実は間違っている『レモンの食べ方』3選!NGな理由からおすすめの食べ方まで解説

まな板の上の輪切りのレモン

代表的な柑橘系果物でもあるレモンはカラダに良いイメージがありますよね。ですが、食べ方によっては胃腸に負担がかかったり、歯が溶ける原因になることご存じでしょうか。実は間違っているレモンのNGな食べ方と効果的な食べ方について解説します!

実は間違っている『レモンの食べ方』3選!

レモンとレモン果汁

1.一度に沢山食べると胃腸に負担がかかる

レモンは美容・健康面のメリットはいくつもありますが、過剰摂取は「胃痛・腹痛・下痢」などの症状を引き起こすことがあります。レモンに含まれるクエン酸は、胃酸の分泌を増やす効果があり消化の吸収などを促してくれます。

たくさん摂っても吸収しきれず余った分は体外に排出されると言われていますが、一度に過剰摂取すると胃酸過多になり「胃痛・腹痛・胃もたれ・胸やけ・げっぷが出る・胃酸の逆流」などの症状を引き起こすことがあるそうです。

  • 1日のレモンを摂取する目安量は、他の食材からもビタミンCやクエン酸を摂取することも考え、半個~1個程度が良いでしょう。

2.だらだら摂取していると歯が溶ける原因になる

歯を見せている女性

レモンだけではありませんが柑橘系の果物は口の中をあっという間に酸性にする性質があります。唾液によって、酸性の状態は中和されますが、だらだらとレモンを摂取すると口の中がずっと酸性の状態になり脱灰がすすみ、それに伴い歯はどんどん溶けてしまうので気を付けましょう。

  • レモンの飲食後に、ガムを噛んで唾液をたくさん出すことも歯が溶けるのを防ぐのに有効とのことです。
  • レモンなど酸性のものを食べた直後は歯が溶けやすい状態のため、歯磨きは食後30分程度してからがおすすめです。

3.輸入レモンの皮は洗っても食べないほうがいい

輸入レモン

国産のレモンは無農薬が多いのですが、輸入レモンなど農薬を使われているレモンは丸ごと食べないほうが良いでしょう。

輸入レモンには、輸送の際にレモンが傷まないよう防カビ剤などが使われています。この防カビ剤は、日本国内での使用は禁止されているもので、輸入されてくる果物だけに使われているそうです。

そして他の農薬と違い、薬の成分は皮にまで浸透してしまっているので表面を洗うだけでは落とすことができないとも言われています。特に妊婦さんや小さなお子さんへの健康への影響は心配です。

  • 皮を使う場合は国産レモンを使用し、輸入レモンを食べる際はよく洗って皮をむいて食べるようにしましょう。
  • 輸入レモンの皮を使う場合は、防かび剤を除去する方法として「茹でこぼし」などおこなってください。

レモンの効果的な食べ方

輪切りのレモンとハーブ

レモンは適量を守って食べれば、クエン酸が消化を促進させたり、ビタミンCがコレステロールを下げて血糖値を安定させたり、抗酸化作用・抗ガン作用など体に嬉しい効果がたくさん期待できます。間違った食べ方とあわせて効果的な食べ方のポイントも押さえておきましょう。

  • ビタミンCは加熱によって壊れやすい成分なので、レモン果汁はそのまま取り入れるほうがいい
  • レモンは「ソラレン」を含んでいて、紫外線を浴びる前にレモンを摂取してしまうとシミができやすい状態になるため光を浴びない時間帯に食べる
  • ビタミンCは空腹時と満腹時で吸収速度や吸収量が異なり、満腹時は吸収速度が遅いですがビタミンCを吸収しやすいため食後に摂るほうがいい

などです。

レモンを肌に塗るのはNG?!

レモンを持つ女性

レモンは食べるだけでなく化粧水の代わりにレモン汁を肌に浸透させると、ニキビが改善したり、シミを消すのに効果的と言われることもあります。

ですが、レモンの酸性成分によって肌のpH値が変わりバリア機能が低下し、炎症やかぶれを引き起こしたり、それが跡に残ることもあるそうです。お肌の体質や状態によっては使わないほうがいいみたいなので気を付けて下さい!

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