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茹でると甘みが増すカリフラワーは子どもも食べやすい!
ブロッコリーと同じ品種のカリフラワーは、しっかり茹でることで甘みが凝縮され、子どもでも比較的食べやすい味わいの野菜です。
また、ビタミンCや鉄分、ナトリウムを排出する働きのあるカリウムや整腸作用のある食物繊維がたっぷり含まれているため、女性に嬉しい栄養素を多く持つ野菜でもあります。
カリフラワーは冷蔵保存で1週間ほど日持ち可能
カリフラワーは、一般的に生のまま冷蔵庫に保存していると、他の野菜と同じように約1週間ほどしか日持ちしません。株で購入した場合、ご家庭によっては1週間以内に使い切ることができず、「少し余ってしまった…」という経験を持つ人も少なくないはずです。
カリフラワーは冷凍可能!正しい冷凍保存方法を解説
生のまま冷蔵保存していると、約1週間ほどで食べられなくなってしまうカリフラワーですが、ブロッコリーが小分けの状態で冷凍販売されているように、同じ品種であるカリフラワーの冷凍保存が可能です。
カリフラワーの正しい冷凍保存方法
カリフラワーを冷凍保存する場合は、生のまま冷凍保存するのではなく、茹でてから冷凍保存することがポイントです。
- 蕾のない茎の部分は切り分けておく
- 水に対して2%ほどの塩と大さじ1のお酢を水に入れて沸騰させる
- ②にカリフラワーの切り口部分を下にした状態で入れ、蓋をして茹でる
- 2分ほど経ったら上下を逆さまにして、蕾の部分を約2分ほど茹でる
- 取り出したら水にさらさず、そのまま冷めるまでキッチンペーパーや金属トレイに乗せて置いておく
- 冷めたら茎の部分に包丁を入れて、手で小房に割いて分ける
- 小房に分けたカリフラワーをフリーザーバッグに入れて冷凍保存する
この方法で、カリフラワーを冷凍保存することができます。塩やお酢を入れたお湯で茹でることで、より日持ちさせることができますよ。
冷凍保存したカリフラワーはどのくらい日持ちするの?
生のまま冷蔵保存したカリフラワーに比べて、冷凍保存したカリフラワーは、約1ヶ月ほど日持ち可能です。
したがって、1週間以内に食べきれない場合や、カリフラワーをまとめて購入した場合は、使い切れない分量を上記の方法で冷凍保存し、1ヶ月間活用できるように、家に持ち帰ったその日に下処理しておきましょう。
活用法によって違う!冷凍したカリフラワーの解凍方法は?
冷凍保存して日持ちさせられるカリフラワーですが、いざ料理に活用しようとする際、どのように解答するべきなのでしょうか。カリフラワーは、サラダの材料として使うこともあれば、茹でてスープの具材にしたり、炒め物に活用したりと加熱調理することもありますよね。活用法によって解凍方法が異なるので注意しましょう。
加熱調理する場合は冷凍のまま調理してもOK
カリフラワーを茹でてスープやシチューの具材として使ったり、ピクルスとして使うために漬け込んだりする場合は、冷凍のまま使っても問題ありません。
また、冷凍保存したカリフラワーを炒め物や揚げ物などにして調理する場合は、凍ったまま調理することも可能ですが、一度電子レンジで軽く解凍し、キッチンペーパーなどで水分を拭き取ってから調理すると、より食感が良くなります。
サラダの材料として使う場合は冷蔵庫で自然解凍
サラダの材料など、カリフラワーを生の食感として楽しみたい場合は、使用する前日の夜などに、つか分だけ冷蔵庫へ移し、自然解凍させておく方法が最適です。
常温で解凍する方法もありますが、冷蔵保存よりも水分が漏れ出てしまい、べちゃっとした食感になってしまったり、水分と同時に味が流れ出てしまう恐れがあります。なるべく前日から冷蔵庫で自然解凍し、水分の流出を極力防ぐ方法がおすすめです。
カリフラワーは冷凍保存して新鮮な状態を長持ちさせよう
いかがでしたでしょうか。カリフラワーは、冷凍保存することで1ヶ月ほど長持ちさせることができます。調理する際は、調理方法によって適した解凍方法が異なるので、その点も意識して、食感や味など美味しいカリフラワーを楽しみましょう。