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職場や家で知った急なお通夜…どうすべき?
事前になんらかの知らせがあれば、お通夜の身支度を整えて気持ちを落ち着けてお通夜に参列できます。しかし、職場などの出先で急にお通夜が舞い込んでくることもあるでしょう。さっき聞いてもうすぐお通夜など、急にできたお通夜に参列する際に知っておきたいマナーをまとめました。
急に舞い込んできたお通夜に参加する際に知っておくべきマナー3選
急に舞い込んできたお通夜に参列する際、以下のようなマナーを守りましょう。
1.地味な色の洋服を着用する
仕事中などに急にお通夜が出来た場合、着用する洋服をどうすべきか困りますよね。こういったときは、以下のような色のものを選んで着用してください。
- 黒
- ダークグレー
- 濃い紺色
新たに喪服を買うとなると、かなり大きな出費になります。そのため、大きめのスーパーやショッピングモールで上記のような色のシンプルなデザインの平服を購入して身に着けることをおすすめします。地味な洋服であればなんでもいいというわけではなく、女性はワンピースやアンサンブル、スーツを着用。男性はスーツ着用が基本です。
2.黒靴・ネクタイやストッキングを用意
仕事終わりでお通夜に行くとしても、マナーを守らなければ恥をかきます。下記のものは、必須アイテムなので揃えて身に着けてください。
- 黒色の靴
- 男性はネクタイ
- 女性でスカートを着用する場合は黒のストッキング
- お数珠
- お香典
靴以外は100均でも買いそろえることが可能です。時間帯等に合わせて、購入するお店の算段をつけておきましょう。お香典は、香典返しの内容を加味して3000円以上包むのがマナーとなります。
3.殺生を連想するものは持ち込まない
殺生を連想するものは、以下のものがあります。
- 動物柄のもの
- 革製品
- 動物の毛皮など
葬儀やお通夜に殺生を思わせるものを持ち込むのは、絶対にNGです。黒い鞄を使う場合、淵などにアニマル柄が入っていたり毛皮を使っているものがあるので、注意してください。どうしても鞄がない場合は、100均などで黒色の紙袋などを購入しましょう。
また、仕事帰りなどの場合は大きなカバンを持っているケースもあります。車で会場に入った場合は車に大きなカバンを置いておき、そうでない場合はコインロッカーなどに鞄を預けるのがマナーです。
やってはいけないNG行動
急にできたお通夜に参列する際、やってはいけないNG行為は以下の通りです。
- 平服を地味な私服と勘違いし、ジーパンにシャツなどの洋服で参列する
- 大きなカバンを持ち込む
- ピン札をお香典に入れる
- お数珠を持たないまま参列する
- 黒以外の色の靴を履くなど
平服は、略喪服のことを指します。そのため私服での参列はマナー違反!ピン札の使用などは、初歩的なNGマナーなので、どんなに急いでいるときでもマナー違反だけは避けるべきです。
まとめ
急にできたお通夜でも、基本的なマナーは厳守すべきです。どのようなものがあるのかを事前に把握しておくことで、NG行為を行うのを避けることができます。