お風呂にスマホ…持っていくべきではない?4つのリスクと安全に使う方法

お風呂にスマホを持ち込んで入浴時間を楽しむ人は多いでしょう。しかし、スマホをお風呂に持ち込むと、さまざまなリスクが懸念されます。本記事では、お風呂にスマホを持ち込むリスクや持ち込みたい場合の安全な方法をまとめました。ぜひ参考にしてください。

10〜30代で入浴中にスマホを持ち込む人は約6割以上

お風呂の入浴時間を楽しむため、浴室にスマホを持ち込む人は少なくありません。ある調査によると、10代〜30代女性の約6割が入浴する際にスマホを使っていると回答しています。

スマホをお風呂に持ち込む理由として、入浴中に音楽を聴いたり動画を視聴したり、SNSをチェックしたり読書したりと、さまざまな使い方をする人が多いようです。

しかし、お風呂にスマホを持ち込むと、さまざまなリスクが懸念されます。どのような危険があるのか理解した上で、安全な方法で持ち込みましょう。

お風呂にスマホを持っていく4つのリスク

お風呂にスマホを持ち込むと、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。

1.水没による故障

まずは水没によるスマホの故障や損傷です。入浴中、落とさないようにスマホを手に持っているつもりでも、濡れた手で触っていると、うっかりスマホが手から滑り落ちて湯船に水没してしまうリスクが考えられます。

最近では、防水性能の高いスマホも多く販売されていますが、性能レベルによっては、水没してしまうと故障や損傷のリスクが高まる機種もあります。

湯船の中に落とした時、絶対にスマホが故障しないという保証はないので、水没しないように注意が必要です。

2.湿気による動作不良

スマホを水没させなくとも、スマホが水没したような状態になってしまうことがあります。その主な原因は、浴室中に漂う湿気です。

湿気はスマホのわずかな隙間から内部へと入り込み、電子部品を腐食させてしまいます。長時間、スマホをお風呂場に持ち込んでいればいるほど損傷は大きくなりがちです。動作不良や故障につながる恐れもあるので気をつけましょう。

3.内部結露の発生による故障

スマホをお風呂場に持ち込むと、持ち込んだ時やお風呂場から出た時に急激な温度変化による内部結露が発生しがちです。

内部で結露現象が起きてしまうと、内部の電子部品を傷めてしまい、故障や損傷につながるリスクが高まります。特に冷房を使う夏場や室温が下がりやすい冬場は、温度差によって結露現象が起きやすいので注意が必要です。

4.充電使用による感電

スマホをお風呂場に持ち込む際、長風呂したいからとモバイルバッテリーを持ち込んでいませんか。お風呂場で充電しながらスマホを使用する行為は、命を脅かすほどの危険が伴います。

実際、アメリカでは充電しながらスマホを使い、入浴していた少女が感電死した事故が報告されています。

充電中のスマホを自分が浸かっている湯船に水没させたり、湿気の影響を受けてしまったりすると、感電のリスクが高まり非常に危険です。充電器は絶対に持ち込まないようにしましょう。

お風呂でスマホを使いたい!安全に使う方法は?

お風呂でどうしてもスマホを使いたい人は、必ず防水グッズを活用して、安全面に配慮した状態で持ち込みましょう。

防水ケースに入れて持ち込む

最もポピュラーな方法は、スマホ用の防水ケースに入れて浴室に持ち込む方法です。しっかり密閉された防水ケースにスマホを入れることで、湿気の影響を受けにくく、水没してもすぐに湯船から取り出せば、多くの場合、異常をきたしません。

最近では、スマホを置いて使えるタイプや壁に取り付けて使えるタイプなど、さまざまな 防水ケースが販売されています。自分の入浴中のスマホの使い方に合わせて選びましょう。

防水機能付きのワイヤレススピーカーを活用

入浴中やシャワー中に、音楽やラジオを聴きたいという方は、防水機能付きのワイヤレススピーカーを活用する方法もおすすめです。

脱衣所にスマホを置いておき、浴室に置かれている防水機能付きのワイヤレススピーカーにBluetoothで繋げることで、湿気や水没のリスクを回避しながら音楽を楽しむことができますよ。

お風呂でスマホを使うときは防水アイテムを活用して

お風呂でスマホを使うときは、湿気や水没、また感電に気をつけて使用しなければいけません。今回紹介したように、防水ケースや防水機能付きのワイヤレススピーカーを活用し、安全に配慮した上で持ち込みましょう。

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