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液晶テレビは8〜10年が平均的な買い替えのタイミング
現在、テレビは大きく分けて2種類に分類されることが多いです。1つは「有機ELテレビ」、もう1つが「液晶テレビ」です。有機ELテレビは比較的最近出てきたモデルのテレビで、少々高額ですが画面がとても綺麗に映るという魅力があります。
液晶テレビは、有機ELには映像で劣る部分があると言われていますが、日常的にテレビを見る分には問題なく快適に楽しむことができます。また、比較的低価格で購入でき、サイズの幅も広いため、現在も液晶テレビが人気の傾向にあります。
そんな液晶テレビですが、一般的に8〜10年が平均的な買い替えのタイミングと言われています。この時期になると、徐々に不調を感じる人が増えます。
こんなサインが現れたら壊れる前兆かも!?
液晶テレビは、壊れる前兆として以下のようなサインが見られます。
- 以前よりも画面が暗く感じる
- 電源が入らないことが度々起こる
- リモコン操作しても反応しないことがある
- 音が出なくなることがある
- 音は出ているのに画面がつかない
このようなサインが現れたら、まず修理依頼をした上で、新しいテレビの購入金額と比較し、修理に出すか買い換えるか検討しましょう。故障原因によっては、新しいテレビに買い替えたほうが安く済むことも多いです。
要注意!液晶テレビが壊れてしまう『4大原因』
液晶テレビは、コスパ良く解像度も高いため、日常的にテレビを楽しむ分には問題なく快適に楽しむことができます。しかし、意外と壊れやすいというデメリットもあるため、扱い方には注意が必要です。
1.長時間使い続けることで大きな負荷をかける
液晶テレビだけでなく、他の電化製品にも同じことが言えますが、長時間使い続けることで大きな負荷をかけることになるため、あまりに使い過ぎてしまうと早く寿命が来てしまう原因となります。
特に多くの熱を発するテレビなどは、本体に熱がたまりやすく故障原因となりやすいので、長時間テレビをつけっぱなしにする使い方は控えましょう。
2.周辺を掃除せず埃を溜めてしまう
気がついたらテレビの周りに埃が溜まっていたという経験を持つ人は少なくありません。しかし、液晶テレビの周辺を掃除せず、埃が溜まった状態を放置してしまうと、熱を放出する通気口が埃でふさがってしまい、熱を放出できなくなってしまいます。
すると、本体内部に熱がこもってしまい、内部に悪影響を及ぼし故障のつながる恐れがあります。さらに、埃が通気口などの穴を通り抜けて内部に侵入してしまうこともあり、こちらも直接故障の原因となりかねません。
こうした事態を避けるためにも、液晶テレビの周辺は埃がたまらないよう、定期的に掃除するようにしましょう。
3.直射日光が当たる
液晶テレビは熱に弱いという特性を持っているため、夏場は注意が必要です。直射日光が当たりやすい窓の近くにテレビを置いているご家庭も多いですが、直射日光が当たることで熱がこもりやすくなり、故障原因となることも多いです。
特に、夏場の直射日光は非常に強力です。窓越しに直射日光が当たってしまうと、熱が放出しきれず故障してしまいます。遮光カーテンを引いたり、窓の近くから離れた場所に設置したりと、テレビに日光が当たらないよう注意しましょう。
4.物が当たったり倒れたりすることによる衝撃
液晶テレビの画面は、物が当たるだけでも傷がついてしまうほど繊細です。また、液晶テレビは薄型のものが多いため、ちょっとした衝撃や地震などで倒れてしまうケースも珍しくありません。
しかし、液晶テレビはこうした衝撃にも弱いため、「問題ないだろう」と思っていた衝撃でも故障原因になり得ます。したがって、物を当てたり、設置する際に乱暴に置いたりすることは絶対にやめましょう。
また、地震などで転倒しないよう、転倒防止のために滑り止めグッズを使用したり、固定するためのバンドを使用するなど工夫しましょう。
液晶テレビを長く使い続けるために意識すべきことは?
液晶テレビをできるだけ長く使い続けるためには、以下のポイントを意識することが大切です。
- 直射日光の当たる窓の近くには置かない
- 定期的にテレビ周りを掃除する
- 液晶が傷つかないよう気をつける
- 地震や衝撃によって倒れないよう転倒防止策を立てる
- 見ていない時は電源を消す
- 長時間つけっぱなしにしない
繊細な機器である液晶テレビは、ちょっとした衝撃や熱に弱いです。したがって、窓の近くに置かない、遮光カーテンを活用する、転倒しないよう防災アイテムを活用するなど、工夫を施すことも重要です。
丁寧に扱うことで、15〜20年持つとも言われているため、平均的な8〜10年とは言わず、できる限り長持ちするよう扱い方を見直しましょう。
液晶テレビは衝撃や埃に弱い!丁寧に扱うことを意識して
いかがでしたか。液晶テレビは多くのご家庭で使用されているテレビですが、意外と脆いという欠点を持ちます。なるべく長く使い続けるためにも、丁寧に扱うことを意識しましょう。