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ペットボトル飲料は購入しやすく持ち運びに便利♪
みなさんは、日頃からペットボトル飲料を購入しますか。ペットボトル飲料は、災害時の備蓄品としても役立ちますし、何より持ち運びしやすいサイズの商品も多く販売されているので、外出先でも便利ですよね。
最近では、ペットボトルのサイズも幅広く展開されていて、持ち運びしやすい350~500mlや、温かい飲料に適した250mlペットボトル、さらにご家庭で使いやすい1~2lペットボトルなど、用途によって使い分けができるようになっています。
間違った扱い方は健康に害を及ぼすことも
しかし、ペットボトルは便利な反面、正しい扱い方を知らずにNG行為を繰り返している人も多い商品です。誤った扱い方を続けていると、繁殖した細菌によって腹痛や吐き気を催したり、爆発を引き起こしたりする危険性もあります。
ペットボトルに絶対してはいけないNG行為5選
ペットボトルは持ち運びにも備蓄用にも便利ですが、正しい扱い方、飲み方を心得ておく必要があります。ここでは、ペットボトルにしてはいけないNG行為を5つ取り上げるので、日頃から習慣化している方は見直してください。
1.口を付けたペットボトルを翌日に飲む
持ち運びに便利なサイズのペットボトルは、多くの人が開け口に口を直接付けて飲み物を飲んでいるでしょう。しかし、一度口を付けたペットボトルの口は、時間が経つにつれて細菌が繁殖していきます。
1日経ってしまえば、多くの細菌が繁殖し、飲み口はもちろん、中に残っている飲料にまで侵入しています。細菌が繁殖したペットボトルに口を付けてしまえば、細菌が体内に侵入し、体調不良の原因となることも多いです。
口を付けたペットボトルは、必ずその日のうちに飲みきるようにし、次の日以降に持ち越さないようにしましょう。残ってしまった場合は、残念ですが捨ててください。
2.一度開けたペットボトルを鞄の中で保管
一度開けたペットボトルを、直に鞄に入れて保管している人は多いですよね。しかし、直に鞄に入れてしまうと、鞄の中に潜んでいる雑菌がペットボトルに付着し、そこから雑菌が繁殖する恐れがあります。
また、一度開けたペットボトルの蓋は、どうしても緩みがちです。しっかり閉めたつもりでも、隙間から液体がこぼれてしまうことは多々あります。スマホやパソコンなどの精密機器を一緒に入れている方は、特に控えた方が良いでしょう。
最近では、ペットボトルケースなども販売されているので、ペットボトルを出先で購入する頻度が高い方は、そちらの購入を検討することを推奨します。
3.冷たい飲料用ペットボトルに熱い飲料を注ぐ
冷たい飲料が入ってるペットボトルは、基本的に熱い飲料に耐えられるように作られていません。そのため、冷たいペットボトルに温かい飲み物を注いでしまうと、温度によってはペットボトルが変形し、中身がこぼれ出てしまったり、最悪の場合、破裂する恐れがあります。
したがって、冷たい飲料用ペットボトルに温かい飲み物や熱湯を入れることはやめてください。温かい飲み物を入れて持ち運びたい場合は、きちんと熱湯に対応した水筒を活用しましょう。
4.液体を入れたまま氷らせる
暑い夏場によく見かけますが、液体を入れたままペットボトルを氷らせると、外気の温度差によって、結露を引き起こします。そのペットボトルをそのままバッグに入れておくと、バッグに入っているほかの物を濡らしてしまうため、極力避けるべきです。
また、液体を入れたまま氷らせてしまうと、ペットボトルが変形したり、破裂したりするリスクも高まります。基本的にペットボトルは氷らせることを想定して作られていないので、誤った使い方は控えましょう。
5.水洗いして何度も再利用する
水筒を買わずに、一度使ったペットボトルを水洗いし、再利用することで水筒代わりにしている人も多いです。しかし、一度つかったペットボトルは、雑菌が繁殖しているため、衛生的に問題があります。
また、何度も使うことを想定して作られていないため、使ううちに強度が薄れ、液体漏れを引き起こしたり、変形したりする恐れがあります。ペットボトルの再利用はやめましょう。
ペットボトルの捨て方は自治体ホームページで再確認を
ペットボトルの捨て方は、自治体によって異なることをご存知でしょうか。ペットボトルの蓋やラベルを剥がして捨てるという点は、基本的に同じですが、その後、ペットボトルを潰していいのか、あるいは潰してはいけないのかという点が異なる場合があります。
自治体のゴミ処理場で使われている機器の関係で、ペットボトルを潰して出した方がいい場合と、ペットボトルを潰してしまうと、上手に処理ができない場合があるのです。
ペットボトルの捨て方は、それぞれの自治体のホームページなどに記載されているので、今一度確認してみましょう。
ペットボトルはその日限り!数日に渡る使用は控えて
ペットボトルは、原則その日のうちに飲みきることを前提として作られています。特に持ち運びタイプのペットボトルは、口を付けて飲む人が多いため、衛生上、翌日に持ち越してはいけません。もしも飲みきれないという場合は、口を付けずコップに注いで飲むようにしましょう。