目次
コーヒーのNG行為とは?
1.朝起きてすぐに飲むのはNG
コーヒーに含まれているカフェインにはメリットがある一方で、寝起きすぐに飲むのは良くないと言われています。私たちの体は起床すると、覚醒ホルモンである「コルチゾール」という成分が分泌され、自然と脳と体が覚醒へと向かうそうです。
そこに、脳を覚醒する効果のあるカフェインを摂取すると、覚醒作用が過剰となり心拍数が上がる可能性があるそうです。また、朝は胃が空っぽのためカフェインは胃への刺激が強く健康上もあまり良くないと言われています。
朝のコーヒーの効果的な飲み方はコルチゾールの分泌が落ち着く、起床から90分後くらいが良いそうです。
2.過剰摂取はNG
コーヒーに含まれるカフェインは過剰摂取するとさまざまなデメリットがあります。コーヒーカップの場合、健康的な成人の方は1日4~5杯までとしましょう。カフェインの量で言うと1日300~400㎎となり、コーヒーカップ1杯が60㎎だそうです。
カフェインの過剰摂取によるデメリットは
- 空腹時の胃痛を誘因する
- 貧血を起こしやすくなる
- 自律神経が乱れ気分が落ち込みやすくなる
- メラニンを拡散させ肌のシミの発生・拡大を促す
- 体を冷やす作用により冷え性になりやすくなる
などの可能性があるそうです。
3.妊娠中に2杯以上飲むのはNG
妊娠中の女性がカフェインの摂取により、胎児への酸素と栄養素が送られにくくなり発育障害などにつながる可能性があると言われています。妊娠中にコーヒーを飲む際は2杯程度までに抑えたほうがよいでしょう。
4.開封から2週間以上のコーヒーを常温保存するのはNG
開封後2週間以上のコーヒーを常温で保存すると、品質の劣化が進み風味が落ちるそうです。開封後2週間以上たったコーヒーは、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。ですが、焙煎された日から2週間以内は常温保存がよいそうです。
この期間は最もベストな状態と言われていて、冷蔵保存することでかえって抽出時にお湯が下がり美味しく抽出されないこともあるそうです。
5.透明な容器で直射日光に当たる場所の保存はNG
コーヒーは紫外線と湿気に弱いため、移し替える容器の置き場所には気を付けましょう。ガラスなどの透明な容器は直射日光を通しやすくなっています。
温度が上がりやすい場所や湿度が高い場所に置くと品質の劣化が進みますので、できたら専用容器を使用して陽の当たらないところで保存しましょう。洗ったばかりの容器に入れる際も、水気をしっかりと取り除いてから移し替えて下さい。
寝る前のコーヒーはOK?NG?
メリットとデメリットがある
夜寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなると言う話をよく聞きますが、一方で寝る前のコーヒーは睡眠に一定のメリットがあるとも言われています。メリットは「脳をリラックスさせる効果」「血行を促進させる働き」「筋肉の疲労を和らげる効果」が期待できることです。
この効果によって眠りの質を高めて翌朝の目覚めが良くなると言われています。デメリットは飲み方や飲む量によっては眠れない夜を過ごすことになってしまう点です。
具体的にはブラックコーヒーや100ml以上飲むのはNGです。また、アイスコーヒーは体を冷やし利尿作用を促進させるため避けたほうが良いでしょう。
睡眠の質を良くする寝る前のコーヒーの飲み方
寝る前に飲むおすすめの飲み方はホットコーヒーにミルクを入れてカフェオレにして飲むのみ方です。就寝時間の30分ほど前にゆっくりと時間をかけて飲み、その後はできるだけスマートフォンやパソコンを見ないようにするとより効果的のようです。
最後に
コーヒーの飲み方でのNGは量や時間帯で、保存の際のNG行為は直射日光や湿気です。また、ペーパードリップ方式でコーヒーを淹れる際に気を付けたいことは、フィルター側にお湯を注ぐとコーヒーの成分がうまく抽出されません。
そのため、真上から中心に向かい小さな「の」の字を書くように、優しく注ぎ入れるのが良いそうです。