梅雨が来る前にやるべき準備リスト9選!カビ・湿気・体調トラブルに備えよう

梅雨入り後に慌てないためには、事前準備が鍵を握ります。カビや湿気の対策から健康管理まで、見逃しがちなポイントを丁寧に押さえて快適に梅雨を乗り切るための方法をご紹介します。

梅雨は湿気やカビとの戦い!

空を見上げる女性

梅雨になると気温や湿度がぐっと上がり、室内がジメジメと不快な状態になりやすくなります。そのまま放置しておくとカビが繁殖したり、体調を崩したりすることもあります。だからこそ、梅雨が来る前に湿気やカビに対する準備が大切です。

梅雨が来る前にやっておきたい準備リスト

雨が降っている道

梅雨に入ってからでは思うように進まないことばかりです。今のうちにしっかりと準備を整えましょう。

①家のカビを防ごう!

梅雨になると雨の日が多く、部屋の湿度が70%を超えることも増え、カビが急激に増えやすくなります。カビが特に好む環境は温度が25〜30度、湿度が70%以上の場所です。リビングだけでなく、寝室、浴室、エアコン、洗濯機の中までカビが繁殖します。

晴れた日を利用して窓を開け、家全体を換気しましょう。クローゼットや押し入れなど風通しが悪い場所も忘れずに。さらに、カビ防止スプレーをカビが出やすい場所(特に浴室や洗濯槽)に使用しておくと安心です。

②除湿器やサーキュレーターを活用しよう

梅雨の湿気対策には除湿器が便利です。除湿器を選ぶときは、電気代が安いかどうかの目安となる「COP」という値に注目しましょう。COPの数値が高いほど電気代が節約できます。

除湿器がない場合や節約したい場合は、エアコンのドライ運転やサーキュレーターの活用も効果的です。エアコンのドライ機能は冷房よりも電気代がかかりにくく、部屋の湿気を減らすことができます。サーキュレーターで室内の空気を動かすと、湿気がこもるのを防ぎます。

③エアコンを掃除して快適に使おう

梅雨や夏になるとエアコン業者への依頼が増え、予約が取りにくくなります。エアコンはカビが生えやすいため、放置すると健康にも良くありません。

自分で簡単にできることとして、フィルター掃除は2週間に1回が目安です。掃除機やブラシでホコリを落とし、陰干ししてしっかり乾かしましょう。ニオイが気になる場合は、早めにプロにクリーニングを依頼しておくと安心です。

④寝具や衣類を梅雨仕様に入れ替えよう

冬の間に使った毛布や掛け布団は、汗や皮脂をたくさん吸っています。そのまま収納すると、ダニやカビの原因になります。寝具は梅雨前に洗濯し、布団乾燥機を使って高温(50度以上)で30分〜2時間かけるとダニ対策にも効果的です。

衣替えも梅雨前の晴れた日に済ませ、冬服を洗って収納しましょう。クローゼットや衣装ケースに除湿剤やシリカゲルを入れると、湿気を抑えて衣類を守れます。

⑤雨具をチェックして準備しよう

梅雨に入って慌てて傘やレインコートを買おうと思っても、気に入った商品が売り切れということも少なくありません。今ある雨具を事前に点検し、破れや汚れ、サビなどがないか確認しましょう。

長傘は家族人数分に加えて、急な来客用に1〜2本用意しておくと安心です。折りたたみ傘やレインブーツも汚れや劣化があれば買い替えを考えてみてください。撥水スプレーをかけておくと水はじきが良くなり、雨の日の外出が快適になります。

⑥窓の結露を防ごう

梅雨時期は室内と外気の気温差で結露が発生しやすくなります。結露を放置すると窓枠やカーテンにカビが生えやすくなります。特に夜から朝にかけて発生する結露は、その日のうちに拭き取りましょう。

窓に貼る断熱シートを使うと、結露を大幅に減らせます。また結露取りワイパーを窓際に常備しておけば、毎日のケアが楽になります。

⑦食材を整理して食中毒を防ごう

梅雨は気温と湿度が高く、食中毒の原因となる細菌が増えやすい季節です。冷蔵庫内の温度は4度以下が理想的ですが、開閉を頻繁にすると内部の温度が上がりやすくなります。

梅雨前に冷蔵庫を掃除し、賞味期限切れの食材や傷んだ食べ物を整理しましょう。食材を扱う際は、「細菌をつけない」「増やさない」「しっかり加熱する」を徹底してください。

⑧洗濯機を掃除し、部屋干し環境を整えよう

洗濯機の中は見えないところでカビが繁殖しやすい場所です。衣類の臭いの原因にもなるため、梅雨前に洗濯槽クリーナーを使ってきれいに掃除しておきましょう。月に一度のペースで行うと効果的です。

また、梅雨時期は洗濯物が乾きにくく、部屋干しが増えます。扇風機やサーキュレーターを使って洗濯物に風を当てることで、早く乾き、臭いの防止にもなります。部屋干し専用のハンガーを活用するとさらに効果的です。

⑨梅雨時期の体調管理も忘れずに

梅雨は低気圧の影響で頭痛やだるさなど体調を崩す人が多くなります。スマートフォンの気象病アプリを使えば、気圧変化を予測して早めに対処できます。頭痛を感じやすい場合は耳を回したり、肩や首をストレッチしたりすると改善することがあります。

また、湿気が多いと知らず知らずのうちに体が疲れやすくなります。十分な睡眠を取り、水分補給もしっかりして体調を整えてください。

まとめ

梅雨は何かと気分が沈みがちですが、見方を変えれば室内で過ごす時間を有効に使える季節でもあります。普段できない整理整頓や読書、映画鑑賞などのインドアな趣味を楽しむチャンスです。梅雨入り前の準備を整えて、雨の日ならではの時間の過ごし方を工夫してみましょう。ちょっとした楽しみを見つけることで、憂鬱な気分が和らぎ、充実した日々を送ることができますよ。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る