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夏にやってくるゲリラ豪雨!
昨今、夏になると酷暑や大型台風など、さまざまな自然災害が発生します。中でも注意したいのが、ゲリラ豪雨です。気温や台風情報は天気予報である程度の予測ができますが、ゲリラ豪雨は正確な時間や発生する確率が定かではありません。そのため、ゲリラ豪雨が来る前兆と身を守る対策を考えておく必要があります。
『ゲリラ雷雨がくる前兆』5選
ゲリラ豪雨がくる前兆には、以下のような特徴がみられやすいです。
1.冷たい風が吹いてくる
今までうだるような暑さで風が吹いても熱風だったのに、なぜか急に冷たくて涼しい風が吹いてきた場合、ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲が間近に迫っている可能性が非常に高いです。涼しい風が吹いてラッキーと思うかもしれませんが、急に冷風が吹いてきたときは注意しなければなりません。
2.急に暗くなる
ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲がやってくると、昼間の一番明るい時間帯でも急に暗くなります。屋内の場合電気をつけるか悩むほど急に暗くなり、青空が一切見えなくなったら、急にザーッと強い雨が降り始めることが多いです。
3.雷の音が聞こえてくる
どこからともなく雷の音がしてくるときは、ゲリラ豪雨の元凶である積乱雲が接近しているのかもしれません。遠くの雷の音だからと油断していると、想像よりもはやい速度で積乱雲が接近してきてゲリラ豪雨に遭遇する可能性があります。
4.お天気アプリなどで雨雲情報が入る
昨今のお天気アプリや天気に関する速報は、非常に精度が高くなりつつあります。外れることもありますが、雨雲を感知して情報を発信しているので軽視するのはNG。急な雷雨に供えるための、大切な情報源になります。
5.どこからともなく、ザーッという強い雨音が聞こえてくる
どこからともなく滝のような雨が降るときに聞こえる”ザーッ”という音がしてきている場合、急いで屋内に避難しましょう。ゲリラ豪雨の雨がすぐそこまで近づいてきています。遠くからでも感知できる音の雨ということは、雨量もかなり多いことが想像できます。庭仕事などですぐに屋内に避難できる場合は、可能な限り素早く避難してください。
どう身を守るべき?取るべき行動と対策を解説
ゲリラ豪雨から身を守るためには、以下の方法があります。
- ハザードマップを確認し、自宅と職場両方の避難先を知っておく
- 出先の場合、できるだけ早く屋内に避難する
- 川が近い場合は、絶対に近寄らない…興味本位で水位を確認しに行かない
- 避難警報が出たら、災害用持ち出し袋などを持って速やかに避難する
- 避難するときは長くつを履いて足元を守り、できれば雨合羽を着用して濡れないよう注意するなど
地下に避難すれば大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、想像を超える雨量だった場合地下だと浸水する可能性があります。河川が氾濫しないか確認しに行って、そのまま川に流されることも少なくありません。住んでいる地域の防災無線やテレビの情報などに注意し、避難が必要な際は素早く身の安全を確保できる行動を取ってください。
まとめ
ゲリラ豪雨は、日本であればどこでも起きる可能性があります。自分が住んでいる場所は関係ないと思うのではなく、万が一の事態を想定して準備を整えておくと安心です。