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布団たたきの使い方、間違っているかも
布団たたきといえば、外干しした布団を家の中に入れるときに、布団の汚れを落とすためにバシバシたたくものという認識を持っているのではないでしょうか。一昔前までよく見られた布団たたきの使用方法は、実はあまりよい使い方とはいえません。
今回は、干し終わった布団を布団たたきでたたいてはいけない理由をご紹介します。布団たたきの正しい使い方も、併せてチェックしてみましょう。
布団たたきをするべきではない『NGな理由』3選
布団たたきをすべきではない理由とは、具体的にどのようなものが挙げられるのかを解説します。
1.近所迷惑になる
布団をたたく音は、周囲にかなり響くほど大きな音です。住宅街であれば、近所から苦情が寄せられてしまうかもしれません。
住宅密集地は、どんな人が住んでいるのか把握するのが難しいケースもあります。ご近所さんに新生児がいたら、布団をたたく音で起きてしまうかもしれません。夜間勤務の人が休んでいる可能性もあるので、大きな音は立てない方が無難です。
2.布団の繊維がちぎれてしまう
布団たたきで干した布団をたたくと、たくさんのホコリがずっと出てきているように見えますよね。実は、ホコリに見えているものは、布団の中にある中綿の糸くず!布団をたたいた衝撃で中綿がちぎれてしまい、それが布団をたたいた勢いで出てきているのです。
中綿がちぎれるということは、布団へのダメージがそれほど大きいということにつながります。中綿が傷むだけでなく、傷んだ中綿の内側にダニの死骸やフンが入り込んでしまう可能性もあるので要注意!
3.ダニの死骸やフンをばらまく
布団たたきで布団をたたくと、ホコリやダニの死骸などを空中にまき散らしてしまいます。ご近所さんが近いと、干している洗濯物に布団から出たホコリなどが付着してしまうかもしれません。
昨今ではアレルギーなどの問題もあるため、アレルゲンはまき散らさないよう配慮しましょう。アレルギーは、場合によっては命のかかわる事態を招いてしまう可能性があるので、十分に配慮してください。
布団たたきの正しい使い方
布団たたきは、布団の表面を優しくなでるように使いましょう。布団の表面にあるダニの死骸やフンを、効率よく払い落とせてますよ。布団の表面を布団たたきできれいにしたら、布団を室内に仕舞います。仕上げに布団に掃除機をかければ、ホコリなどもスッキリ除去可能!
布団内部に潜むダニを除去したい場合は、専用のスチームアイロンを使うのがおすすめです。
まとめ
布団たたきは、使い方によって布団を傷めてしまう可能性があります。ご近所さんへの迷惑も考慮して、布団たたきは正しい使い方を守りましょう。