子どもが『親にくっついて寝る』心理4選

赤ちゃんと添い寝している母親

子どもと同じ布団やベッドで寝ていると、自然と親にくっついてくることは多いですよね。なぜ子どもは親にくっついて寝たがるのでしょうか。この記事では、子どもが親にくっついて寝る心理や寝不足などで辛い時の解決法を紹介します。気になる方は記事をチェックしてみてください。

愛おしい…寝る時に親にくっつきたがる子どもは多い

まだ年齢の低いお子様がいるご家庭では、子どもと一緒に添い寝する親御さんが多いですよね。隣に並んで寝ていると、眠っているはずなのに無意識で子どもがくっついてくるという光景をよく見ることでしょう。

眠っている時でも親にくっつこうとする我が子を見ていると、愛おしい気持ちがより強く湧き起こったり、中には寝ている我が子を抱きしめたい衝動に駆られるという方もいるかもしれません。

しかし、毎日のようにくっついてくる我が子と添い寝していると、どうしても子どものことが気になり、なんだか寝不足気味…と体調不良を感じている方が多いのも事実です。なぜ子どもは寝ている間も親にくっつきたがるのでしょうか。

子どもが『親にくっついて寝る』心理4選

お母さんやお父さんにくっついて寝たがる、寝ている間も自然にくっついてくるという子どもは多いです。なぜ子どもは親にくっついて寝たがるのでしょうか。ここでは、子どもが親にくっついて寝る時の心理をご紹介します。

1.親にくっつくことで安心できるから

これは人間だけでなく、動物の本能的なものも関係しています。子どもは親にくっつくことで、本能的に親の体温や匂いを感じ、安心することができると考えられています。

そのため、起きている時はもちろん、寝る直前に添い寝してもらっている時や睡眠中であっても、親とくっついて寝ることで安心しようと本能的に心理が働いているのです。

また、子どもに限らず「人肌恋しい」という言葉があるように、人の体温や匂いを感じることで、安心感を得られるという研究結果もあります。

2.「昼間頑張ったから甘えたい」心理が影響

保育園や幼稚園へ行き始めると、昼間に親から離れて生活する状況に楽しさを感じると同時に、疲れやストレスを覚える子どもも多いです。そのため、親から離れることへの不安や疲れの反動が夜に出ていることも影響しているでしょう。

大人が思っている以上に、保育園や幼稚園へ行っている子どもの疲れは大きいです。寝ている間は無意識にそんな頑張った反動が現れ、「今まで以上に甘えたい」という心理が親とくっついて寝るという行動に影響していると考えられます。

3.寒くて親の体温で暖を取ることも

寒い時期であれば、単純に布団だけでは寒さを感じるため、本能的に親の体温で暖を取ろうとしている可能性も考えられます。

特に子どもは大人と比べて寝相の悪い子が多いです。寝ている間に、せっかくかけてあげた布団を蹴り飛ばしているという光景も珍しくありません。すると、布団が体から離れてしまうため、本能で「別のもので暖を取ろう」という心理が働きやすくなります。

隣に大好きなお母さんお父さんがいれば、そんな親御さんの体温で暖を取ろうとくっつきたがるのも無理はありません。

4.何かを抱きしめることで寝姿勢が安定する

抱き枕という商品が販売されているように、寝ている時に何かにくっついて眠ることで寝姿勢が安定し、より熟睡しやすくなる人も多いです。実際、眠る時に布団や抱き枕を抱えるようにして横になると、就寝しやすいという人も多いでしょう。

これは子どもも例外ではありません。特に親の愛情を求めている子どもは、何かを抱きしめることで寝姿勢が安定し、安心感から熟睡しやすくなる傾向にあります。

浅い睡眠と深い睡眠を90分毎に繰り返しているとも言われているため、浅い睡眠時に「なんだか眠りにくいな」と無意識のうちに感じ、親にくっつこうとする子は多いと考えられます。

かわいいけれど眠れない…子どもがくっついてくる時の解決法

赤ちゃんを抱えあくびをしている母親

寝ている最中もくっつこうとする子どもを見ると、愛おしさを感じると同時に、眠りにくさを感じたり、気になって熟睡できないというご両親も少なくありません。

そんな時は、多くの人が実践している以下の解決法を参考にして、少しでもご自身の体を労ってみてください。

  • 一緒に寝ている布団やベッドを大きいサイズに替える
  • シングルベッドや布団を2つくっつけて寝る
  • 子どもとの間に布団や抱き枕を置く
  • 親が避難できる場所を同じ部屋につくる

ベッドや布団を大きいサイズに買い換えることで、寝ている場所が広くなり、子どもと一定の距離をとるという方も多いです。また、シングルベッドや布団を2つ並べることで、意図的に隙間を作り、くっつきすぎることを防いでいるという声もありました。

また、子どもが寝静まってから、子どもとの間に布団や抱き枕をバリケードのようにして挟むことで、精神的にも熟睡しやすくなります。寝姿勢が安定せずくっついてくる子どもの場合は、この方法で意外にも安眠してくれることが多いです。

ぜひご両親自身が健康を維持できるよう、適度にご家庭の寝室に合った方法や子どもの性格に合った方法を取り入れ、睡眠時間を確保しましょう。

子どもがくっついて寝る時は無理のない方法で乗り切ろう

いかがでしたか。子どもが寝ている時にくっついてくる様子はとても可愛らしいですよね。しかし、親が睡眠不足になってしまうと、かわいいだけでは乗り切れないことも多くなってきます。無理のない方法で最低限睡眠を取れるよう解決法を模索してみましょう。

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