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子どもの素朴な疑問、ときにどう応えるべきか戸惑うことも…

子どもの疑問は、ときとしてどう応えるのが適切なのかとっさに判断できないことがあるものです。中でも困ってしまうのが、「赤ちゃんはどうやってできるの?」というものではないでしょうか。
赤ちゃんはどうやってできるのかという質問への回答は、子どもの年齢によって違いがあります。どのような回答方法があるのかを、知っておきましょう。
『赤ちゃんはどうやってできるの?』と子どもに聞かれた時の『上手な答え方』3選

赤ちゃんはどうやってできるの?という子どもの疑問に対し、以下のような回答をするのがおすすめです。
大前提として、子どもが性に関する興味を持ったこと、命はどう生まれるのか、どう発生するのかを疑問に思ったことを、最初に褒めてあげることが重要です。
1.赤ちゃんの卵と赤ちゃんの種が出会ってできる
精子や卵子、受精などの詳しい話しは、小学校4年生以降の授業で出てきます。先行して家庭内でその話をすることは、決して悪い事ではありません。しかし、子どもが幼稚園に通っているなどまだ年齢が幼い場合は、具体的な名前で教えるのではなく、子どもが理解しやすい単語を使って解説しましょう。
卵子を赤ちゃんの卵、精子を赤ちゃんの種として、受精をそれが出会ってなどと置き換えると、子どもでも理解しやすくなります。精子と卵子が出会い、受精してママのお中で育って赤ちゃんになるという話は、とても神秘的であり、子どもの中にも残りやすいです。
2.神様が授けてくれたと話す
妊娠そのものは、そこまで確率が高いわけではありません。子どもが幼く、精子と卵子の出会いの話も少し理解が難しい場合は、神様が授けてくれたといった回答でも間違いではないといえます。
こういった回答をする際は、「○○ちゃんに会いたくて、神様にお願いしたんだよ」「だから出会えてとっても嬉しい」と、子どもに自分の気持ちを伝えましょう。
3.性に関する絵本などを用いて説明する
性に関する絵本は、昨今さまざまなものがあります。対象年齢にも幅があるので、子どもの年齢に合ったものを選んで、親子で一緒に性に関する勉強や、赤ちゃんがどうすればやってくるのかを確認してみましょう。
絵本を介することで、子どもの理解度も高くなりやすいです。そのため、なかなか口だけでは説明しづらいと思っているときに、非常に有効に利用できます。
やってはいけない対処方法

赤ちゃんはどうやってできるの?という子どもの質問に対し、やってはいけないことは以下の通りです。
- 「知らない」と白を切る
- 「学校で習うから」と、子どもの質問に答えない
- 「ママ(もしくはパパ)に聞いて」など、子どもの質問を他の大人に丸投げにする
- 「もうちょっと大きくなってから話してあげる」と、子どもの疑問に蓋をする
子どもが質問してくるときは、基本的に「今知りたい」状態です。それに蓋をすることで、「これは質問しちゃいけなかったのかも」「もう聞かないでおこう」という気持ちになることも少なくありません。
質問を受けた大人が、適切に話をしてあげるのが最適です。
まとめ
子どもの「赤ちゃんはどうやってできるの?」という質問への回答は、夫婦で同じ答えができるようすり合わせをしておくと安心かもしれません。子どもの年齢に応じた対応をして、子どもの疑問を解消していきましょう。









