梅干しの種、そのまま捨てるのはもったいない?再利用する方法3選

梅干しの種、そのまま捨てていませんか?実は、梅干しの種は再利用できます。料理の中で活用する方法が複数あるので、どのようなものがあるのかをチェックしてみましょう。梅干しの種の中身を食べるときの、注意点についてもまとめています。不注意で予期せぬ事態を招かないためにも、注意点はしっかりと把握しておきましょう。

梅干しの種、そのまま捨ててない?

梅干し 種

梅干しの種、そのまま捨てていませんか?実は、梅干しの種は再利用可能なのです。どういった方法で再利用できるのかを把握し、最後までしっかりと有効活用しましょう。梅干しの種を再利用する場合は、実と種を手で外すなどして口の中に入れないよう注意してください。

梅干しの種の再利用する方法3選

梅干しの種の再利用方法は、以下のものがあります。

1.魚の臭み取り

梅干しは、魚の臭みを取る効果を持っています。これは梅干しが持つクエン酸などが魚の臭みを取る効果を持っているためで、梅干しの実を使わなくても十分効果が得られます。

特に煮魚を作る場合、一緒に煮込むと仕上がりがよくなりますよ。梅のほのかな風味もつくので、さっぱり食べられます。

2.だしを取る

梅干しの種が毎日複数出る場合は、たくさん取っておいてだしを取ることもできます。

  • 2カップの水に、梅干しの種10~20個を入れて火にかけ煮だす
  • 水に酸味が出たら、かつお節を入れる
  • 濾して出来上がり

素麺を食べるときのめんつゆや、冷まして楽しむお吸い物などに最適のだしが取れるので、夏ぴったりの一品です。

3.酢や醤油に漬ける

酢や醤油に梅干しの種を漬けこむことで、梅の酸味が移って爽やかな梅風味の調味料に早変わりします。梅醬油は白身魚の刺身を食べるときに最適で、はちみつなどを加えて甘みを足すなどアレンジも楽しめる万能調味料になりますよ。梅の香りがする酢も、ドレッシングなどに利用可能です。

梅干しの種の中身、食べると危険?

疑問を持つ女の子 子ども

梅干しの種の中には、仁と呼ばれる部分が存在しています。種を割って取り出し、弾力と苦味があるので好んで食べる人もいるでしょう。しかし、仁を取り出すには種を割るための道具が必要になります。

また、仁を食べることができるのは、完熟梅や梅干しとして加工されているものに限るのでとの点は注意してください、青梅の場合、仁は取り出せますが有毒成分を含んでいるため食べるのは危険です。

完熟していない梅の仁を食べると、めまいや吐き気などの食中毒のような症状が出てしまいます。高齢者などが大量に摂取すると非常に危険なので、仁を食べようと考えている場合は完熟した梅の種であることをたしかめてから摂取しましょう。心配な場合は、大量摂取しないよう見守りを行うことも重要です。

まとめ

梅干しの種は、さまざまなことに再利用可能です。家庭内でどのような活用の仕方を選び、みんなが美味しく楽しめるような再利用方法を試してみてくださいね。

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