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謝罪できないことを改善させるコツ

謝罪ができない人は、一定数います。他人であれば適度に距離を保つのが有効ですが、同じ組織に所属しており、なんらかのかかわりを持っている場合謝罪できないことを改善させねばならないこともあるでしょう。
- 謝罪できないことのデメリットを教える…信頼を失う・関係が切れる・印象が悪くなるなど
- 小さい人間だと思われるかもしれないことを伝える…しっかりとしたプライドを持つ人は、謝罪できる
- 謝罪のメリットを知らせる…自尊心を保ちやすくなる・相手との関係の修復がしやすくなるなど
謝罪ができない人に対しては、上記のようなことを話して謝罪することの重要性を伝えるのが有効です。
『ごめんなさい』が言えない人の心理4選

ごめんなさいが言えない人の心理は、以下のものがあります。
1.自分は悪くないと思っている
謝罪できない人は、自分が悪くないと思っていることが多いです。
- 自分も悪かったかもしれないけど、相手も悪いので自分だけ謝るのはおかしい
- 悪いことをした自覚がないので、謝罪の必要はないと思っている
- なにかのせいにして、自分の責任であることから目をそらしている
たしかに自分にも悪い部分があったかもしれないけど、自分だけが100%悪いわけではないと思う人は、相手から謝罪してもらって初めて自分も謝ろうという気持ちになります。また、自覚していないから謝罪しなくていいと思っている人は、悪気がなければ許されると思うこともしばしば。
公共交通機関の遅れや後輩のわずかな不手際を理由に、ミスなどから責任逃れしたがる人もいます。
2.自分が立場が上なので、多少間違っていても謝らなくていいと思っている
自分の立場が周囲の人よりも上である場合や、自分のことを指導する人間がいない状況になると、気持ちが大きくなって謝罪が出来なくなる人もいます。
- 後輩や部下に謝罪すると、威厳が保てないと思っている
- 謝罪するとなめられると思っている
- 後輩や部下は、謝罪などしなくても自分の気持ちを汲んでくれていると思っている
- 後輩や部下は謝罪する相手と思っておらず、見下している
自分がトップだからこそ謝罪しなければならないということに気づいていない人は、ごめんなさいが言えません。
3.謝罪すると負けた気持ちになる
謝罪すると負けた気持ちになる人は、自分が悪いと思っていても謝りません。相手に対して負けたくないという対抗意識がとにかく強いので、謝罪すると一気に形勢逆転してしまうと感じる傾向があります。
4.謝る勇気がない
謝罪の勇気がない人も、謝れません。
- 謝罪すると、さらに叱られるかもしれないと思っている
- 謝るタイミングを失い、そのまま時間が経過している
- 綾罪しても許してもらえないのではないかと思い、謝罪に踏み出せない
やってしまったことの内容によっては、謝罪に大きな勇気が必要になります。しかし、謝罪が遅れるほど相手との心の隙間が大きくなりやすいので、できるだけ早く謝るに越したことはありません。
謝罪の気持ちを相手に上手に伝える方法

謝罪の気持ちを相手に上手に伝えるためには、以下の方法があります。
- 面会し、素直に「ごめんなさい」と謝罪する…相手の顔を見て謝罪するので、一番有効で信頼の回復も早い
- 電話で謝罪の意を伝える…遠方の相手には、頃合いを見てできるだけ早い段階で謝罪する
- メールで謝罪する…会ってもらえず、電話にも相手が応じてくれないとき
- 手紙を書く…メールアドレスを知らず、住所を知っているとき。手書きだと気持ちが伝わりやすい
やはり一番気持ちが伝わりやすいのは、対面での謝罪です。一番勇気が必要ですが、誠意が伝わりやすいといえます。相手と自分の間にある物理的な距離や、相手が自分に対してどのような気持ちを持っているのかなどを考慮して、謝罪方法を考えましょう。
まとめ
謝罪できないと、最終的に困ったり不利になるのは自分自身です。そのことを把握し、自分自身と向き合って謝罪の重要性を再度認識しましょう。









