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家電には安い時期がある!?
新生活が始まって家電を買いたい人や、引っ越しをきっかけに家電を一新したい人、あるいは家電が古くなったから買い換えたい人など、様々なタイミングで家電を買う人がいらっしゃると思います。
しかし家電はかなりの出費になるので、軽々しく買えずに悩んでいる人も多いと思います。中には「家電はいつ買っても値段が変わらない」と考えていますが実際は違います。家電にも高い時期や安い時期があるのでご紹介します。
家電が安い時期は大きく分けて3つの時期にある!
- 年末年始セール(12〜1月)
- ボーナス時期
- 決算セール(2〜3月、8〜9月)
何故家電が安い時期があるのかとても疑問に思いますよね。数ヶ月前に買った家電を家電量販店で見かけたときに、急に安くなっていて損した気分になったことはありませんか?
年末年始セール(12〜1月)やボーナス時期においては、この期間で新しく家電を買い換えようと思う方が大勢いるのは頷けますよね。
お店も複数の商品をまとめ買いしたりするお客さんのために、様々なキャンペーンをひっさげて、安く売っていこうとしていきます。
当然この時期は購買意欲の高いお客さんが集まるので、売り上げも望めます。またこの時期が書き入れ時であるため、多くの家電量販店がこぞって値下げセールを行うのです。
また、大手家電量品店の決算セールの時期に売り上げも伸びています。CMや広告などで皆さんも一度は決算セールという言葉を耳にしたことがあると思います。
なぜこの時期に家電を安く販売しているかというと、3月・9月がお店の決済の中間決済時期のタイミングで、お店側は決算前に商品の値段を下げることで売り上げをあげて、株主総会でより良い利益損失などを算出し提出したいからです。
その結果、利益をあげるために年末年始、ボーナス時期、決算セール時期には家電を通常の時期よりも安く販売しているのです。消費者には嬉しい話ですね!
いくら安くなる?家電の種類別の差額
家電が安くなる時期についておおまかにご紹介しましたが、次は家電ごとに安くなるポイントを見ていきましょう。
洗濯機の差額
洗濯機は縦型洗濯機かドラム式かどうか、またモデルチェンジのタイミングがいつか、によって違います。ドラム式洗濯機の安い時期は8〜10月で、縦型洗濯機の安い時期は、6〜8月です。
詳しい時期はメーカーによっての差があるので注意です。縦型の方が値段はドラム式より安いので、初期コストを抑える事を重要視するなら縦型洗濯機をおすすめします。
安いモデルで比べると縦型洗濯機は10万円を切る商品があるのですが、ドラム式洗濯機では20万円を超える場合もあるため価格差はかなりあります。
しかし、毎月かかる水道代や乾燥機能はドラム式の方が優秀なので、総合的コストで考えていた結果、ドラム式を購入する方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
テレビの差額 【有機EL 4K】
テレビは、毎年6〜9月に価格が安くなります。何故ならばテレビのモデルチェンジのタイミングが基本的に夏だからです。1つ前のモデルのテレビをこの時期に購入することをおすすめします。
テレビは何かと有機ELと、4Kテレビなどが話題になっていますよね。有機ELテレビは55インチですと国内産のメーカーだと20万円ぐらいから、海外産(例えばLG)ですと10万円を切った値段から提供されています。また、4Kの液晶テレビですと、有機ELテレビの値段から大幅に値下げした値段で販売されています。
冷蔵庫の差額 【省エネ】
冷蔵庫の安い時期は8〜11月です!この時期にお買い求めになられるのが良いと思います。今時の冷蔵庫は昔に比べてしまえる容量が増えていますが、電気代は昔に比べてかなりの省エネになっています。
そのため10年前の機種に比べて、最新のモデルは年間での電気代が一万円ほど安くなっているので。電気代が節約できる事を考慮して、冷蔵庫が安い時期に新しいものに買い替えるのはいかがでしょうか?
