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海外は日本とは文化や治安状況が大きく異なる

海外の国々は、建物や文化、習慣など、さまざまな部分で日本と大きな違いがあります。海外旅行では、そんな現地の空気を感じながら、日本ではできない体験ができるので、いつもとは違った非日常的な楽しみ方ができるのも魅力です。
しかし、日本とは文化や思想、そして治安面でも大きな違いがあります。これを忘れて旅行を楽しんでしまうと、危ない目に遭ったり、周囲の人を不快にしてトラブルに発展してしまうケースもあるので注意してください。
海外旅行でやってはいけない『5つのタブー』

海外旅行で気をつけなければいけない行動はたくさんあります。ここでは、日本人が海外旅行する際に特に忘れがちなやってはいけないタブー行為を確認しましょう。
1.夜間に外出する
日本では、夜間に外出しても問題なく家や宿泊先まで帰宅できます。これが当たり前の日常として過ごしている日本人は、この治安の良さが世界的に見ると非常に珍しく、異常であるということを忘れがちです
そのため、ついうっかり夜間に外出しようとする人がいますが、海外で夜間に外出する行為は、犯罪に巻き込まれるリスクが非常に高く危険です。不用意に夜間に外へ出歩く行為は控えてください。
2.席に置いている荷物から目を離す
日本では、カフェなどの飲食店で席に荷物を置き、注文した商品を取りに行ったりトイレに向かったりする光景が日常茶飯事です。しかし、これも海外では非常に珍しい光景であり、日本の治安の良さを物語る光景と捉えられます。
海外で同じ行動をとってしまうと、ほんの数秒でも目を離した隙に荷物が盗まれてしまったり、大きく開いたカバンの中身がスられてしまうことも少なくありません。
海外旅行先では自分の荷物から目を離さないようにし、なるべく肌身離さず持つように心がけてください。
3.現地のルールや法律を破る
当然の心得ですが、現地のルールや法律は必ず守ってください。「そんなの当然でしょう」と思うでしょうが、日本と海外ではルールや法律、常識が大きく異なる部分も多いため、海外旅行前は事前に現地のルールや法律、常識を調べて学んでおきましょう。
例えば、以下のようなルールや常識が海外には存在します。
- 屋外での飲酒
- ガムの所持(シンガポール)
- 横断歩道以外を渡る
- 禁止されている場所での写真撮影
日本では上記のような光景をよく見かけますが、これを海外で行ってしまうと逮捕されたり罰金を課されたりすることも。他にも、その地域ならではの独特なルールや法律があるところも多いので、必ず確認してください。
4.不慣れな観光客だと一目でわかる行動
街中で観光ガイドブックを広げて辺りをキョロキョロと見回していたり、スマホの地図アプリを起動して彷徨っていたりする行動は、一目で「この土地に不慣れな観光客だ」と判断されます。
犯罪者にとって、その土地に不慣れな観光客は格好の獲物です。犯罪のターゲットになるリスクが高まるので、観光客だと一目でわかる目立つ行動は避けてください。
地図アプリなどを起動するときも人通りの多い道の端などに行き、目立たないように調べることをおすすめします。
5.多額の現金を持ち歩く
多額の現金を持ち歩いたり、お金を持っていると周囲に気づかれるような見た目や振る舞いは控えてください。「お金がある」と気づかれてしまうと、犯罪者にターゲットにされてしまうからです。
クレジットカードが使えなかった時のために、現金を持ち歩くことは大切です。しかし、必要最低限にとどめ、残りはホテルの金庫に保管しておくなど「もしも盗まれたら」という想定外の事態にも備えておきましょう。
海外旅行する際に覚えておくべきこと

海外旅行する際は、身の安全を守り、最後まで旅を楽しむためにも以下のことを覚えておきましょう。
- 治安の悪い地域を把握して決して近寄らない
- 夜は不必要に出歩かない
- ものを盗まれないように細心の注意を払う
- 同行者や宿泊先など必要な連絡先を控えておく
- パスポートはコピーをとっておく
- お金やクレジットカードは分散して所持する
- 旅行先の地域のルールやマナーを調べておく
特に治安に関することは必ず事前に調べておき、徹底して守りましょう。また、突然スマホが使えなくなった時のためにも、連絡先はメモなどで控えておくと安心です。
海外旅行では現地の文化やルールを守って楽しもう
海外旅行する際は、現地の文化やルール、そして治安面を調べておくのがベストです。「郷に入っては郷に従え」という諺があるように、現地の文化やルールを守り、安全を確保しながら旅を楽しみましょう。









