エアリズムを暑いと感じる理由は?人による?代用となるものとは

エアリズム

夏に感じる不快感を解決してくれるアリズムはユニクロの人気商品です。なめらかで肌触りがよく着心地抜群にも関わらず、なぜ人によってはエアリズムを暑いと感じるのでしょうか?色々調査してみたところ、理由がいくつか分かってきたのです。その理由とは何か、暑いと感じる人の特徴、そして代用となるインナーについて見ていきましょう!

エアリズムは暑い?

エアリズム

ロングシーズン着用できるエアリズム、今ではユニクロの人気商品ですよね。

ひんやりした感触で暑い夏も快適に過ごせることから、キャミソール、タンクトップ、ブラ、タイツ、ショーツなどのインナーの他、パーカーやカーディガンなど普通の洋服も次々と発売されています。

ところが、ユニクロのエアリズムは暑いという口コミも!速乾性はあるものの、汗を吸い取ってくれる綿(コットン)素材でないからなのでしょうか?

エアリズムタイツも暑いと感じる?

エアリズムタイツとは、適度に加圧し続けることでハードな運動による疲労を和らげてくれるサポートタイツです。

伸縮性抜群であらゆる動きに対応可能なため、日々のランニングやジムなどのスポーツ、ハイキングなどのアウトドアシーンで十分に活躍してくれます。接触冷感やドライ機能があり、通常のタイツよりも快適にスポーツができるというのが人気の秘密でしょう。

ですが、このエアリズムタイツも化学繊維で出来ていますので、直接肌に触れることで暑いと感じる人がいるようです。

エアリズムの特徴

ユニクロのエアリズムの特徴は、何と言ってもなめらかな肌ざわりと夏の暑い日でもサラッとしていることにつきます。

素材は、吸水性がほとんどないポリエステルなどの化学繊維で作られています。それなのに何故、早く乾くのか不思議ですよね。

肉眼では1本の糸にしか見えませんが、実際には細かい繊維を束ねた糸「マイクロファイバー」で生地を編んでいます。束ねられた細かい繊維と繊維の間にある「すきま」を、汗が上がっていく「毛細管現象」によって、徐々に蒸発していくというわけです。

《 ポイント 》

  • 速乾性はあるものの綿素材でないため汗を吸い取らない。
  • 直接肌に触れるエアリズムタイツも足が暑いと感じる。
  • 細かい繊維を束ねた「マイクロファイバー」で編んでいる。

エアリズムを暑いと感じる人の特徴

汗をかきやすい人

湿気を拡散し熱気を放出するにもかかわらず、なぜ一部の人は「エアリズムは暑い」と感じるのでしょうか。すると、以下のような特徴を持った人が「エアリズムは暑い」と感じる傾向にあることが分かりました。

服をゆったりと着たい人

エアリズムは体にフィットするように、一般の衣類より小さめに作られています。身体に密着しているため風が通る隙間がなく、肌に布が常に貼りついているような状態なので、それだけで暑いと感じるのかもしれませんね。

かなりストレッチが効いていますのでキツいと感じることはないでしょうが、普段ゆったりした服を好んで着ている人にしてみれば、特に夏場は暑苦しいと感じてしまうのではないでしょうか。

汗をかきやすい人

速乾性に優れているエアリズムは、汗をかいてもすぐ乾きます。吸水性がないので汗を大量にかくと乾くまで濡れた状態が続くので、多汗症の方は背中に汗をかいてそれがベタベタして暑いと感じてしまうようです。

真夏のように絶え間なく汗をかくような状況になると、化学繊維のすきまを汗が通って拡散されるスピードが追いつかず、熱がこもってしまうのです。

インナーを着る習慣のない人

夏にひんやりとした着心地のエアリズムを、Tシャツやシャツのインナーとして着ている人は少なくありません。ですが、普段インナーを着る習慣のない人が、Tシャンやシャツの中にエアリズムを着ると暑く感じてしまいます。

というのも、エアリズム特有の接触冷感があるとはいえ、一枚のインナーであることに変わりはありません。シャツの中にエアリズムを着ると、普段より1枚多く着る分暑く感じてしまうのでしょう。

古い型のエアリズムを着ている

エアリズムは改良された新製品が毎年発売されています。数年前に買ったエアリズムを着続けているとすると、改良された新しいエアリズムに比べて性能は落ちています。

エアリズムを着て暑く感じる場合は、最新のエアリズムを試しに買って着てみてはいかがでしょうか。

寒暖差が激しい冬は蒸れやすい

ユニクロのエアリズムといえば夏のイメージがありますが、実は一年中着用できる快適なインナーです。汗をかきやすい夏にピッタリなのはもちろんのこと、春から冬まで衣類内の湿気を取ってくれるのでサラっとして気持ちいいです。

