原因はなに？キッチンの壁の黄ばみを落とす掃除術・テクニック４選

キッチンの壁が黄ばんでいる…なぜ？

ある日、ふとキッチンの壁に目をやると、壁紙が黄ばんでいた…という経験はありませんか。キッチンの壁に黄ばみができてしまったというお悩みを持つ主婦の方は、意外と多いです。

しかし、なぜキッチンの壁が黄ばんでしまうのでしょうか。考えられる原因は、主に2つあります。

この2つがキッチン周辺の壁に黄ばみができる主な原因です。タバコを吸う家族がいるご家庭では、換気扇のついているキッチンでタバコを吸う人がいるご家庭も多いです。すると、ヤニによって壁紙が黄ばんでしまいます。

また、キッチンの壁の黄ばみで最も多い原因として、油による黄ばみが挙げられます。調理する際、どうしても食用油などを使用するため、跳ねた油が壁についたり、油を含んだ煙が壁に付着したりすることで黄ばんでしまいます。

煙に含まれた油による黄ばみは、キッチンだけでなく、キッチンとつながっているリビングまで影響を及ぼすことがあります。よく確認すると、リビングの壁紙にも黄ばみができている恐れがあるので、一度チェックしましょう。

キッチンの壁に黄ばみができてしまった際、拭き取ろうと水拭きしても、なかなか黄ばみが落ちないとショックを受けてしまった人も多いでしょう。油汚れやヤニ汚れなので、簡単には落ちないところがこの汚れの厄介なポイントです。

しかし、だからと言って絶対に落ちないということはありません。黄ばみに特化した洗剤やグッズを使用することで、少し手間や労力は必要となりますが、きちんと元のように綺麗にすることは可能です。

簡単には落とせないキッチンの壁の黄ばみですが、様々なアイテムやテクニックを駆使することで、少々労力は必要になりますが、落とすことが可能です。ここでは、キッチンの壁の黄ばみを落とす掃除術やテクニックを紹介します。

重曹をストックしているご家庭は多いですよね。あらゆる汚れに対応してくれる重曹は、主婦にとって『魔法の粉』とも言える優秀アイテムです。キッチンの黄ばみ汚れには、重曹も効果的です。

キッチンの壁にできた黄ばみ汚れを重曹で落とす場合は、水に溶かして重曹スプレーにすると使いやすいです。重曹スプレーを黄ばみ汚れの部分に吹きかけて、雑巾などでこすり落とします。

もしも重曹スプレーでは落とせないようならば、もう一段階強力なセスキ炭酸ソーダを使うと効果を実感できますよ。

できたばかりの軽い黄ばみ汚れならば、オレンジオイルを含んだ中性洗剤でも落とすことができます。軽く水と混ぜ合わせて、ふきんや雑巾に染み込ませた後、その雑巾で黄ばみ汚れを拭き取ります。

しかし、この方法はあくまでも軽い黄ばみ汚れに効果のある方法です。長い月日が経ってしまった黄ばみ汚れや、あまりにもくっきりとできてしまった黄ばみ汚れには、重曹や次に紹介する表白洗剤が有効です。

強力な洗剤として知られる漂白剤は、あらゆる汚れをしっかり落とし、元の綺麗な状態に戻してくれるアイテムです。キッチンの壁にできてしまった黄ばみ汚れにも対応してくれます。

しかし、漂白剤洗剤は、強力であるゆえ、換気をした状態で使わなければ、健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。使用する際は、必ずキッチン周りの窓を開け、換気できた状態で掃除を行うようにしてください。

最初に重曹スプレーの使用を紹介しましたが、上記の3つの方法で落とすことのできなかった黄ばみ汚れには、重曹スプレーではなく、重曹ペーストを使用しましょう。

重曹と水を2：1の割合で混ぜ合わせて作った重曹ペーストを黄ばみ汚れに塗り込みます。さらに上からラップを貼り付け、パッキングした状態で10〜30分ほど置いてください。この時、ラップはマスキングテープなどを使用して貼り付けると、剥がしやすいですよ。

10〜30分経ったら、ラップを剥がして黄ばみ汚れに塗り込んだ重曹ペースト部分を歯ブラシなどでこすります。最後にふきんやなどで重曹ペーストを水拭きし、仕上げに乾拭きしたら完了です。

いかがでしたでしょうか。キッチンの黄ばみ汚れには、重曹が効果的です。最初にスプレーで試してみて、落とせなかった場合は重曹ペーストのパッキングを試してみましょう。スチームクリーナーがご家庭にある場合は、スチームクリーナーも有効ですよ。