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風水的な玄関の方角の調べ方
風水は「どの方角に何を配置するか」で運気が決まってきます。あなたの家がどの方角にあるかご存知でしょうか?
あなたの家の方角を勘違いして配置してしまうことが運気を下げてしまう原因になるかもしれません。風水での運気を下げないためにあなたの土地の方角の調べ方について紹介します。
風水での方角を測る際にわざわざ専門家に来てもらって方角を調べてもらう必要はありません。自分で簡単に調べることができます。
必要なものは厚紙とペン、のり、はさみ、方位磁石、調べたい家や土地の間取り図です。以下に手順を示しますので参考にして下さい。
調べる手順
- 家の間取り図を厚紙に貼り付ける。
間取り図は紙でできているためすぐに折れてしまいます。そこで厚紙に貼り付け、折れたり変形したりすることを防ぐといいでしょう。 - 貼り付けた間取り図を切り取る。
厚紙に貼り付けた間取り図を切り取っていきます。 - ペンを使って間取りの中心を見つける。
厚紙の間取り図をペンの先に乗せてバランスが保たれる位置を探します。そこが間取り図の中心となります。 - 方位磁石で方向を見つける。
間取り図の中心を見つけることができたら方位磁石で方向を見つけ出します。まずは東西と南北をつなぐ十字線を書きましょう。その線の左右に15度の領域が東西南北の領域となりそれ以外の領域が北東、北西、南東、南西となります。間取り図に方角を書いて分かりやすくすることがおすすめです。
方角を調べる際に注意していただきたいことが階数で間取りが異なっている場合です。そのときは階数によって中心が違ってくるためそれぞれの階数で方角を調べましょう。
玄関の方角と風水の影響
北向きの方角に玄関がある場合
北向きの場合は「離宅(りたく)」とされています。どのような影響を及ぼすのか紹介します。
社交的で行動的な人になる要素がある
玄関が北向きの場合、鮮やかなものを飾るといいでしょう。色でいうと赤やピンク、パープルなどの燃えることを連想するような色が適しています。さらに芸術性なものを配置することで運気がアップするとされています。
冷え対策が必要!
北の方角は風水で見ると「水」の性質となります。水は冷えやすいという特徴があるため孤独や寂しさなどを与えることがあります。対策として冷やさないために暖かい色のアイテムを配置することが大切です。
東向きの方角に玄関がある場合
朝方に太陽光が入ってくる東向きの「兌宅(だたく)」にしたときの良い点と悪い点を紹介します。
人から好かれる運気を呼ぶ
「兌宅」のときは人気運が左右されるとされています。運気を上げるためには、玄関を明るくしすぎないようにすることがポイントです。開運アイテムとしては丸みを帯びた鏡を取り入れることで運気を呼び込むことができます。
過労や注意と半端になりやすい
東向きの場合、金色のアイテムを配置してしまうと勉強運や仕事運が下がってしまいます。運気を上げるためにはベルや風水などの音が鳴るものを置くといいでしょう。
南向きの方角に玄関がある場合
昼間に日当たりが良く暖かい南向きの玄関にした場合は「坎宅(かんたく)」となります。「坎宅」のメリット、デメリットをまとめましたので参考にして下さい。
忍耐力と努力が実り財をもたらす
南向きの玄関である「坎宅」は緑色や黄色などのスリッパや靴を取り入れるといいでしょう。また、玄関のインテリアは落ち着きのあるものを取り入れて照明は明るさを抑えることで運気が上がります。
ストレス増加や感情のコントロールが難しくなる
黒やグレーなどの暗い色を配置することで南向きが持っている「火の力」をダメにしてしまいます。また、赤などの燃えることを連想する色も燃え尽きてしまうため運気を下げる原因となります。
西向きの方角に玄関がある場合
「震宅(しんたく)」は西向きに玄関があるときの風水での気質ですが、影響を受けやすくするためにはどうしたらいいか紹介します。
人望厚く人づきあいが楽しくなる
西向きの「震宅」は木との相性が良く、家具やインテリアを木製にするだけでも運気アップに繋がります。また、庭がある場合はガーデニングをすることで運気を上げる効果があります。照明は明るくして華やかにすることで金運を上げることもできます。
放置すると浪費や現実逃避に陥ることがある
西は「金の気」を持っていますので暖色は燃えることを連想し、寒色は錆びてしまうことを連想するためこの2つの色を取り入れないようにしましょう。金、銀、白色を取り入れるだけで運気を上げることができます。
玄関の方角を「風水」で見ると?
玄関の方角を風水で見たときにそれぞれのバランスが大切となります。あなたの家の玄関の方向がどの方向にあるか、そして各方向にどのような置物が配置されているかによって運気が変わってきます。
また、朝、昼、夕方、夜などの時間帯によっても風水での運気は影響を及ぼします。玄関の向きが北東の場合は「鬼門」、玄関の向きが南西の場合は「裏鬼門」と呼ばれています。
この2つは「不吉な方角」とされています。この方角に玄関やキッチン、トイレやお風呂などの水回りがあると運気を下げてしまいます。また、「鬼門」と「裏鬼門」に窓があるときは閉めるようにしましょう。
玄関の方角によって生活環境が変わる!
風水は占いと思われがちですが、実はそうではないのです。ここでは風水について理解していただくために風水とは何か。そしてどのように使われているかについて紹介します。
風水の発祥は中国だった
風水は「気」の力を利用して衣・食・住やそれに対する行動など自分の環境を使って、開運させる環境学のことです。風水は中国発祥で約4000年前から取り入れられています。その当初は土地の中心に家相盤をおいて運気を調べていました。
環境を使って開運させることから、運がいい土地を探し出してそこに建物を建てたり、風水が軍学に発展して戦に貢献したこともあります。本来持っている運を最大限に発揮するために環境作りをしていくのが風水です。つまり、開運するかは環境によって決まってくるという考え方です。
日本での風水の歴史
日本でも京都府にある平安京の町並みは風水を取り入れられたとされています。風水はどの方角にどの部屋があるかによって様々な影響があると考えられています。
風水の方角は東西南北と北東、北西、南東、南西と8つの方向がありそれぞれに意味があります。風水と玄関の向きによって建物の気質が違ってくるとされています。
これを「宅卦(たくけ)」といいます。宅卦は玄関の向きが北なら「離宅(りたく)」、東なら「兌宅(だたく)」、南なら「坎宅(かんたく)」、西なら「震宅(しんたく)」とされています。
まとめ
玄関における風水の影響について紹介させていただきました。一番大切なことは現状を把握してどのように対策を取るかです。あなたの家の運気が悪かった場合は、どのようにしたらいい運気を呼び込むことができるか考えて行動するようにしましょう。風水を学んであなたの家をより良い環境にしてみてはいかがでしょうか?