エアコンの差額
エアコンには三種類のグレードが存在します。超省エネ機能などもついている多機能な高グレードと、それなりの機能がついている中グレード、最低限の機能だけがついている低グレードの三種類になっています。
ダイキンのエアコンについては、高グレードエアコンの最新機種が毎年11月付近で発売されるので、モデルチェンジ期の10月あたりに最も安く購入する事ができます。発売された定価よりも三万円ほど安く購入できる場合もあるので要チェックです。
また中グレード、低グレードの最新機種は2月付近で発売されるので、1月ごろに最安になります。またジョーシンというエアコンのウェブショップを利用すると、工事費用や送料なども含めて大幅にエアコン代を安く済ませることができるので是非活用してみてはいかがでしょうか
カメラ(一眼レフやミラーレス)の差額
カメラの買い時は3〜4月になっております!大まかにカメラには、ミラーレス、一眼レフの二種類が存在しています。ミラーレスカメラは持ち運びなどの面で優れていて、一眼レフは画質などの部分で優れています。
値段に関しても本体だけで、一眼レフはミラーレスのよりも3〜5万ほど高いです。また、レンズを追加で購入しようとした際にも一眼レフはミラーレスに比べて、かなり高額になります。
カメラが本当に趣味な方でしたら、一眼レフも素敵ですが、初心者の方はミラーレスカメラから始めるのも一つの手ではないでしょうか。
電子レンジの差額
電子レンジの安い時期は7〜9月になります。各社が毎年この時期に新しいモデルの商品を発売するからです。また、電子レンジにも、あっためるだけの単機能のものから、オーブン付きの電子レンジ 、スチームを使うスチームオーブンレンジと三種類があります。
もちろん、機能差によって値段に差があります。単機能のものは1万円を切る商品もありますし、オーブンレンジになると2万円を超えてきます。
またスチームオーブンレンジになると10万円を超える商品もあります。ここまで値段に差が存在するので、電子レンジを選ぶ上で必要な機能をしっかり見極めるのも重要です。
時期以外にも!家電を安く買う方法
モデルチェンジをする時期や、セールとなる時期を説明してきました!この時期に家電を買えば比較的安く購入できる!ということはお分かりいただけたと思います。
しかし、モデルチェンジ時期や、セール時期じゃないときに家電を安く買う方法もあります。それはずばり家電のアウトレット商品を狙うことです。
「アウトレット」と耳にすると御殿場あたりの高級ブランドの「アウトレット」をイメージしてしまいますが、家電にも「アウトレット」商品が存在します。
モデルチェンジによって、型落ちした商品(生産終了品)や、箱が壊れている商品(外箱不良品)、店頭展示品などがアウトレット商品になるのです。店頭展示品などは、場合によっては半額以下ほどで購入することが可能になっています。
しかし、テレビやパソコン系などに関しては、店頭で通電しながら展示しているためにかなりの時間経過している場合があります。そのような商品は、もはや中古とほぼ変わらないのでおすすめはできません。
箱が壊れている商品(外箱不良品)の場合、新品同様にもかかわらず正規の値段よりかなり安く購入できるので、大変お買い得。しかし、根本的に箱が壊れている商品(外箱不良品)そのものの数が少ないので見つけることが難しいです。
また数多くのアウトレット品の中で、モデルチェンジによって型落ちした商品(生産終了品)がおすすめです。型落ちした商品なので、最新家電に比べるとスペックは見劣りすることもあります。
しかし、冷蔵庫洗濯機エアコンなどの家電に関しては、最新型モデルと、モデルチェンジによって型落ちした商品との性能や、機能に差があまりないことが多いです。性能や、機能が最新型と型落ちの商品どちらも同じくらいであるなら、値段の安い型落ち商品は大変お買い得ですよね。
この型落ち商品は、『特価!!お買い得!!』などと書かれて店頭で最新型に比べて安い値段で売られておりますが、更に店員さんと値段交渉をすることがより安く購入できるポイントになってきます。
家電屋の商品の中でも、型落ち商品はかなり値切り交渉がしやすいです!
なぜならば、家電量販店側も型落ち商品が在庫として残ってしまうことを避けたいため、型落ち商品を売りたいからです。値切り交渉などをしてもかなりの確率で成功することができます!
また、今ではヤマダ電機さんのネット販売ヤマダウェブコムなどを利用することで店頭より安く家電を購入することもできます。
店頭で現物を確認してから購入したい!という方も、ヤマダ電機で購入する際には、「ヤマダウェブコムでの値段は店頭の値段より○○円安かった!」と店頭で言えばweb価格に値下げしてもらえます。さらに、他店の価格より値段が高かった場合もその値段まで下げてもらえます。
そのほか、今ではネット上での値引き交渉をすることも可能になっています。面と向かって店員さんに値段交渉をするのが苦手だな…という方や、わざわざ店頭にまで出向くのが面倒臭いけど、値段交渉して安く買いたい!という方には非常に便利な機能ではないでしょうか。
家電は安く!コスパを意識した買い替えがおすすめ
家電の安い時期や、家電ごとの安い時期、また型落ちなどの狙い目商品などを紹介してきました。セール期にまとめて購入したり、モデルチェンジの時期に家電を買い換えたりすることで、安く家電を買うことはできると思います!
少しでも家電が安くなる時期や、商品の知識を持つことでコスパよく買い物することができ、数万円おトクになるのは大変魅力的ですよね。この記事を読んだ皆さんも、コスパのよい家電を安く購入してくださいね。