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空き巣に入られやすい家は共通した特徴がある

最新のデータによると、日本全国で1年間に空き巣に入られたと報告のある件数は、1万5000件を超えています。毎年多くの家が空き巣の被害に遭っているため、他人事では済まされません。
ある調査によると、空き巣に狙われた家には、いくつか共通した特徴があることがわかりました。空き巣が好む家の特徴を知り、空き巣からターゲットにされないよう防犯意識を高めましょう。
空き巣が好む家の『5つの特徴』

空き巣が好む家には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは空き巣が好む家の特徴を紹介します。自宅が1つでも当てはまっていたら要注意です。
1.周囲の家と距離が離れている
周囲の家と距離が離れていると、犯行中に邪魔されたり目撃されたりするリスクが減るため、空き巣にとって格好のターゲットとなりやすい傾向にあります。
また、以下のような特徴を持つ家、住人も注意が必要です。
- 近所付き合いがない
- 周辺の人通りが少ない
空き巣犯は、普段からターゲティングしている地域の家々を観察しています。どのような住人が住んでいて、どのような生活習慣か、周囲はどのような環境なのかを見ているので、近所付き合いが少ないと通報されにくいと踏んで犯行に移る危険があります。
2.死角が多く敷地内の状況が外から見えにくい
塀が高かったり植栽が多かったりする家は、周囲から敷地内の状況が見えにくい特徴があります。こうした家は、一度敷地内に入ってしまえば、外から犯行を見られる心配が減るため、空き巣にマークされやすいです。
また、マンションの低層階に住んでいる場合、集合住宅の周りを囲む塀に遮られているケースも多く見られます。こうした住宅も空き巣に狙われやすい傾向にあるので気をつけましょう。
3.2階へと侵入しやすい足場がある
2階窓の真下にエアコンの室外機が置かれているなど、足の踏み場ができている場合、空き巣は2階からも侵入しやすくなり、侵入経路を増やしている状況です。
侵入経路が増えれば、想定していた侵入経路が塞がれても別の経路で家の中へと侵入できてしまうので、空き巣にマークされやすくなります。
4.防犯意識が低そうな家
以下のような防犯意識が低そうな特徴を見せている家は、空き巣も警戒心が薄れ、侵入しやすいと判断します。
- 防犯カメラやセンサーライトなどの防犯グッズが設置されていない
- 窓やドアの鍵が二重構造になっていない
- ドアの鍵をかけ忘れていることがある
- 窓を開けっぱなしで出かけることがある
敷地内で防犯対策が全くと言っていいほどされていなかったり、住人の生活週間から防犯意識が低そうだと判断された場合、空き巣のターゲットとなる恐れがあります。
普段から防犯対策はしっかり行い、日々の生活習慣にも気をつけましょう。
5.留守がわかる生活習慣
「今、この家は留守にしているんだな」とわかるような生活習慣は、なるべく見せない方が良いでしょう。具体的には以下のような行動が該当します。
- 洗濯物が夜遅くまで干されている
- 郵便物を溜め込んでいる
- 夜になっても電気が点いていない
- 上記の習慣が毎日ルーティン化されている
心当たりはありませんか。上記のような何気ない行動も空き巣は見逃しません。なるべく生活リズムを悟られないように気をつけてください。
空き巣にマークされないために今すぐにすべき対処法

空き巣にマークされないためには、どのような防犯対策、防犯意識を持つべきなのでしょうか。以下の対処法を参考に、ご自宅の防犯対策を見直してください。
- 外出時に留守を察知されないように対策する(夕方に電気が自動で点灯するように設定、郵便物は必ず毎日取り出す、長時間留守にする場合は洗濯物を部屋干しする)
- 窓やドアの鍵はツーロック仕様にする
- 死角になる敷地内に防犯カメラやセンサーライトを設置する
- 塀や垣根、植栽は低くしたり定期的に剪定して見通しをよくする
- ご近所付き合いを大切にする
- 窓ガラスには防犯フィルムを貼る
一般的に推奨されている防犯対策を徹底することはもちろん、家を留守にするときや普段の習慣行動にも注意を払ってください。いつ、どこで、誰が悪意を持ってあなたを見ているかわかりません。
空き巣にマークされないよう今すぐに防犯対策を!
いかがでしたか。空き巣にマークされないように、空き巣から「この家は侵入しやすい」と思われないような対策・生活習慣を心がけてください。1つでも空き巣が好む家の特徴に当てはまっていた場合は、今すぐ対処しましょう。









