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『コロコロ』はカーペットやソファーの掃除に便利!
皆さんのご家庭には『コロコロ』がありますか。正式名称は『粘着ローラー』と記載されることが多いコロコロですが、一般的に「コロコロ」というと伝わることが多いですよね。
そんなコロコロは、年末の大掃除にも最適な掃除グッズの1つです。特にソファーや絨毯などに落ちている食べかすや髪の毛、ほこりなどを取り除くには、ぴったりなグッズです。
コロコロをするべきではないNGな場所
いろんなところに使えるコロコロは、とても便利な掃除グッズの1つですが、使い方を間違えると、場所によっては余計に汚くなってしまう原因にもなります。ここでは、コロコロをするべきではないNGな場所を紹介します。
1.畳
一般的なコロコロの場合、粘着力が強すぎるため、畳をコロコロしてしまうと素材を痛めてしまう恐れがあります。畳の目がほつれたり、井草がはがれてしまったりと、外観が悪くなってしまうので、基本的に畳への使用は推奨できません。
しかし、最近ではコロコロの粘着部分を替えて使用できる商品も販売されています。その中には、畳専用の粘着力の弱いコロコロ(あるいは粘着テープ)が販売されています。畳専用のコロコロであれば、畳を傷めずに掃除することが可能です。
2.衣服や布団との共用
コロコロの中には、衣服や布団に付いた細かいゴミやダマを取り除く専用のコロコロもあります。衣類専用のコロコロを使用する場合は問題ありませんが、掃除で使用しているコロコロを使うことは推奨できません。
コロコロは、粘着テープの部分を毎回剥がして使用しますが、コロコロ本体にも汚れが付着していることが多いです。そのコロコロを使って衣服の汚れを取り除こうとすると、衣服にホコリが付着してしまい、余計に汚れてしまう恐れがあります。
また、掃除用のコロコロは粘着力が強いので、衣服を傷つけてしまうリスクもあり、お気に入りの衣服に粘着テープが引っ付いてしまい、取れなくなる恐れもあるのです。衣服には、衣服専用のコロコロを使いましょう。
3.フローリングも要注意
コロコロをフローリング掃除に使う人は多いですよね。正しくコロコロを使うことで、フローリングにも安心して使用することができますが、間違った方法で使用してしまうと、コロコロの粘着テープがフローリングにくっついてしまう恐れがあります。
掃除用のコロコロは、一般的に『カーペット専用』『フローリング専用』があります。フローリング専用の粘着テープより、カーペット専用の粘着テープは粘着力が強いため、フローリングにカーペット用を使用してしまうと、上手に掃除できないことがあるのです。
粘着テープがフローリングにくっついてしまうと、剥がすのが大変ですし、上手く剥がせず跡が残ってしまう事もあるので、フローリングをコロコロで掃除する際は、必ずフローリング専用の物を使いましょう。
コロコロで上手にお掃除!適した場所と使う際のコツを解説
コロコロを使って掃除する際は、コロコロが適した場所に使うことや、使う際のコツを押さえておくことで、より効果的に掃除することができます。最後に、コロコロを使ったお掃除方法のポイントを解説します。
コロコロに適した場所とは?
コロコロに適した場所は、どのような場所でしょうか。すでにご存知の方も多いと思いますが、今一度、確認しておきましょう。
- 布製ソファーの上
- カーペットや絨毯
- 布製クッション
- フローリング
- ペットの毛が落ちている場所
ソファーの上やカーペットなどはご存知の通りですが、先にお話しした通り、粘着テープを適切なものに替えることで、フローリングも効果的に掃除することができます。
掃除機を毎日使うと、フローリングが傷ついてしまいますし、濡れ拭きするとカビてしまったり傷む恐れがあるので、心配な方はコロコロがおすすめです。
また、ペットを飼っているご家庭は、ペットが過ごす部屋もコロコロを使うことで、効果的に毛を取り除くことができます。
コロコロを上手に使うためのコツは?
コロコロを使う際、力を入れ過ぎてしまうと、粘着テープがくっついてしまったり、汚れを上手に取り除くことができなかったりします。効果的に使うためには、どのようなコツを抑えておくべきなのでしょうか。
- ゆっくり動かす
- 力を入れ過ぎず、軽くコロコロする
- 場所に合った粘着テープを使う
この3点です。素早く動かしてしまうと、細かい汚れを取りきることができません。また、粘着テープがくっついてしまう事を防ぐために、軽く持ち、コロコロしましょう。
コロコロは適した場所に使って効果的に活用しよう
今回は、コロコロを使うべきではない場所や適した場所、使い方のコツを解説しました。コロコロは、粘着テープを適した物に替えることで、多くの場所を掃除することができます。間違った物を使ってしまうと、くっついて剥がれなくなる恐れがあるので気を付けましょう。