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外干ししたのに…洗濯物がクサイ!
洗濯物のニオイが気になる場合、室内干しによる生乾きなどが原因の一種として考えられます。そのため外干しの洗濯物は臭わないと思うかもしれませんが、実はそうではありません。外干しした洗濯物がクサイ理由をまとめたので、チェックしておきましょう。
外干しした洗濯物がクサイ4つの理由
外干しした洗濯物が臭くなる理由は、以下のものが考えられます。
1.生乾きになる環境がそろっていた
外干ししても洗濯物が生乾きになる環境は、以下のものがあります。
- 曇天で全く日が差さない
- 日陰で風が通らない
- 真冬で外気温が低い
- 雨上がりの直後で湿度が高いなど
外干し最大のメリットは、日差しと風です。日光が洗濯物に当たって風が濡れた衣類を通り抜けることで、洗濯物が効率よく乾きます。日差しと風通しがほとんどなく、湿度が高い日陰などで洗濯物を干すと、思うように乾かず生乾きになりやすくなるので要注意!
2.洗濯槽が汚れていた
洗濯物を洗う洗濯機、メンテナンスしていますか?特に洗濯槽の掃除は、サボりがちになりやすいですよね。しかし、洗濯槽のメンテナンスを怠ると、裏側にカビや汚れがびっしり張り付いてしまっているかもしれません。
洗濯槽が汚れている状態で洗濯すると、衣類にカビ臭さや汚れが付着し、洗濯物から悪臭が漂う原因になります。
3.空気が汚れていた
外干しした際、外の空気が汚れていると、洗濯物が臭くなります。
- 道路工事などをしていて、ホコリが舞っていた
- 車の交通量が多く、排気ガスが充満している
- 家の近くに独特のニオイが出る工場などがある
- 動物園など動物を扱う施設などが近くにある
動物や排気ガスなどのニオイは、風向きや湿度によって漂い方が異なります。そのため、日によってあまり気にならない日もあれば、家を出ただけでニオイが充満していることも。家を出た段階でニオイが気になる場合、洗濯物を外干しするとそのニオイが染みつく恐れがあります。
4.洗濯物自体がひどく汚れていた
洗濯物自体がひどく汚れている場合は、予洗い必須です。
- 食べこぼし
- 汗や皮脂
- 泥汚れ
- 排せつ物など
酷い汚れを予洗いせずにほかの洗濯物を洗うと、ほかの衣類に汚れが移ってしまいます。特にニオイが気になる汚れを放置してしまうと、ニオイがほかの洗濯物に移って臭くなる原因になるので注意してください。
ニオイが気にならなくなる方法
ニオイが気にならない洗濯物に仕上がる方法は、以下のものがあります。
- 汚れがひどい場合は、予洗いする
- 洗濯槽の定期的なお手入れ
- 日光が当たり、風通しが良い場所に干す
- 洗濯機の大きさにあった量の洗濯物を洗う…衣類を詰めすぎると、洗剤や柔軟剤が衣類に残る恐れあり
- 外気のニオイと天候を確認し、問題がある場合は部屋干しや衣類乾燥で対処する
香りの強い柔軟剤を使ってニオイをごまかそうとすると、ニオイと香りが混ざり合って独特の悪臭を生む原因になります。また、強い香は周囲の人に刺激を与え、香りに敏感な人にとっては香害となることもあるので注意しなければなりません。
まとめ
洗濯物は、外干ししても絶対にニオイが気にならないわけではありません。洗濯物の状態や天候、外気などにも注意し、ニオイが気にならないような場所に衣類を干してきれいに洗濯物を仕上げましょう。