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同じ部屋にいるのに…暑がりと寒がりで体感温度が異なる
設定温度が同じ部屋にいるのに、暑く感じる人がいる一方寒さを感じる人もいる。こうなると、エアコンの温度をどのように設定すべきか悩みますよね。基本的に夏の室内温度は、暑がりな人に合わせるべきとされています。しかし、寒がりな人にとっては苦痛かも…。
暑がりな人と寒がりな人、双方が体調を崩さず快適に過ごすためには、室内でできる工夫を実践してみるのが有効です。
暑がりな人と寒がりな人が『エアコンが効いた部屋で一緒に過ごす』工夫
暑がりな人と寒がりな人がエアコンが効いた同じ室温の中でも快適に過ごすための工夫は、以下のものがあります。
暑がりな人がすべき工夫
暑がりな人がすべき工夫は、以下のものが挙げられます。
- 冷房や扇風機の風が当たる位置に座る
- 自分だけに風が当たるような工夫を施す…小型扇風機を自分だけに当てるなど
- 接触冷感素材の洋服を着用する
- できるだけ薄着で過ごす
- 窓際や出入り口など、冷気が逃げやすい場所には座らない
暑いからといってエアコンの設定温度を自分好みの状態になるよう下げてしまうと、同室にいる寒がりな人が同じ部屋で過ごせなくなってしまいます。無理をして同室で過ごした場合、風邪をひくなど体調不良を起こす原因にもつながるので、注意してください。
また、外気温と室内温度の設定温度が開けば開くほど、電気代が高くなります。そのため、暑さを感じるからと設定温度を下げ続けてしまった場合、翌月の電気代請求額が驚くほど高くなってしまうこともあるので要注意!
まずは、自分が涼しいと感じられる環境を整えることから始めましょう。座る位置に注意し、扇風機の冷風がほかの人に当たらず、冷房の風をうまく取り込みやすい場所に座ってみてください。
寒がりな人がすべき工夫
寒がりな人がすべき工夫は、以下のものがあります。
- 冷房の風が当たらない場所に座る
- 一枚羽織るものを持っておく
- 窓辺の少し温度が高い場所に座る
- 白湯など、体の内側が温まるものを摂取するなど
暑がりな人と同じように、自分の過ごしやすい体感温度にエアコンの設定温度をいじると、暑がりな人は快適に過ごせなくなります。熱中症などにかかる恐れもあるので、基本的にエアコンの設定温度はいじらないようにしましょう。
風が当たって特に寒いと感じやすい腕や足をカバーするために、カーディガンやひざ掛けなどを持っておくと安心です。体の内側を温めるための飲食物も、身近にあると手軽に摂取できます。風が当たらない位置に座るだけでも、かなり快適に過ごしやすくなりますよ。
窓際に座る場合は、紫外線に注意してください。レースカーテンだけしか引いていない場合は、紫外線を浴びやすくなるので、日焼けするかもしれません。
まとめ
暑がりな人と寒がりな人が、同じ設定気温の部屋で快適に過ごすための工夫は、複数あります。難しいものではないので、自宅でぜひ試してみてください。