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クッキーは冷蔵庫で保存しなくてもOK
クッキーは焼いて加熱してありますので、常温でも保存することが可能です。
とは言え、手作りクッキーなどは夏場の気温が高い時は常温保存だと傷んでしまいそうで冷蔵庫に入れて保存したくなりますよね。
しかし、クッキーを冷蔵庫にそのままの状態で保存してしまうと、湿気るので保存方法に注意が必要です。
クッキーを冷蔵庫に入れると湿気る理由
冷蔵庫の扉を頻繁に開け閉めすることによって、室内の暖かい空気が入ってしまい冷蔵庫内の湿度が上がってしまいます。
冷蔵庫の中は室内よりも湿度が低くなっていますが、気温の低い冬の時期は空気が乾燥しているので、冬場に窓のガラスが結露するのと同じ現象により、クッキーが湿気てしまいやすくなるので注意が必要です。
冷蔵庫が高湿度対応の場合は、一般的な冷蔵庫と違い冷蔵庫内に湿気がたまりやすい構造になっていますのでクッキーが湿気りやすくなります。
冷蔵庫でクッキー保存をすると湿気が原因で湿気てしまうので、常温で保存するのが良いとされています。
クッキーをサクサクに戻す方法
電子レンジを使う
湿気たクッキーを電子レンジ(600W)で30秒くらい加熱すると水分が飛んでサクサクに戻ります。電子レンジのワット数によって時間が変わりますので、最初は少ない時間で様子を見ながら加熱してください。余熱をとってから食べましょう。
オーブントースターを使う
湿気たクッキーをオーブントースターで温めると電子レンジよりさらにサクサクになります。オーブントースターを使用する場合は、クッキーが焦げやすいので確認しながら温めてください。加熱時間は1分程度が目安です。
クッキーを焼く前の生地の保存方法
ここでは、焼く前のクッキーの生地を冷蔵庫で保存するための下準備の方法をご紹介します。
クッキーを焼く前の生地をのばす
ラップを敷いた上にクッキーの生地を乗せてよくのばしてからラップで包み、その上からめん棒などで生地の表面が平らになるようにのばします。
クッキーを焼く前の生地の保存方法
ラップで包んだクッキーの生地の上のラップを側面にそってよく密着させたら四隅を折りたたんでジップロックなどの容器に入れて保存してください。
クッキーを焼く前の生地の保存期間
クッキーの生地の保存期間は、冷蔵保存で約1週間、冷凍保存で約1ヶ月が目安です。
冷凍保存したクッキーの生地は、少しだけ自然解凍してから使用してください。生地が硬すぎるとヒビが入りやすくなり、また生地が柔らかすぎても上手く焼くことができません。状態を見ながら解凍しましょう。
保存前の下準備とコツ
- クッキーの生地は、ゴムヘラを使って切るように混ぜる
- クッキーの生地を乗せる台は20℃くらいまで冷やしておく
- クッキーの生地に使う小麦粉は薄力粉と強力粉の2種類用意して生地の打ち粉には強力粉を使う。
- クッキーの生地を切ったり、型抜きする際は手の体温で生地がダレる前に素早く成形する
- クッキーの生地は一晩休ませるのが理想。時間がないときは最低でも1時間は休ませる
手作りクッキーの保存方法と保存期間
手作りクッキーの正しい保存方法
手作りクッキーの正しい保存方法は、冬場の気温が低い時期であれば「常温」、夏場など気温の高い時期は「冷蔵庫」で保存しましょう。基本的には、冬場でも冷蔵庫での保存がおすすめです。
保存する際は乾燥剤を使う
冷蔵庫に入れる前に、おせんべいなどのお菓子についている乾燥剤と手作りクッキーを保存容器や袋に入れ、なるべく真空状態にして保存すると湿気りにくくなりおすすめです。
手作りクッキーの保存期限
市販されているクッキーの場合、保存料などが入っているので長く保存することができますが、手作りクッキーの保存期間は約1週間です。ただし、フルーツなどを入れた場合はさらに短くなります。
手作りクッキーの冷凍保存
手作りクッキーをより長持ちさせるためには、冷凍保存がおすすめです。手作りクッキーに使ったバターは、冷凍することで固まって溶けにくくなるため、より長く保存することができます。
手作りクッキーの解凍方法
冷凍したクッキーを解凍する場合、食べる直前に冷凍室から出して電子レンジで加熱するか、トースターで加熱することで美味しく食べることができます。また、冷蔵庫に入れてクッキーが湿気てしまった場合にも活用できますので、是非試してみてください。
最後に
クッキーを冷蔵庫で保存すると、時間の経過とともに湿気てしまいます、
市販のクッキーは常温保存で問題ありませんが、手作りクッキーは使用している材料や気温などによって冷蔵庫で保存した方が適しています。
正しい保存方法で湿気るのを防いで、美味しいクッキーを食べてくださいね。