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中古車を買うのは危険?デメリットは?
車の購入を検討する際、新車の販売金額の高さを見て「中古車にしよう」と考える人は多くいます。しかし、中古車の購入を検討し始めると、新車に比べて不安を感じることもあるでしょう。
- 正確なコンディションを見極めにくい
- 年式が古い車種はメンテナンス費用が高い
- 保証期間が短い
- 新車に比べると燃費が悪い傾向にある
中古車を購入する際に考えられるデメリットとして、以上の点が挙げられます。
やはり新車に比べると、すでに乗り古されていることや、車種によっては燃費が悪く、メンテナンス費用も高くかかるなど、維持費が高額になりやすい点も懸念材料となりがちです。
10年落ちの中古車も走行可能!しかし注意点も…
10年落ちの中古車も市場では販売されているため、もちろん走行可能です。販売価格も安く、初期費用を抑えられるので、予算が低い人でも購入しやすいでしょう。
しかし、10年落ちの中古車は、経年劣化による不具合や外装の傷、凹み、さらに修理歴によっては安全性に不安が残る車もあります。
こうした”悪い”中古車を誤って選んでしまわないためにも、中古車を買うときは隅々までよく確認し、必要な情報を中古車販売店から聞いておきましょう。
中古車を買うときに絶対チェックすべき5つの項目
中古車を買うときは、ここで紹介する情報を必ずチェックしてください。
1.外装や内装
まず最初に確認しやすい部分が外装、そして車内の内装です。
車の近くまで行き、ボディに傷や凹みがないか隅々まで確認してください。近くだけでなく、少し離れた場所から見ると、日光が当たり、近くでは見逃していた傷や凹みが浮いて見えることもあるので、いろんな距離や角度から観察しましょう。
続いて内装です。傷やシミ、擦れた跡や日焼け跡、シートのほつれ具合や実際に座ってみた感触なども確かめてください。
2.車の機能の動作具合
外装や内装をチェックした後は、車の機能の動作性をチェックします。エンジンをかけたときに、異音や異臭などの異変が生じていないか、電気系統に不具合は生じていないかなどを確認しましょう。
店舗によっては試乗させてくれるところも多いので、可能であればご希望の車を試乗して、運転中に不具合が生じないかどうかも確認しておくと安心です。
3.保証内容
中古車を購入する際は、保証内容や保証期間、保証範囲などを確認することも大事です。もしも購入後に不具合が生じた場合、どの部品ならば修理や保証が生じるのか、いつまでならば保証してもらえるのかなどを細かく把握しておきましょう。
また、保証対象だけでなく、保証対象外となる部分もきちんと確認してください。全てをよく読み込んでおくことで、後から「これは保証されないの?」と後悔するリスクが下がります。
4.修復歴の有無や修理内容
中古車は以前に他のドライバーが運転していた車です。そのため、運転の仕方によっては修復歴を持つ車もあります。
修復歴の有無は必ず確認し、修復歴がある場合はなぜ修復が必要になったのか、どのようなトラブルが起きたのか、そしてどのように修理されていて現在の状態に問題がないのかを確認しましょう。
特に水没など水に関わるトラブルによって修復歴がある場合、電気系統にトラブルが発生するリスクが懸念されます。水没歴のある中古車には注意しましょう。
5.諸費用の内訳や車検の残り期間
中古車を購入する際は、最終的な見積もり金額が提示されます。その際に、費用の内訳を細かく確認し、どのような内容が含まれているのか、また見積もりで出された金額以外に、どのような諸費用がかかるのかなど、店舗側に尋ねましょう。
費用の見積もりに含まれる内訳は、店舗によって大きく異なるので、場合によっては「実は見積りで出された諸費用以外にもたくさん費用が必要だった」というトラブルが発生するケースもあります。
また、購入する中古車の車検の残り期間も確認してください。次の車検までの期間が短いと、車を購入してからすぐに車検費用がかかってしまうので、なるべく車検までの期間が長い車を選ぶことをお勧めします。
中古車を買うときは動作や契約内容など細かい部分まで確認を
いかがでしたか。中古車を買うときは、外装や内装、動作性や契約内容、修復歴など細かい部分までしっかり確認することが大切です。せっかく大切な愛車となるので、安全で状態の良い中古車を見極めて購入しましょう。