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お刺身は劣化しやすい食材
お刺身は、ちょっと特別な時に食べたくなる食材です。とはいっても、生ものなので劣化しやすく、適切な環境で管理しておかなければあっという間に腐ってしまいます。
今回は、お刺身を常温で管理したとき、どれくらいの時間で傷み始めるのかをご紹介します。正しい方法でお刺身を保存して、劣化を防ぎましょう!
お刺身を何分放置するとダメになるの?
お刺身を常温で保存した場合、どれくらいの時間で劣化し始めるのでしょうか。季節やシチュエーション別にまとめました。
冬場でも半日放置したら危険!
冬場は、半日を過ぎたあたりから劣化が目立ち始めます。寒い部屋であっても、下記のような場所での保存は不向きです。
- 直射日光が当たる場所
- 暖房の風が直接当たり続ける場所
冬だからといって、室内にお刺身を放置したままにするのは危険です。暖房の風による乾燥でも劣化することがあるので、注意してください。
夏場は数時間と持たず劣化する
夏場、生ものを常温放置してしまうと、お刺身に限らず数時間と持ちません。お刺身の中でも青魚は1時間も持たずに劣化するため、常温での放置は危険!1時間以内であっても、直射日光が当たる場所や湿度が高い場合は腐敗してしまうことがあります。
夏場は、時間に限らず保存状況やお刺身自体の異変異臭などがないかを確認し、安全な状態かを確認してお刺身を食べるようにしましょう。
車内放置は季節を問わず危険
車内の温度が上がりにくい秋以降の季節であっても、車の中で30分以上常温放置すると傷みます。車内の温度は想像以上にすぐ上がるため、クーラーボックスや氷などがない状態での持ち運びはおすすめできません。
お刺身や生魚を車で持ち運ぶときは、クーラーボックスに氷を入れるなどして、温度が上がって劣化しないための工夫を実践してみてください。
お刺身の正しい保存方法
お刺身の正しい保存方法は、以下のものがあげられます。
- お刺身をパックから取り出して、水分を拭き取る
- ドリップを拭き取り、お刺身に余分な水分がついていない状態にする
- ラップにくるんで、チルド室で保存
柵の場合は、水分とドリップを拭き取ってラップにくるみ、切らずに保存しましょう。酸素に触れる面が少ないため、劣化を防ぎやすくなります。
お刺身を直接手で触って保存すると、手についている細菌がお刺身に移ってしまい劣化につながります。お刺身のとりわけは菜箸などを使用して、菌が移らないよう注意してください。
まとめ
お刺身は生ものなので、購入後できるだけ早く消費するよう心がけてください。保存する場合は、常温を避け、冷蔵庫のチルド室での保存がおすすめです。