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バナナの賞味期限の目安
バナナは、幅広い年齢層の人から愛される果物です。アスリートからの人気も高く、価格が比較的安価なので、常備しているという家庭も多いのではないでしょうか。バナナの賞味期限の目安は、以下のようになります。
- 春から夏…2~4日
- 秋から冬…1週間~10日
保存環境によって、賞味期限は大きく異なります。シュガーポットが出たら食べごろです。
バナナが腐っている時のサイン5選!
バナナが腐っているときは、以下のような変化が見られます。1つでも腐敗サインを発見したら、食べずに破棄してください。
1.カビが生える
バナナ本来の色と異なる色のものが付着している場合、カビである可能性があります。
- ヘタ
- 軸
- 皮
上記の部分に白っぽいものが発生しているときは、カビが生えていることが大半です。カビは根が深いので、実までカビの根が到達していることが予想されます。
2.汁が出る
バナナは、本来汁気のない果物です。
- 実の部分から、普段見ない汁が出る
- ドロドロに溶けてしまっている
汁気のない果物なのにもかかわらず、見覚えのない汁が出ているときは要注意!いつバナナを購入し、どんな保存環境だったのかを思い出してみましょう。
3.触感が変わる
バナナは、手で持ったときに実がしっかりと自立するほどの硬さがあります。しかし、バナナの実に明らかな触感の異変がみられるときは、食べるべきではありません。
- 手で持てないほど柔らかい
- 触ると崩れてしまう
- 柔らかすぎて、皮がむけない
- 皮に触れたとき、実がブヨブヨになっているのが伝わる
柔らかすぎるのは、実が熟成期間を通り越して腐敗しているときの特徴です。
4.臭いが変わる
バナナ本来の、甘い香りではなくなっているときは、劣化していることが大半です。
- つんとした、酸味を感じる臭いになる
- 生ごみのような臭いがする
上記のような臭いは、劣化しているバナナに見られがちな変化。見逃さないようにしましょう。
5.味が変わる
バナナ特有のこってりとした甘みとは異なる、違和感のある味になっているものは、食べてはいけません。
- 食べたとき、舌がピリピリする
- バナナにはない酸味を感じる
- 明らかに感じたことのない苦みを感じた
苦みや酸味を感じたら、食べるべきではありません。バナナの味に混じって、ピリピリとした舌の異変を感じた場合は、食べずに吐き出すのが無難。
バナナの正しい保存方法
バナナの正しい保存方法は、以下の通りです。
- 14~20℃で、温度変化が少ない場所を選ぶ
- 切り離して保存する
- 切り離さない場合は、バナナスタンドなどでつるして保存
- 室内が高温になるときはバナナを切り離して新聞紙で包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存
南国のフルーツであっても、高温多湿の状態は劣化を招く原因につながります。保存する環境に注意し、上手に追熟させて美味しい状態になってからバナナを堪能しましょう。
まとめ
バナナは、常温での保存が可能な果物です。しかし、保存環境が適切ではないと、あっという間に劣化する可能性があります。腐敗サインを見逃さないよう注意して、バナナを上手に追熟させましょう。