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原付バイクの危険運転は大事故の原因につながる
原付バイクは、普通免許を取得すると自然と免許が取得できます。また、16歳から免許取得可能で、学科と適性試験のみなので最短1日で免許が取得できるのも、大きな魅力のひとつです。しかし、原付バイクの運転方法を間違ってしまうと、周囲を巻き込んだ大きな事故を起こす原因につながります。
原付バイクがしがちな『危険な運転方法』4選
原付バイクがしがちな危険な運転方法は、以下のものがあります。
1.ふらふら走行
原付バイクは、普通乗用車ほどの速度が出ません。一種免許の場合は30km、二種免許の場合は60kmが最高速度となっています。そのため、車の前にいきなり飛び出したり、ふらふらと道路の真ん中を走行するのは非常に危険!
車がよけてくれるだろうと蛇行運転していると、よけきれず接触することもあります。また、油断して運転していると、子どもの飛び出しなどに対処できず交通事故を起こす恐れもあります。
2.サンダルを履いて乗る
サンダルは、靴のようにかかとが安定している履物ではありません。そのため、運転中に脱げて道路上などに転がり落ちてしまう恐れがあります。通行人に当たってけがを負わせたり、後続車の邪魔になることもあるので注意しましょう。
サンダルを履いて原付バイクを運転した場合、安全運転義務違反で2点減点となります。
3.積載オーバーの状態で走行
排気量50cc以下の原付バイクは、30kg未満のものしか積載できません。また、積載装置の長さは+30cmまで、積載物の幅は装置の幅+15cmまでとなります。積載物の長さは、地面から2m以内までとしており、これをオーバーすると法律違反になり減点1点の措置となるので気を付けましょう。
4.ハンドルにものをぶら下げて走行する
原付バイクのハンドルに、袋などをぶら下げて運転するのはNGです。安定感がなくなり、事故を起こしやすくなります。曲がり角を曲がり切れず壁などに衝突するような事故や、バランスを崩して転倒することもあるので要注意!
こちらの行動は、乗車積載法法違反に当たり1点の減点措置となります。
安全に走るコツとは?
原付バイクを安全に乗るコツは、以下のものがあります。
- 積載物の重さや長さなどには、十分注意する
- ハンドル部分にものをかけず、かごに入れる
- たくさんものを載せな
- ふらふら走行は絶対にしない
基本的な道路交通法は、厳守すべきです。道路標識は、車だけのものではありません。原付バイクも厳守すべきものなので、他人事としてとらえた運転をするのはNG。特にノーヘルメットや2人乗りなどは、非常に危険な行動です。自分だけは大丈夫と思わず、道路交通法を守って安全運転を心がけましょう。
まとめ
原付バイクの運転方法によって、危険な事故が起きることがあります。どのような運転が危険であるかを把握し、正しい方法で原付バイクを運転しましょう。