り過ぎている印象に見えるため老け顔になります。ラメが多めのアイシャドーは綺麗に思えてもパーティー仕様です。目元が輝きすぎて日常使いでは古臭い印象になります。
血色が悪く見えるリップ
真っ赤なリップは肌の色と合わなければ老け顔になる可能性がありますが、パープル系やベージュ系などを好む人は血色感が悪いイメージの唇を作ってしまうとやつれて見えてしまいます。
ツヤ感が若く見せる
肌にツヤ感があって色ムラがないと若々しく明るい印象になります。
ナチュラルメイクが美しさの基本
老け顔にコンプレックスがあるからと言って盛り過ぎると本来の良さも失われてしまいます。ベースメイクで無理にシミを隠さず、あとはポイントメイクを薄めにのせるだけの人は、自然な美しさが強調されて若く見えるでしょう。
リップのカラーリングはトレンドをチョイスする
肌の色に合わせながら流行を取り入れると時代遅れな印象がなくなります。
若く見えるメイク術
次に若く見られるメイクのコツをご紹介します。ぜひ実践してみてください。
ベースメイクで美しいツヤとたるみカバー
メイクの前にスキンケアをしっかり行うことで美しいツヤが生まれます。ベースメイクでは顔のパーツで高い部分にツヤの出るものを使用してください。
鼻筋や頬骨のほか、たるみ対策として目の下などに光が生まれると、気になる部分がぼかされてナチュナルに見えます。仕上げにフェイスパウダーをサッと軽めに顔全体にのせますが、メイク崩れを防止するためにTゾーンには丁寧にのせましょう。
アイメイクは飾らない程度に抑える
ラメ入りのアイシャドーなどは粒子が大きくシワに入ってしまうので、細かい粒子のものを選びます。
パール感があるシャドーはシワを目立たなくさせ、立体感のある目元にしやすいです。アイラインは目尻に少しだけ長めに入れやや上向きのラインにするとたるみが目立ちません。
また、目の下にたるみがあると影ができてクマに見えるため、明るめのコンシーラーを使いカバーします。目の下が明るくなるとふっくらとした目元に見えて若い印象になりやすいです。
リップにも手を抜かない
唇の縦じわが強調されると老け顔になります。保湿成分の入ったリップ用下地で縦ジワをしっかりとカバーしてから口紅を塗ってください。
老けて見せないための心得
加齢により見た目年齢も上がるのは当然です。老けて見える原因は内面と外見どちらにもありますが、少しでも若く見せたいなら忙しい毎日でもファッションやメイクに気を配る余裕を持つのが大切になります。
スキンケアやヘアケアで肉体的な老化対策を行いつつ、ファッショントレンドなどを意識すると日常にハリが生まれ、気持ちも見た目も若くいられるかもしれません。