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レモンは料理だけでなく掃除にも使われる珍しい食材
皆さんはご家庭でレモンを使うことは多いですか。レモンは調理する際に、風味をさっぱりと仕上げたり、生臭さを消したりする効果があるため、調味料として使われることの多い食材です。
また、レモンはクエン酸を多く含む食材なので、クエン酸効果を期待して、掃除にも使われる非常に珍しい食材と言えるでしょう。特に電子レンジの油汚れなどには効果が高く、こびりついた汚れなども落としやすくなる嬉しい効果が期待できます。
調理に入れるとこんな効果が期待できます!
調味料として使われることの多いレモンですが、実はレモンには以下のような調理効果が期待できます。
- 消臭効果
- 変色抑制
- 食材の色味を鮮やかにする効果
- 肉の保水効果
- 凝固作用
魚や肉の生臭さを消す効果はよく聞きますが、食材の変色を抑制する効果や色味を鮮やかにする効果、肉の保水効果などは知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
また、牛乳に混ぜることでとろみがついたり、ホイップクリームに入れると調理時間を短縮できるなどの凝固作用もあるため、お菓子作りにも活躍してくれます。
レモンの旬はいつ?実は夏になると消える果物
料理にさまざまな効果をもたらしてくれるレモンですが、意外とレモンの本当の旬の時期を知らない人は多いです。レモンと聞くと夏をイメージする人も多いですが、夏にスーパーを見渡してみると、レモンをあまり見かけなくなります。では、いったいいつがレモンの旬なのでしょうか。
レモンの収穫時期は9月〜3月頃
レモンの収穫時期ですが、実は夏が終わる9月頃から収穫が開始されます。9月〜10月頃のレモンは、まだ皮が緑色をしているため、グリーンレモンと呼ばれます。旬ではありませんが、この時期でもフレッシュなみずみずしい美味しさを味わうことができます。
その後、徐々に黄色く色づき始め、3月頃まで収穫が続きます。3月頃まで収穫されたレモンは、農家によって一定数保存されているため、スーパーでも6月頃まで見かけることができます。
レモンの旬の時期は冬!12月下旬〜3月頃が食べごろ
レモンの収穫時期は9月頃から3月頃までですが、レモンを最も美味しく食べられる旬の時期はいつ頃なのでしょうか。それは、ズバリ12月下旬から3月頃の冬から春にかけての時期です。この時期になると、グリーンレモンが黄色く色づき、色合いも通常のレモンに近づきます。
スーパーによっては、外国産のレモンが1年中置かれているところもありますが、新鮮なレモンを美味しく食べるには、この時期にスーパーなどで販売される国産のレモンを選ぶべきでしょう。
レモンを美味しく食べるために選び方と保存方法を知ろう
レモンの旬を理解したところで、レモンをより美味しくいただくために、美味しいレモンの選び方と家に持ち帰った後の保存方法を紹介します。美味しいレモンを食べるためには、スーパーでレモンを見定めるところから始まっていますよ!
美味しいレモンの選び方
美味しいレモンは以下のような特徴があります。
- ツヤとハリがある
- ヘタの部分が緑色をしている
- 持った時にずっしりと重みを感じる
- 皮が薄く弾力を感じる
以上の4つのポイントがレモンを選ぶ際に重要なポイントとなります。持った時に他のレモンよりもずっしりと重みを感じるレモンは、身がぎっしり詰まっているだけでなく、水分量も多い傾向にあります。そのため、食べた時にみずみずしい美味しさを感じられます。
レモンの保存方法
レモンは必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。適温が6〜8℃なので、常温で放置してしまうとすぐに傷んでしまいます。また、皮ごとレモンを保存する場合は、塩をつけて水洗いしましょう。
- 皮ごとキッチンペーパーに包み、ビニール袋に入れて口を閉じる
- 冷蔵庫の野菜室で保存する
冷蔵庫で保存した場合、約5日程度日持ちします。冷凍庫で保存する場合も、上記の方法と同じように保存します。冷凍保存の場合は約1ヶ月間長持ちするので、1週間以内に使い切らない場合は冷凍保存するようにしましょう。
レモンは冬〜春にかけてが旬!美味しいレモンを選ぼう
いかがでしたでしょうか。レモンは12月下旬から3月にかけての時期が旬です。今回紹介したレモンの選び方と保存方法を参考に、美味しく新鮮なレモンを楽しんでください。また、使い切らなかったレモンは掃除用途に使えるので、捨てる前に有効活用しましょう。