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家の中に入ってくると厄介なカメムシ!発生時期はいつ?
刺激を与えると、くさいにおいを出すカメムシ!なんと越冬するので、4月くらいの温かな気候になったら目を覚まし、卵を産んで繁殖して夏ごろに成虫がたくさん出てきます。越冬するということは、暖冬だったり気温が高い状態が長く続くと、冬でも餌を食べに出てくる可能性が高いです。
カメムシをみつけたときにやってはいけないこと4選
カメムシをみつけたときにやってはいけないこととは、以下のものがあります。
1.追い回す
カメムシにむやみに刺激を与えると、外敵から襲われたと感じて強い独特のニオイを発生させます。なんとも言えないニオイで、しかも強烈なので、室内に立ち込めるとニオイ消しに時間がかかるかもしれません。
特に虫嫌いな人や、カメムシがくさいとわかっていない小さな子ども、無邪気なペットなどは追い回して刺激を与えることがあるので注意しましょう。
2.叩くなど強い刺激を与える
カメムシをみつけると、ゴキブリと同じように打撃を加えて処分しようとする人もいます。前述通り、カメムシは衝撃を与えると強烈なニオイを出すため、強い刺激を与えるのはNG。叩いて処分するのではなく、専用のスプレーなどを使用するとニオイの発生を抑えやすくなります。
3.掃除機で吸う
ゴキブリと同じように、掃除機で吸って処分しようとする人もいます。
- 刺激を与える行為なので、ニオイが出る
- 掃除機のダストボックス内で息絶えることは少なく、人が少ない夜間などになったらホースを伝って再度室内にカメムシが出現する可能性がある
人間にとっては掃除機で吸った不潔なごみでも、カメムシにとってはそうでもないことも多いです。ホコリがクッションになってダストボックスにカメムシが入っても衝撃を緩和し、絶命せずホースを利用して再度室内に出現することもあります。
4.放置したり、人に投げつける
カメムシを放置していると、言わずもがな室内を飛び回ります。食事の中に落ちたり、寝ている人の顔の上に落ちてくる、羽音がうるさいなどの困った事態を招くので、放置すべきではありません。越冬するので、冬の室内はカメムシにとって非常に好都合な場です。
また、めったにあることではありませんが、カメムシはパニックになったときなど人を刺すことがあります。面白半分に捕まえたカメムシを人に投げつけると、皮膚に毒針を刺されて炎症が起きる可能性もあるので要注意!
家の中にカメムシが入ってきたときの対処法
家の中にカメムシが入ってきたときは、以下のような方法で外に出しましょう。
- カメムシを刺激しないよう、紙などに乗せて外に出す
- 服やカーテンについているときは、外に出してカメムシだけを逃がす
- 窓辺にいる場合は窓を開け、紙などでカメムシを囲って行動範囲を徐々に狭め、外に誘導
まずは、刺激しないよう注意しましょう。カメムシは基本的に好戦的な虫ではないので、積極的に人間に危害を加えることはありません。ニオイとカメムシの性格を加味し、できるだけそっと外に出してあげてください。
まとめ
カメムシは、春を過ぎたころから見かけることが多くなる虫です。家の中に侵入してきたとき、焦って対処するとくさい臭いを出すので、焦らず冷静に刺激を与えないよう追い出しましょう。