ただし、寒暖差が激しい冬は、暖かい部屋にいると蒸れやすく暑いと感じることがあるかもしれません。

《 ポイント 》

  • 身体に密着していると風が通るすきまがなく暑いと感じる。
  • 汗が多いと拡散されるスピードが追いつかず熱がこもる。
  • 普段インナーを着ない人は一枚多く着る分暑く感じる。
  • 改良された性能が良い新製品が毎年発売されている。
  • 寒暖差が激しい冬に暖かい部屋にいると蒸れやすい。

エアリズムを暑いと感じる時の対処法や代用品

汗をかきやすい人

エアリズムには次の3つの種類があります。「普通のエアリズム」の他に、抜群の通気性でムレにくい「エアリズムマイクロメッシュ」、そしてコットンとエアリズムのハイブリッドな1枚「エアリズムコットン」です。

エアリズムマイクロメッシュ

特殊なメッシュ素材を使用した「エアリズムマイクロメッシュ」は、他のメッシュタイプより接触冷感を25%アップさせたエアリズムです。その名前のとおり、メッシュ生地でつくられているため、速乾性が特出しています。

特に多汗症の人がエアリズムマイクロメッシュを着れば、通常のエアリズムよりベタベタした感じがしないので快適に過ごせるでしょう。

消臭、吸放湿性、ドライ、抗菌防臭、などの快適機能があり、さらには極細繊維を使用することでストレッチ性が40%高まります。身に着けていることを忘れほど軽やかな着心地です。

エアリズムコットン

外側はコットン(綿)素材、内側はエアリズム素材の一枚二役、「コットン」と「エアリズム」の良いとこ取りが「エアリズムコットン」です。

今まではインナーとしての機能だけだったエアリズムの上に、Tシャツを重ね着するしかありませんでした。しかし、エアリズムコットンは一枚で着ても問題ないので、重ね着する手間が省けます。

普段インナーを着る習慣のない人は、そのままTシャツ感覚でエアリズムコットンをサラリときてみましょう。ストレッチ性があるなめらかな風合いなので、肌に心地よくなじみます。

コットン素材は普通のエアリズムのようなフィット感はありませんから、ゆったりした服が好きな人におすすめです。

《 ポイント 》

  • 接触冷感、速乾性、ストレッチ性などの快適機能がある「エアリズムマイクロメッシュ」
  • 「コットン(綿)」と「エアリズム」の良いとこ取りの「エアリズムコットン」

エアリズム以外に暑い季節おすすめのインナー

インナー

自分の肌に直接触れるインナーは、しっかりとこだわって選びたいですよね。暑い季節、インナーとして求めるポイントは、

  • 綿100%素材の「通気性」
  • 着た瞬間にヒンヤリして気持ちがいい「接触冷感」
  • 汗がすぐに乾く「速乾性」
  • ニオイのもとを抑制してくれる「消臭力」

でしょうか。

エアリズム以外で人気のおすすめインナー

ZOZO「ゾゾエアー」

ユニクロ「エアリズム」と同価格帯のインナーは、「ベントクール」という話題の素材を使用しています。「ベントクール」は、水分を吸収した瞬間に生地の編み目が広がり通気性の良さがアップするという機能性素材で、特にスポーツ向けとして期待されています。

無印良品「綿でさらっとインナー」

吸水速乾の機能性肌着は、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維を使用するのが一般的ですが、無印では綿100%の「綿でさらっとインナー」を開発し発売しています。

綿の含有率が高い肌着はポリエステルなどのインナーに比べて、汗をかくと肌にベタッと張りつく不快感がありますが、この「綿でさらっとインナー」は、綿糸の外側と中心部分の密度を変えることで、速乾性を高めた優れものです。

グンゼ「キレイラボのクール」

切りっぱなし(カットオフ)なので縫い目がまったくありません。暑い季節でも肌に心地よい「クール」の特徴は4つ!

  • 滑らかな肌触りの「軽のびレーヨン」
  • 多汗症気味の方に最適な「ひんやり接触冷感」
  • ムレが気になる方には「さわやかメッシュ」
  • 体に貼りつくベタつきが嫌な方には「さらさら強撚綿」

お悩みに合わせた4種類のインナーをとりそろえられているのが、「キレイラボのクール」です。

《 ポイント 》

  • 話題の素材「ベントクール」を使ったZOZOゾゾ「ゾゾエアー」
  • 綿100%の無印良品「綿でさらっとインナー」
  • 人気の完全無縫製のグンゼ「キレイラボのクール」

最後に

エアリズム

人によってエアリズムが暑いと感じる理由について解説しました。いかがでしたでしょうか?

ハイテク技術がギュギュッと詰まったユニクロのエアリズム。そんなエアリズムが暑いと感じる人の特徴が見えてきましたね。

ゆったりした服を好む人、多汗症気味の人、普段インナーを着る習慣のない人は、「エアリズム」ではなく、ここで紹介した「エアリズムマイクロメッシュ」か「エアリズムコットン」を試してみてはいかがでしょうか。

そして、エアリズム以外で人気のおすすめインナーもお伝えしました。この記事をきっかけにして、夏だけに限らず一年中心地よいインナーで快適な日々をお過ごしください!

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