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マスクは「咳エチケット」のために重要なアイテム
コロナ禍において、外出する際は欠かせないアイテムとなった「マスク」。マスクを着けることで、喋った時や咳をした時などにツバやウイルスが飛散しないように予防することができます。
自身の身を守るというよりは、周囲の人にウイルスを感染させないという意味合いが強く、コロナウイルス感染拡大を防ぐ1つの手段として有効だと考えられています。
そんなマスクですが、何気なく扱っており、実は誤った扱い方をしている人が多くいます。今回は、改めてマスクの正しい扱い方を見直しましょう。
やってはいけない『マスクの外し方』3選
外出先から帰ってきた際、あるいは外食する際、マスクをどのように外していますか。また外したマスクをどのように扱っていますか。正しく外さなければ、きちんと感染予防することができません。ここではやってはいけない『マスクの外し方』をご紹介します。
1.マスクの表面を触る
マスクを外す際、マスクの本体部分を触っていませんか。マスクの表面には、雑菌やウイルスが付着していることが多く、その表面に触れることで、手にウイルスが知らぬ間に付着してしまう恐れがあります。
そのため、マスクをきちんと着けて感染予防を徹底していても、マスクを外す時にウイルスに触れてしまい、コロナウイルスはもちろん、風邪やインフルエンザなどのウイルスを取り込んでしまう可能性があるのです。
マスクを外す際は、マスクの表面を触らず、マスクの紐部分のみを使って外すようにしましょう。
2..外したマスクをそのまま放置する
外したマスクは、ビニール袋に入れたり蓋のついたゴミ箱に捨てることが望ましいと言われています。外したマスクをそのままテーブルの上やその辺にポイッと放置する行為は、絶対NGです。
マスクにはウイルスが多く付着している可能性があるため、マスクに付着しているウイルスが、マスクを置いたテーブルなどに移ってしまう可能性があります。
安全な家に多くのウイルスが拡散されることになるため、マスクを外したら絶対にゴミ箱に捨てるようにしましょう。外出先では、なるべくビニール袋に入れたり、その場で使い捨てマスクを捨て、新しいマスクに替えたりしましょう。
3.外したマスクを直接カバンに入れる
外出先でやりがちな間違った外したマスクの扱い方として、外したマスクを直接カバンの中に入れる行為が挙げられます。
ここまでお話しした通り、マスクには多くのウイルスが付着しています。そのマスクを直接カバンに入れてしまうと、カバンの中でウイルスが拡散してしまい、マスク以外にも多くの物にウイルスが付着してしまいます。
家に帰ってからもウイルスの脅威にさらされることになるため、マスクは必ずビニール袋やマスク入れなどに収納してからバッグに入れるようにしましょう。
予防効果を出すために!正しいマスクの外し方を解説
マスクによる予防効果をしっかり出すためには、マスクを外す際にも正しく扱う必要があります。マスクを外す際に押さえておきたいポイントは、以下の2点です。
- マスクの表面を触らないようにする
- ゴム紐の部分だけを持つ
ウイルスが多く付着しているマスク本体には触れず、ゴム紐の部分だけを持つことを徹底してください。具体的なマスクの外し方は下記の通りです。
- 片耳のゴム紐だけを持ち、顔から外す
- ゴム紐の部分だけを持ってビニール袋に入れて(もしくは蓋のついたゴミ箱に)捨てる
- マスクを捨てた後は、石鹸で手洗い、またはアルコールで消毒する
マスクを外し捨てる際にゴム紐のみを触っていたとしても、ウイルスが手に付着している可能性は大いに考えられます。必ずマスクを外した後も石鹸で手洗いしたり、アルコールで消毒したりして、感染予防を徹底しましょう。
感染症にかからないためにもマスクは正しく扱おう
いかがでしたか。意外とマスクの正しい外し方を知らなかったという人は多いと思います。少しずつコロナウイルスへの対応も緩和されつつありますが、引き続き、マスクを正しく扱い、観戦予防に努めましょう。