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火事は日々の生活の中に潜んでいる
火事は自分に関係ない、自分の家や行動が火元になるわけないと思い込むのは非常に危険な心理状態です!どんな人であっても、火事を起こす可能性があるので、日々注意しながら行動すべきといえます。
では、生活の中でどのような場面が火事を起こす原因に結び付くのでしょうか。家事が起こる可能性がある行動について、把握しましょう。
火事の原因になる『絶対NG行為』5選!
火事になる原因は、以下のような行動が当てはまります。ついうっかりやってしまっていないか、普段の生活を振り返ってみてください。
1.コンロの火をつけっぱなしにする
コンロの火をつけたままにしてしまうと、思いがけず引火して火事を起こす可能性が高まります。
- 煮込み料理をするとき、コンロから離れてそもまま放置
- あたためを行うため、とろ火で火をかけそのまま忘れる
- 燃えるものをコンロの近くに置く…キッチンペーパー・クッキングシート・本など
- 天ぷら油の火を常に強火で稼働させる…油の温度が上がりすぎて発火する可能性あり
- 天ぷら油を火にかけ、そのままその場から立ち去る
火を使っている、火を使うということは火事になるかもしれないという危機感を、持ち続けることが重要です。
2.たばこ
たばこは、出火の原因につながる可能性は決して低くありません。
- 火の不始末
- 寝たばこによる、布団や衣類への引火
たばこの火は小さいからと、侮って行動するのは絶対NG!
3.ストーブ
ストーブは冬に大活躍する必須アイテムですが、出火する可能性があることを忘れてはいけません。
- ストーブの近くに燃えるものを置く…本や雑誌などの紙類
- 衣類や布団
- ストーブの真上で洗濯物をつるすなど
火が付くものを、ストーブの近くに置くのは危険です。
4.電源タップやコンセント
電源タップやコンセントも、出火する可能性があります。
- コンセントにほこりが溜まっている
- 電源タップの寿命を大幅に超えたものを、継続利用している
- 電源タップから、異臭や異音がしているにもかかわらず使用し続けるなど
電気系統が原因で出火することも、珍しくありません。
5.花火
夏になると、使用する頻度が非常に高くなる花火。正しい方法で処理しなければ、火事に結び付く可能性があります。
- 使用後の花火を水につけず放置
- 雑草など燃えるものの上で花火をする
- 期限切れの花火に水をかけず、そのままほかのゴミと一緒にゴミ袋に入れておく
- 花火をするときに使った火元(ろうそくなど)を回収し忘れる
火災は、起きてからでは取り返しがつきません。楽しく花火をしたあとは、責任をもって処理しましょう。
ボヤが出たときの正しい対処方法
火事を起こす前のボヤの段階で、火種をしっかりと沈下できるよう基本的な知識を身につけましょう。
- コンロや石油ストーブの火災…濡れタオルなどをボヤよりも広くかけて、酸素を断つ
- 電気器具…プラグをコンセントから引き抜き、ブレイカーを落として水をかける
- ふすまや障子、カーテンなど…水をかけるか、足で踏んで消火
- 今身に着けている衣類…転がって火を消し、ある程度消えたら水をかける
家庭用消火器を使用するのも、有効な手段です。上記の方法は、消火器がないときに実践すべき行動なので、消火器がある場合はぜひ使用して沈下してください。
家庭内での初期消火の限界は、炎が天井に達するまでとされています。それ以上になると自力での消火は困難なので、速やかに119番に通報し、詳細を伝えながら非難してください。
まとめ
日々の生活の中で、小さな火種から大きな火災につながることはたくさんあります。小さな火種を放置せず、火災を招かないよう注意しましょう。