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ステンレスタンブラーの平均寿命
ステンレスタンブラーの平均寿命は、1~3年とされています。しかし、タンブラー自体の品質や普段の使用方法によって、寿命には大きな差が出やすいです。ステンレスタンブラーの寿命を縮めてしまわないためにも、やってはいけないことを知っておきましょう。
ステンレスタンブラーにやってはいけないこと4選
ステンレスタンブラーにやってはいけないことは、以下の通りです。
1.底面についている保護シールをはがす
ステンレスタンブラーの底には、保護シールがついています。これはただのシールではなく、タンブラーの保冷・保温機能維持に深くかかわっているのです。
ステンレスタンブラーは二重構造になっており、外内の間が真空状態になっています。保護シールはその隙間を埋める役割を担っているので、剥がしてしまうと保冷・保温力が低下するのです。全く機能しなくなるわけではなく、機能が低下するだけですが、やはり効果が弱くなるのは気になるポイントになります。
2.金属製のスプーンを使う
金属製のスプーンやマドラーなどを使用して飲料をかき混ぜると、ステンレスタンブラーの内側に傷がつき、塗装が剥げる原因につながります。それが続くとタンブラー自体の劣化につながる可能性があるので、塗装が剥げないものを使用しましょう。
3.丸ごと浸け洗い
ステンレスタンブラーの内側は、飲料が入るので汚れこびりつきやすいです。そのため浸け洗いすることがあると思いますが、内側だけの浸け洗いは問題なくできます。しかし、ステンレスタンブラーを丸ごと浸け洗いするのはNG。塗装が剥げたり、変色する恐れがあります。
4.劣化の原因につながる飲み物を入れる・入れっぱなしにする
ステンレスタンブラーが劣化する飲料は、以下のものがあります。
- 炭酸飲料…炭酸使用不可のものの場合
- 酸味が強いジュース…柑橘系のものなど
- 塩気が強い飲み物…味噌汁・スープなど
- 乳製品…腐敗しやすいなど
長時間飲み物を入れっぱなしにするのではなく、上記のものを注いだとしても速やかに飲んですぐに洗えば、問題なく継続使用できる品質を保てます。また、上記のもののほかにタンブラー購入時についてきた付属の説明書で入れるべきではないとされているものは、避けてください。
寿命が来ている買い替えサイン
寿命が来ているステンレスタンブラーには、以下のような特徴がみられます。
- 熱湯を入れて1~2分ほど置き、外側があたたかくなっている場合か買い替えサイン
- 氷水を入れて10分ほど置き、外側が結露している場合は買い替えサイン
- ステンレスタンブラーにサビなどができているなど
ステンレスタンブラー最大の特徴は、高い保冷・保温効果です。その特徴のパワーが弱まっている場合は、買い替えを検討しましょう。
まとめ
ステンレスタンブラーは、高い保冷・保温効果が最大の魅力です。正しい方法で使用することで、継続して使用できます。使用時注意すべき点と買い替えサインを把握し、正しくタンブラーを使用してくださいね。