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掃除やお金、喧嘩など、正月にはしてはいけないことが意外にたくさんあります。
昔から語り継がれてきたタブーにどんなものがあるのか知りたいですよね。そこで今回は、三が日にしてはいけない代表的なNG行動を紹介します。
そもそも三が日ってなに?
三が日とは、正月の元旦から3日までの3日間を指す言葉です。多くの会社が休みとなる期間なので、家族で集まっておせちやお雑煮を食べたり初詣に行ったりするなど、のんびり過ごすのが一般的でしょう。
三が日は正月と混同されやすいですが、正月は「年のはじめの月」という意味があります。そのため、正月は「元旦から1月31日」までの1ヶ月間を指す言葉なのです。
三が日にしてはいけないNG行動5選
元旦から3日までの3日間を指す「三が日」。この3日間でタブーとされていることがあります。
1.掃除をする
三が日は、掃除をしてはいけないといわれています。なぜなら、正月は歳神様と呼ばれる神様が福を持って家に訪ねて来てくれるからです。そんなときに掃除をしてしまうと、神様を追い払うことになるのでタブーとされています。
2.刃物を使う
刃物を使うのもNG行動のひとつです。理由は諸説ありますが、代表的なものでいうと「包丁を使うことは縁を切ることに繋がる」というもの。そのため、三が日は包丁を使わないように、おせちなど作り置きしたものを食べるのです。
3. 喧嘩をする
正月は家族が集まる日でもあるため、大勢人が集まると喧嘩が起こってしまうこともあります。しかし、昔から喧嘩をすると「悪い運を植え付けてしまう」という考えがあり、新しい年を迎える日に喧嘩をするのは相応しくないと考えられているのです。
4.お金を使う
意外かもしれませんが、三が日にお金を使うのはタブーとされています。「年の初めにお金を使い過ぎるとお金が貯まらない」といわれているのです。正月は大型のセールが始まる時期なので気が緩みがちですが、計画的にお金を使うようにしましょう。
5.火を使う
従来は、かまどなど日を使うところには火の神様がいるといわれていました。正月早々に火を使うと、その神様が怒ってしまうといわれていたそうです。正月だけでは火を使わずに「神様を休ませてあげよう」ということで、三が日に火を使うのはタブーとされています。
NG行動を避けて穏やかな正月を過ごそう!
昔から言い伝えられてきた正月のタブーには、さまざまなものが存在します。なかには、「初めて知った」というものも多いでしょう。
すべてを実践するのは難しいかもしれませんが、昔ながらの風習に従ってのんびりと穏やかに正月を過ごすのもよいかもしれませんね!