『白アリがいる家』に共通している特徴6選 早めに対策を実施して家を守ろう

白アリ

白アリは、大切な家をかじってしまいます。家の劣化を早め、歪みの発生などにもつながるので軽視すべきではありません。白アリが侵入している家に見られやすい特徴をまとめているので、ぜひチェックしておきましょう。普段からできる白アリ対策もまとめているので、頃合いを見て実践し、白アリが侵入しにくい環境を整えましょう。

白アリが出やすい時期とは

白アリは、家を食い荒らしてダメにしてしまう恐ろしい昆虫です。一般的には5~7月ごろに見られるとされていますが、実は1年中発生する可能性があります。一匹は小さいですが、集団で家に侵入し、壁などを食い荒らしてしまいます。

そこで知っておきたいのが、白アリがいる家の特徴です。

『白アリがいる家』に共通している特徴6選

白アリ 家

白アリがいる家には、以下のような特徴がみられやすい傾向があります。

1.床がきしむ・柔らかくなっている

床のきしみや柔らかさを感じる場合、白アリが侵入している可能性があります。

  • ある特定の箇所に床がきしむ
  • 床を踏んだとき、ふかふかと柔らかい状態になっている

床に穴が開いてしまってからでは、白アリがほかの箇所も食い荒らしている可能性が高いです。異変を感じたら、すぐに対処し始めましょう。

2.ドアや雨戸が締めづらい

白アリが家の壁などを食い荒らしている場合、家にゆがみが生じ始めます。家が歪んだ結果、ドアに不調が出ることも多いです。

  • 開け閉めしにくくなる
  • 油を刺したのに、スムーズにスライドしない
  • ドアや窓の枠と扉部分が擦れる
  • ドアが閉まらないなど

家のゆがみやサッシ周辺に異変が出ている可能性が高いときに見られる変化の一種なので、そのままにしておくのは危険!

3.壁や柱が変色している

家の壁や柱が変色している場合、変色箇所が白アリによって浸食されている可能性が高いです。特に湿気がこもりやすい浴室などに見られやすい変化で、白アリは湿気を好むので浸食も早くなりやすいです。

4.壁や柱を叩くと、空洞音がする

壁や柱を叩いたときに、コンコンと中身が空洞になっている音がするときも、白アリが浸食している可能性があります。他の箇所を叩いてみて、明らかに音が違う場合は、白アリが発生しているかもしれません。早めに対処しましょう。

5.家の中に羽アリがいる

家の中に羽が生えたアリをみつけた場合、集団で羽アリが飛んできて家をむしばんでいる可能性があります。種類によって異なるので一概には言えませんが、羽があるアリが玄関や家の中、庭先などにたくさんいる場合は、羽アリが侵入している可能性を疑いましょう。

6.屋内に木くずやフンが落ちている

屋内に見覚えのない木くずやフンは落ちているとなると、既に白アリが家の一部を食い荒らしているかもしれません。木くずやフンは、わかりやすい異変の一種なので、見落とさないようにしましょう。

白アリ対策で実践すべきこと

自宅でできる白アリ対策は、以下のものがあります。

  • 家の隙間を補強する…コンクリート部分なども含めて補強する
  • 既に食われた箇所は、穴を埋めて補強
  • 床下の通気性をよくする

薬剤による白アリ対策は、専門業者に任せた方が確実です。専門業者が施す白アリ対策は5年ほど効果が期待できるので、定期的に専門業者に依頼して薬剤散布をしてもらいましょう。そのほか自力でできる対策は、頃合いを見て実施してみてください。

まとめ

白アリは、どんな家庭でも発生する可能性があります。そのため、普段からできる対策を実施しておくことが重要です。白アリが侵入している家の特徴を把握し、白アリがいる可能性がある場合は迅速に対応しましょう。

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